太平洋戦争を知らない大学生がいる!?
日本人の精神性は理念ではなくセンチメントである(と喝破したのは石原慎太郎都知事)
厄介な日本人独特の厄介なセンチメントを抑えこむだけの理念(言葉)を発する政治家がいない。
慎太郎さんのこのシリーズは何度か見たことがありますが、これは初見でした。六本木のスターズアンドストライプ紙(星条旗新聞)の社屋の地下は傍受組織であるというくだりなど、新鮮な驚きでした。アメリカ大使官邸の屋根に何本も突き立っているアンテナの正体など。
いや、日本はアメリカに飼い慣らされて「無邪気」です。
一定レベル以上の地震や津波を敢えて想定せず・・・いや故意に無視して作ってしまった日本の原子力発電所。人災と言われるゆえんです。技術がないわけではなく、本来核の平和利用技術に関しては世界一。今回の事故は技術ではなく管理の欠如。
動画は「ながら」で聴けますから、よろしければどうぞ。
石原慎太郎都知事と岡田武史氏の対談〜男は黙って勝負する〜3/5
ドイツが受け入れなかった「無条件降伏」。ドイツは主張した、自主憲法を作ることと教育の自主性。日本は双方、失った。
日本を腰抜けにするための、ありとあらゆる政策を考えぬいてかかって来たアメリカ。
石原都知事がシンプルに喝破するTPPの本質。
日本にとってアメリカの存在は諸刃の剣です。
防衛という意味では必要だし、かといって
相手も友情で接して来るわけではない。
友情は皆無ではないが、国益が最優先で
それに触れるとあらば日本など斬って捨てる。
当然ですけどね、一国の外交上の価値観はそんなものです。
アメリカはさして普天間にこだわっているわけではない。むしろ台湾。
ファーストクラスに乗る連中は皆、盗聴するアメリカ。とにかく情報を漁る。← 一国の姿勢としては正しいですね。日本が異常なんです。自ら手を上げて無料で情報開示に踏み切る福岡市長など、これはもう病院レベルの愚かさでしょうよ、アメリカ水準(世界常識でもあり)から見たら。
日米の経済関係。アメリカは戦争を宣言した、クリントンの時代に。戦争は終わってはいない、という事実。日本とドイツを叩くという、悪びれることのないアメリカのスタンス。
日本が世界でも類例のないお人好しなんです。もともと性善なる民族ですが、無知無関心に由来するお人好しは限りなくバカに近づく。そう仕向けたのもアメリカなので厄介です。
歴史をどのように捉えるか、史観が大切。教育に尽きる。(石原さん、うなりながらの述懐)
日本の核の平和利用は世界一。管理の問題だけ。それを脱原発とは・・・・。
日米同盟は功罪相半ばです。防衛という一国の一大事、最優先事項を他国に任せたばかりに日本人が総じてもの考える力を失くし、自立心を失い、依存心の強い権利意識ばかりが先行する未成熟な国民に成り下がってしまった、というのはべべこの私的意見ですが。日本人の質の低下は目を覆うばかりです。能力が低いのではない、資質の劣悪化です。これとて、そもそもの仕掛けはアメリカなのですから、まことにアメリカは諸刃の剣であり、政治外交上は常に大いなるアンビバレンツ(ambivalent。二律背反)であります。
以下も動画をやや離れてべべこの私見ですが、日本は自主憲法と国防軍を持つべきです。古今東西のあらゆる歴史を鑑みるに、武力以外で歴史が変わった試しはありません。歴史の転換点には必ず武力がある。また現代においても政治的発言権はその国の軍備に比例しています。したがって世界は武力によって結局動いている。戦争肯定でもない賛美でもない、いいも悪いもない、単にそれがこの世界の実相です。その実相から遊離して平和や核廃絶を叫ぶのは、それこそ論理ではなく安っぽい感情や情緒(センチメント)でしょう。
中国が核実験を何度もやって、放射能の雨が降って来るという風説が出回った時はあっけらかんとしていた日本人が今、短絡的に原発廃止を叫ぶ。これもまたセンチメントか。
核の技術は日本が優れている。要は「管理」の問題である。(事故調査委員会のレポート「人災」に絡んでくることですね)
被災地瓦礫の受け入れは日本人として当然のこと。単なるセンチメントで反対が来たら「黙れ」の一言でよい。
中国では防ぎきれないエネルギーとして暴動が起こる。常に犠牲になるのは農民。荒廃が進んでいる。中国自体がおかしくなって来る。今年が最後の共産党大会になるかもしれない。
べべこの個人意見としては、伐採した跡に木を植える発想がない国ですから、自然からのしっぺ返しも来ると思うんですね。砂漠化、大気汚染、食料汚染、渇水と水の汚染。あと、あの超巨大ダムの決壊がリアルに懸念されます。考えられない杜撰な工事をする国ですから。白頭山の大噴火は、数年前から相当高率の確度で中韓の科学者が言及していて、それが起これば中韓経済への痛打です。原発事故も、いざあれば日本の比ではないかもしれません。
参考過去記事 http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/d0d41529085b7736938bc1e661c5ba90
参考過去記事 http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/09a33de8ce06e9c97b0bd6253d880fad
(この記事の後半)
中国も分裂国家になったほうが幸せ。(これも斬新な・・・目からうろこの意見でした)
チベットの事情は酷い。文化を無視した中国の無知蒙昧、歴史の汚辱。ダライ・ラマから聞いた内実。
ウサマ・ビンラディンの次は金正日だ、ってことだったのかな・・・。
中国が崩壊したら日本もえらいことですが、石原氏いわく「いいじゃありませんか♪あはは」・・・ええ、いいです。不本意は耐えればいいだけのこと。受けて立とうぜ、中国崩壊。
李登輝氏の言う如く、華南、河北・・・モンゴルとか、小国家に分裂して存在すればよいのです。
しかし、それにしてもNHKは最近、あられもなく言語を絶する酷さだな、チベットをいかに平和に中国が統治しているか、融和政策であるかなどと大嘘かましましたからね、ドキュメントと銘打った「フィクション」を在日帰化の俳優にレポートさせた。(長江 天と地の大紀行)
参考過去記事 http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/09a33de8ce06e9c97b0bd6253d880fad
(この記事の前半)
話は石原氏の動画に戻りますが・・・指揮命令系統が壊れても、機能する日本人のメンタリティというのが興味深かったなあ・・・・。たとえばドイツはダメなんですよ。
それと、「クソ」がつくくらいバカに成り下がった日本人ではありますが、その能力はまだ一流、そして大震災の時に見せたまだ残っていたDNAの優秀さ。他者と比べてというごとき底浅きことではなく、本然的に持っている気高さの名残りでしょう。
【備考】菅沼 光弘(すがぬま みつひろ氏1936年 - )は、評論家。公安調査庁で調査第二部部長を務めた元公安調査官。