いきなり著者、宮崎貞行氏の「あとがき」に飛びます。
P366 (略)占領軍の価値観を植え込んだ憲法はいまだに改正されず、日本の国柄と固有の価値体系の議論は封じ込められ、企業の経営管理においても、欧米の手法が輸入され、無批判に試みられている。
政治家たちは国家の理想と気品を忘れ、腐敗と不道徳の泥海にどっぷり浸かって恥じるところがない。
敗戦による伝統文化への自信喪失と戦勝者への軽薄な迎合は、およそ百年続くと言われている。ほぼ三世代である。しかし、アングロサクソンの唱える「自由と平和と民主主義」の偽善性に国民が気がつきはじめ、その限界と欠点が世界的にも知られ始めている。
敗戦による伝統文化への自信喪失と戦勝者への軽薄な迎合は、およそ百年続く・・・・・あと30年間ですか・・・・・。
敗戦70年目にしてやっと、自虐史観の昏睡状態から目覚めつつあり、皇室のGHQ汚染に気付き始めている状態では、30年はそうなのかもしれません。
著書を抜粋紹介しながら、今上陛下皇后陛下そして皇太子への自ずと批判めく記述になっている点が、拙ブログにはありますがそれは著者の説くところとは無縁であり繰り返しますが、引用後の記述の文責はブログ主にあります。
宮崎氏は無関係です。
ただ・・・・・氏が説くところを見れば、現在の両陛下と皇太子の談話は無念ではなかろうかと、推察はされます。
宮崎氏と三上氏の思想の根幹を鑑みれば、皇后陛下のカトリシズムへの傾倒にも、批判的ではないのだろうか、とこれもまたブログ主の勝手な思い込みかもしれません。
P367 三上は、参究した古神道の存在論に基づき、人間は祖霊や神霊などとの交流の上に存在していることを明らかにし、その霊的体験から、祖霊や神霊などの神々もそれぞれの因縁を果たしつつ、適切な人々を得てこの世で動いていることを発見した。
神々にも位階はあります。人間の魂にも進化の段階があるように。
人は転生をしつつ、この世に生まれ魂を磨きつつ、果てしなき
終わりなき、進化の旅を歩いて参ります。
根本神という永遠に遠ざかる終着点を求めて。
なぜ遠ざかるのか。終点無く、果てしなく進化を続けるのが宇宙の実相
だからです。
神々も、ある高みから見れば未熟な存在であり、得意不得意分野を持ちつつ、それぞれの場で修行を重ねながら、更なる高みへの飛翔を試みる存在であり、時にはそのおごった心根から、位階を落とされることもあります。というより、自ら
宇宙の則により、落ちるだけなのですが。良いも悪いもありません。
法則通りに動いていくだけです。神とは本来、一神教が仮設した神のごとく、罰を与える存在ではありません。
宇宙の真理はもっと、懐が深いのです。仮説とした意味は、字義の通り、ローカル宗教なんだと思います、その当時のその地域を統括するにあたって必要な「支配者」だということで。それを世界規模での「唯一・絶対神」として仰ぎ、押し付けるから齟齬をきたすのだと思います。
砂漠で生まれる神は苛烈です。同じ太陽でも、あちらでは人を渇かせ殺します。
日本の太陽はアマテラスです。
以上もまた、著書に触発されて考えるブログ主の極めて主観に満ちた愚考であり些細な霊的体験に基づく、考察でしかなく著者には無関係です。
P367 また臨済禅の認識体験から、あらゆる宇宙の存在は個別であって同時に全体であるという全一観を導き、「異なりを認めて一つになる」という過程や企業、国家の全一的あり方を理想とした。
彼我の区別なく、一体でもあれば異体でもあるという神道の洞察です。
神の分け御霊が人間であるというのが古代神道の示すところであり、唯一神のように、裁き支配する神と、被支配者としての人間を壁が隔ててはいません。
たまたま「神道」という言葉を用いていますが、それは宗教という教義の枠にはめた使い方をしてはいません。その言葉が生まれる前にまで遡る、神へと至る道であり、随神(かんながら)です。
