いかがわし　テレビ東京の　「週刊ニュース新書」

なにげなく　つけたテレビが　リモコンをいいかげんに
押したので　ふだんは　めったに見ない　テレビ東京で
たまたま報道番組。野田どじょうの話題だったので、
何となく見始めた矢先

司会の男・・・田勢康弘とかいう人が「我々ジャーナリストは反省しなきゃいかんのですが
総理というと必ず批判して来た。それが総理がくるくる変わることにも
つながる」

何だか、いやな予感・・・・

そしたら、民主党の藤井裕久さんが深く何度もうなずいて、


（拝見するたび「温顔の悪相」という言葉が脳裏をよぎる）

「そのとおり！だから野田総理に私もそう伝えたばかりなんです。批判は気にするな、
黙ってやれと」

はぁ？？？？？？？？？？？

野田佳彦と自民党の歴代総理を同じ地平線上に置くわけ？
ろくでもないのもいたけれど、鳩・菅・野田ほどの積極的売国・壊国はしたわけではなし。

これって、そういうすり替え作戦に出てきたってこと？

マスコミが総理だというと叩くのはよろしくない風潮である　→　だから総理が次々代わる　→　だから野田総理の批判はやめようぜ

ずいぶん、チープな三段論法ではないでしょうか。

司会の田勢さんも同意して「黙って見守りましょう」ふうレスポンス。
鳩山、菅の異常なまでの劣悪さはふだんは無関心な国民の目にさえ歴然としていたのに、
マスコミはつつくべきではなかったと、反省？


おまけに、藤井のお爺さん、衰えの激しい唇を震わせながら、

「日本には平和がもっとも必要です。経済成長よりも何よりも平和が必要です！」

司会の田勢さんも深く頷く。

はいぃ？

平和が最大重要事で基本だってことは誰もが百も承知。

しかし、平和平和と唱えていたって、平和と安全が手に入らないのが現在の国際情勢だって
ことは、もっと承知。

日本から様々な名目で大金をせしめながら、年々軍事費を増大させている
中国と韓国の存在は意図的にスルー？

今後も、貢ぎ続けて行く気かしら。

テレビ東京はましな局だと思っていたのに、スルっとこういう手合いが出る番組を
やらかすからなあ。

政治ジャーナリストで日本経済新聞客員コラムニストの田勢康弘を番組ホストに迎え、
「土曜日の昼に、“大人”のためのニュースショー」を謳い、土曜日のお昼前に見るテレビ番組がない大人向けのニーズを
満たすニュース番組を目指す。

あまりにも現実感の希薄な話題に、あたかも白日夢を見ているような番組でした。


日本経済新聞客員コラムニストの田勢康弘、ねぇ・・・

民主党のマニフェストを読んだことがあるのかしら。
鳩山、菅、野田と連なるラインの、ひょっとしたら野田が一番の確信犯かもしれない、
ということも見えないジャーナリスト？
いえ、野田の消費税の是非とは別に、野田の本質、それ以前に民主党の
本性が見えないの？　素朴に超不思議。

田勢康弘

1944年10月8日（67歳）
中国 黒竜江省生まれ