本当に悪夢のような・・・。一川、田中と、ど素人防衛大臣が続いていて、日本でよく暴動が起こらぬものだと思うほど。たまたま、何もないだけで、それは僥倖に過ぎず、いったん事あれば現在の九条に縛られた日本の防衛体制とこれら木偶の坊の防衛大臣では、日本は一挙に潰え去ってしまいます。なぜ国民はかくも、無知でのんきになってしまったのか。GHQや日教組の教育のせいにしていいても、もうラチはあきません。真実を伝えること、伝え続けること。真実を知る日本人がひとりでも多く増えること。そこにしか、僅かな望みはもう残されていません。日本は今、滅びの道筋にあります。楽観的でありたいのですが、そう言わざるを得ません。
田中真紀子さんも地金が出ましたね。本当に国思う人なら、我が亭主の器のほどは知っているはず。泣いてすがっても、殴り倒しても辞めさせるべきです、防衛大臣の拝命など。
そんな絶望的気分の中、民主の泥人形大臣たちと打って変わって防衛のプロ中のプロたちのお話。胸がすきます。こういう人達がまだいてくださる限り、希望があります。
全てを見るのは困難でしょうが、いずれも見ていただきたい動画ばかり。要約的な文字起こしを試みてみました。
対談 石破茂と石原慎太郎 1/4
石原「今ほど国民が「この国は危ないな」と思っている時代はない、引き金は尖閣。
日本単独でも中国に勝てませんか?」
石破「無理ですね。特に制空権においては・・・、飛行機の性能は落ちている。パイロットの練度が高いだけ。
海上については、対潜水艦能力は強い。しかしトータルの制海権はない。ヘリコプター空母は持っているが、システムがない。飛行機が船を護衛するシステムがない」
石原「尖閣問題でアメリカは日本を守るか? ・・・守らない。守れない」
石破「最初から日米の取り決めで、日本でできることは日本でやれ。安全保障条約は自助。離島防衛は日本自身でやれということ。核兵器が要らないのだから。合衆国の戦争権限法を読むべき議会がダメといったらおしまい。ヒラリー国務長官が言ってもむだ」
石原「NATOと日米安保は違うことをなぜ識者は言わないのか」
石破「外務省も見て見ぬふり。日米安保を盲信するのは危険」
石原「国民は戦争権限法を知らねばならぬ。なんで自衛隊が尖閣に駐屯しないのか」
石破「あそこで訓練をしなさいな、海空が連携して。海と空の共同訓練をする」
石原「人が住んでいることが重要。なんで自衛隊を駐屯させ、人を住まわせないの」
石破「中国にご遠慮、と軍事的意味があるの? ってことです。海空の演習をやること」
石原「自分の国に住むのになんで、中国に遠慮するの」
石破「中国から何を言われようと、きちんと言い返せる知識と度胸が必要」
・・・・と、ここまでのやりとりでも著しく、疑問なのですが。自民党にしろ
民主党にしろなぜかくも中国に気兼ねしているのでしょう? 理由は二つでしょうか。
中国と出自的に、あるいは利害で密着した議員が中枢に居座っていること、それ以上に
しょせん核を持つ国と持たぬ国の発言権でしょうか。
尖閣に中国が乗り出してきたら、アメリカは助けてはくれません。そして日本はアメリカの救けなしに中国と闘う事はできません。・・・というごときことがこの回の結論かもしれません。
日米安保を盲信するなかれ。日米安保は対等なものではありません。
対談 石破茂と石原慎太郎 2/4
石破「訓練は突然、やらないとボロが見えないので実践力にならない」
石原「人間が乗らずに闘えるのか」
石破「「最終的に人間に判断がある・・・・。たまにしか作らないから優秀な戦闘機は出来ない」
石原「日本人の平和志向はセンチメント(感情、情緒、感傷)」
石破「論理ではない。核を持たないと云うこともセンチメント」
石原「日本人は目の前の現実より理念、センチメント」
対談 石破茂と石原慎太郎 3/4
石原「佐藤さん、日本は核を持ちたいんだと。沖縄の核の問題を侃々諤々の時、戦略的に日本に対するカバリングなんてあり得なかった。アメリカの日本に対する抑止力なんてない。なんで日本は核を持たないのかと言われた。コンピューターでシミュレーションをやるだけでもいい」
石破「NPT(核拡散防止条約)に入っちゃった。持っちゃったら持っちゃったほうが勝ちみたいなところがある。NPTを出たら(制裁で)日本の電気が4割減。日本の核を持たせたくない国はアメリカと中国。しかし核について思考停止になるのはだめだ。核はどんな時に使うか、どんな時に使わないか。核を持つべきだという論者ではないのだが・・・」
石原「核のシミュレーションをやるだけで違って来る。アメリカに抑止力があるかどうか検証すべき。核を搭載する巡航ミサイルを中国が一番嫌がる。韓国の軍隊はアメリカの下にある。日本人にとって知れば知るほど、不本意な状況にある」
石破「北朝鮮の問題が起こるたびに核の問題が出て、そのつどアメリカがすっ飛んできて大丈夫だという」
対談 石破茂と石原慎太郎 4/4
石破「日本はミサイルが一発飛んで来ないとわからないと言われるが、政治家が言ってはいけない」
石原「説明する前にアメリカに乳母日傘。敗戦を終戦と言い繕っている」
石破「集団的自衛権を使えない見返りとして、領土提供。アメリカに出て行けと言う人は、集団的自衛権を認めないといけない。自民党は選挙で集団的自衛権を明確に打ち出さないといけない」
石原「平和は犠牲を伴う。日本で高まった物欲、性欲、金銭欲。温泉、お笑い、グルメ。自己犠牲は絶対にやらない」
石破「政治家がそれをやらないでどうする。命かけて国を守るものがなんで最高の勲位を貰わないのだ。軍って自己犠牲だ。命かけて国守るものへの尊敬が必要だ。私は形式って大事だと思うんです。旗日に旗を掲げていますか? 子供の頃、旗を掲げるのは子どもの役目だった。建国記念日に神社にお参りして皇室を記念する・・・形式がまず大事」
石原「安易な平和、他力本願」
石破「奴隷の平和は望まない」
石原「広島の、過ちは繰り返しません、は主語が違う」
*原爆記念日に反戦詩を読み上げる吉永小百合さん。この方が反戦の主語としているのは何なのでしょうか? おそらくは善意の人で他意はないかとは思うのですが無知は罪。「文化人の皮をかぶった反日者」とまでは言いませんが、一度じっくり歴史を、とりわけ太平洋戦争の実相を学んでいただきたい方のお一人です。
http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/bdd447a8eb66a44e77b8c36bd5b2f2e3 (べべこ過去記事 「すり替え」)
http://yohkan.iza.ne.jp/blog/entry/2593150/
yohkanさんのサイト「愛国画報」田中防衛相を生んだのは日本弱体化工作だった!より画像拝借しました。