そして、宇宙の核には現時点で最高の進化を遂げた巨大な魂(霊=根本神=エネルギー=意識)が静かに呼吸、明滅していて、神々もその形と個性を変えた分波なのです。人間もまた。個性はまた時に欠点となり、弱点ともなります。
日本の神の概念は、「神は万能ではない」のです。人間と同じく、
さらなる高みを目指し永年に修行を続ける者。
「絶えざる動きと進化と変化」が宇宙の実相であるようにそこに、存在する霊もまた。
「たましい」を変換すると「霊」ともなります。
全てを備えた完璧な存在である不動の唯一神を説く宗教と、それを精神性の基幹に据えた西欧文明は行き詰まっています。打破するキーが古神道にあるかと思われます。
世界へ向けての発信を担われるのが天皇陛下。
そしておそらくそれは、秋篠宮から悠仁親王に繋がる系譜ではなかろうかと思われます。日本の精神と霊性の蘇りです。
実のところ、秋篠宮のご一家がいらっしゃるからまだ希望を先につないでいるようなものの、現在の内廷皇族方はもうだめだと思います。両陛下と皇太子とは(雅子妃は論外)日本が光を取り戻す夜明け前の、最も暗いところに住まわれているような気がしてならないのです。
随分酷い事を言っていますが、ここ数年皇室のことを考え、考察してきた集大成的短い一言は「夜明け前の暗さ」です。
申し上げるにはばかることながら、東宮ご一家には不成仏霊が余りにも一杯。
今上陛下にはゼロ。その左翼的発言にもかかわらず、祭祀は真面目におやりになられたことからでしょうか。
皇后陛下には残念ながら、稀に憑いておいでです。「稀に」というところから、
この方にも美質が長いこと、おありになったのかもしれません。しかし皇族の基軸に稀にでも、霊的不浄は由々しきこと。一般人ですら、未浄化霊が映り込む人は稀です。東宮ご一家はもはや思慮の外、自らがもはや魔界の住人でしょう。
お立場からして、その不徳と不心得が常人の数倍にもなって、因果となっているようです。
秋篠宮殿下とご一家の集うところ、龍神を始めとした高級霊の顕現がございます。霊眼の開けた者でなければ視えないのが残念です。
と言ってブログ主がさしたる霊眼の持ち主であるわけではなく、ただ
異次元の存在を「否定しない」者であるに過ぎません。
本来、誰にもある(霊的)視力である聴覚であり、嗅覚なのです。
否定さえしなければ、それらはいずれ作動します。
否定していなくても、潜在意識の頑固な思い込みで自ら回路を塞いで
いる場合もあります。
古代、民は等しく霊眼霊耳を備えていたかと想像します。
ちなみに、同じ誕生日の談話でも秋篠宮殿下の談話は心がこもり、お話の内容が具体的なのです。霊格が皇太子と比べ物にならないくらい高いのです。関心があれば比較してみてください。
いかに皇太子談話が、あたかも(左翼自虐史観)の誰かの作文を読み上げているかのように皮相で、浅いかが解るでしょう。
そして、誰に言わされているのか平和憲法護持を訴えるので韓国に
すぐさま利用されます。特亜に「使い勝手のいい」皇族におなりで、
それは日本と国民とを傷つけます。
YTNニュース(韓国語) 日本王室、'安倍軍事大国化'に相次いで牽制球時間
http://www.ytn.co.kr/_ln/0104_201502240511115705
【中央日報】日本皇太子「戦争の悲惨さを記憶し、日本の歴史を正しく伝えるべき」
http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1424666168/
日本王室が軍事大国化に熱を上げる安倍政権に相次いで牽制球を投げて注目されます。日王に続き王世子も戦争の惨禍を知らせて平和憲法を守るべきだと安倍総理に厳しい忠告を与えました。東京からチェ・ミョンシン特派員が報道します。
P367 三上の全一と大和を求める生命哲学は、完成しようとしたが果たせず、概論で終わってしまったが、これをもっと精緻な形で発展させ、内外に発信することができると思う。
