皆さま、暮れも押し迫り、お忙しくしていらっしゃることと思います。
今年1年、本当にありがとうございました。
昨夜、今年の締めに銀座に出かけたんですよ。有楽町のカフェで、いろいろ情報を頂く方と
お茶をしまして、
それから東銀座へ歩いたんですのね。そしたら・・・・
お、日の丸が!?
銀座4丁目は和光の前です。真新しく、さっぱりと清潔な日の丸。
15メートル間隔ぐらいに、連なる日の丸が、お正月を待っています。
わお、ツインだわ!
心が浮き立って歩くうち、ふと目に止まった中年男女のグループ。ん?
日本人じゃないな、とセンサーがスイッチオン。
すれ違うとき、聞こえて来たのは案の定、中国語。はずんでいた心が、
一瞬しぼみます。
彼らに罪はないけれど。それにしても、多いのだもの。
どこへ出かけても飛び交っている中国語。彼らが、というより彼らの国が
日本を好きでいてくれるなら、何も抵抗感はないのだけど。
侵略の二文字が頭に明滅して、身構えてしまう。
日本を毀損するための数々の嘘に感情が泡立つ。
過剰反応ではなく、それなりに理由がありますでしょ?
外国人の排斥とは違います。台湾の方々だったら、ようこそ、ありがとう♪
と握手したいくらいなのだから。
東銀座で飲みながらご飯をいただいて、次に銀座7丁目の酒場へ。
ビルのほとんどが、酒場で占められてるようなところ。
エレベーターの前には列ができ、同行の人が「バブル時代の再来みたいだ」と呟きます。
お客を送りに来た銀座の
美しいおねーさんたちと待つことしばし、日本人は整然と譲り合いながら
エレベーターに乗り、和気あいあい。
んも〜やっぱ、日本人でしょ、いいでしょ、日本人どうしって、寛げるでしょ。
酒場には、戦後数年後から銀座を根城に働いていらっしゃるという
80歳代の現役バーテンダーがいらして
その方が海軍のご出身。「そりゃあ、もう半端ないですよ」と海軍時代を語ります。
「朝飯を一緒にした友達が夜には
もう死体なんだもの」凄まじかった現実が語られます。
目の前で爆弾でお腹が裂けて内臓が・・・とか。
友をたくさん失われたけれど、その代わりそこを生き延びた方々は、
今でも皆さんご存命で、ボケた人皆無で、「海軍で鍛えてるからね」ということでした。
このお店から合流した政治家志望の人たちと、お話に聞き入ります。
京都出身のママさんも70歳で、
抑えた色目に雪輪の模様の和服、さくっといかにも
自然に着こなされていて見とれていたら、袖口からちらっとこぼれる緋色は
長襦袢で、
小さな桜の総模様。
表に地味な雪輪、内にひっそりと
桜を浮かせた緋色。おお、ニッポン。いいなぁ。お店に来るまでは、
ラフな洋装でお店の洗面所でさくさくっと、
和服に着替えられるのだそうな、
すごっ。さぞかし手は自然に動いてお太鼓まで結ばれてしまうのでしょう。
「全身を写す鏡がないので、裾の着丈の調節は勘なんですけど」
とおっしゃるのだけど、寸分の狂いもなく見事。
仕立てはシンプルの極地なのに、着付けにこれだけ技術のいる衣服って
世界でも随一でしょ。
和服が第一等の儀礼服にもなり得るゆえんです。
ぴちっとした白足袋もきりりと白く。いやはや、ニッポン。
和服では背筋も伸びます。
着て欲しいなあ、もっと和服。日本人の民族服。
元海軍のバーテンダーさんが韓国の若者を褒めるのが、
ちょっと心外で、お話をうかがったら、
「やっぱりね、兵役があるから背筋が伸びている。
日本の若者が戦ったら彼らには負ける」・・・・何も言い返せませんでした。
電車内でも、
若者が高齢者用の座席に案内してくれるのだとか。
「日本人だと解っていてのことですか?」とうかがったら、そうだとのこと。
・・・・普段から、韓国と韓国人を罵り倒しているべべこですが、繰り返し述べているように、
それは個々の韓国人に対して
言っていることではなく総体としての民族、総体としての国家のメンタリティ、
姿勢に対してです。在日の人々に対しても、同じくです。
日本人の誰よりも、美味しく和食を作り、オニギリを握る人を知っています。
だからと言って・・・・、という話なのですけれど。まったく油断はしていませんし、
総体としての彼らが日本や日本人に仕掛けている卑劣は許しません。
ただ・・・記事でも取り上げたことがあるように、
道理をわきまえた一部の人達はいる。
潜在的にはもっといると思います。
でも真実を語り、親日であることが絶対に許されない国。そこに問題があります。
延々と解決の緒(いとぐち)が見えない日韓問題であるけれど、
日本人とわかっていても高齢者は丁重に扱う韓国の
若者の話を聞いたりすると、
僅かばかりの希望を抱かぬではありません。
まずは教育を。事実を教える教科書を。そこに至る日々は
絶望的に遠いとは思いつつも。
日本側からの根気のいい発信は
本当に必要です。
では皆さま、どうぞよいお年をお迎えくださいませ。
来年は更に真実に気づく日本人が増えて、前に進める年でありますように。