それがあるいは、秋篠宮殿下でありなかんずく悠仁親王であり、そして未来の私たちである子どもたちではなかろうかと思っています。
いきなり「あとがき」に飛んだことで、ブログ主の主観に偏った本書の紹介は終了してもよろしいのですが、まだいくらか取りこぼした記述があるかと思います。
機会があれば、いずれ。
本書を読了された方の感想を待ちたいと思います。
秋篠宮に、高級霊顕現。
左側に埴輪の武将の如き守護の神霊。イメージとしてイラストを置いてみました。
神霊の顕現なさっているところ(と感じた箇所)、マルで囲みました。
秋篠宮殿下の至近に昭和天皇か? あるいは明治大帝? お出ましのようです。
と言ってもしょせん、ブログ主の思い込みによるものかもしれません。
上記の言説全てもそうですが、信じ過ぎないでください。
ただこれほど、神界の方々が映り込むというのは秋篠宮殿下も
祭祀を行うに十分な霊覚をお持ちでは・・・・と期待があります。
あと、清子様に高級霊と龍神様のご守護があるようにお見受けします。
伊勢神宮に入られる時、意図的にか自然にか解りませんが
真珠色に輝く結界を張っておいでのようです。
ただこれとて、ブログ主の思い込みによる幻視かもしれません。
皇后陛下のことを言挙げしましたが、秋篠宮殿下と伊勢神宮ご守護の
清子様を生されたことは大いなる功績でしょう。
複雑な神仕組みの一環でしょうか。恐れながら不徳も大だとそれは言わせて
頂きます。
天皇陛下の政治関与が禁止されているのは、憲法四条です。
「平和憲法護持発言」は、取りも直さず自民党と安倍政権批判であり、
憲法違反に抵触しかねません、とこれは厳しく申し上げておくべきでしょう。
第四条天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ、国政に関する権能を有しない。
「権能」をどう捉えるかでしょうか。単なる発言だからよろしいのか?
影響の深甚であることに思いを致すと「権能」の領域に近いのか。
いずれにしても憲法で「象徴」として規定された存在なのですから、
天皇皇后、皇太子そのいずれも政治発言はなりません。
しかもあろうことか、韓国や共産党、反日左翼の連中が歓迎する
発言など。
(あくまでも内廷皇族が、現行憲法に相反するような言動で平和憲法を言われる矛盾への言及であり、現憲法に賛成の立場ではありません)
秋篠宮殿下へと皇統がつらなり、悠仁天皇の誕生する時、日本も世界も平らに明るく収まるような気が致します。となるとやはり30年後以降なんでしょうかねぇ・・・・・。
でも突然幕を切って落とす如く状況が激変するわけではないので、
薄紙を剥ぐように状況好転と思ってもいいのかもしれません。
とりあえず東宮と東宮妃の悪質さが世にようよう知られつつあり、
今度は・・・・・・。それが浄化の第一歩であるでしょう。
全ては成るように成るでしょう。但し人事を尽くし神の御手の動くを
祈るべし。
追記 掌典長さえ心得ない、祭祀の秘儀の部分が一子相伝であることに、
大変憂慮を抱いていましたが、第一子に万一のことがあるのに備え、
秋篠宮殿下にも秘儀の伝授はされているのではないか、とふと
思い当たりました。
たぶん・・・・そう。心がいくらか平らになりました。
新版 秘儀の由来 ーー天皇とは何かーー
http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/5b4dc92c1da90c522cf58f6c36186d43
かたじけなさに涙こぼるる
http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/18a73f0ddb323660c7c59c49deabe83b
敷島の大和の国は 言霊(ことだま)の助くる国ぞ ま幸(さき)くありこそ 葦原(あしはら)の瑞穂(みづほ)の国は 神(かむ)ながら 言挙(ことあ)げせぬ国