猪瀬直樹都知事の問題発言については、あちこちで報道されているので皆さん、知っていると思います。問題部分は要約すれば・・・
「イスラム諸国で人々が共有しているのは唯一アラーだけで、互いにけんかばかりしている」とライバル都市であるトルコのイスタンブールをけなし、
そして、あろうことか大の親日国であるトルコを、
「若者が多くても若いうちに死んだら意味がない。トルコも長生きしたいのなら、日本のような文化を作るべきだ」
と侮蔑発言。イスラムを含めた宗教関連発言は、国際紛争の種になること必定なのに、それすら心得ぬ発言は政治家として未熟であるとしか言えません。「トルコは日本にとっては、昔から厚い友情を示してくれるありがたい国。共にフェアに競いたい」が政治家としては正しい答えです。
更に、インタビュアーのNYタイムズ紙が、根っこを朝日新聞と共有する反日新聞であるという認識はなかったのでしょうか? 朝日が毛嫌いする石原前都知事の血脈を継ぐものとして、目の敵にしているというのに。
NYタイムズと、朝日新聞との関係については過去記事で何度も告発しています。
反日NYタイムズへの公開書簡
http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/b5b50bf09d1ed690ac03848c3221e918
朝日新聞とNYタイムズはゲスの双子
http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/6dc7b6ee1ddbe9b32d5b13401ae7fabd
NYタイムズは裏朝日新聞だった
http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/0edb033231dfdf1bcd6de4f333e92797
知らなかった・・・
http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/c1d21b9b4963db521a1cc4488f4fd4d3
更に都知事がみっともなかったのは、潔くなかったこと。「あれは取材の後の雑談で喋ったこと」と言い訳がましい。
新聞記者がどういう人種であるか、長年政治の場にあって知らぬはずもないでしょうに。
彼らは「雑談」「オフレコ」という、相手が気を許してした発言にこそハイエナのように食らいついてくる人種ですよ。「甘かった」というレベルでは済まない、迂闊さであったと思うし、後でどう言い繕おうと猪瀬知事の中に偏見と侮蔑があったことを露呈してしまいました。
なれば、潔く謝罪すべきだったのです。彼が言うべきだったことはこれです。「大変失礼な発言をしてしまった。雑談の中で漏らしてしまった私個人の愚かさの表明であって、日本国民は私の意見に同調はしていない。すみませんでした」
それを、ぐだぐだと自己正当化、そしてNYタイムズが「我々は談話を録音している」と強く出て来たら、態度を一転、謝罪という情けなさ。
この知事に関しては私的に、ある情報を得ていて、今後もし言動が酷いようなら、それを書いてしまうぞ、とコメント欄に記したことがあります。人間性に関わるあるエピソードです。
今回のことはそれをさらして叩きつけるほどのことでもないので、書きませんが・・・
「某女流作家」「車の事故」とキーワードだけは提示しておきます。
こちらが捏造して漠然とした印象操作で知事のイメージsageをしていると思われるのは不本意なので。この方の著書における三島由紀夫論は偏見に満ちたいやらしさだし、人間的には好きになれない方だけれど、もし基本を石原路線に置くなら可、ということで都知事選では応援はしました。今回批判するのは、都の枠を超えて、日本の印象を下げてくれたからです。
それと今後を考えるとNYタイムズの反日性ぐらいは心得ておいていただきたいからです。
基本路線で(比較すると猪瀬さんしかいないというマイナー支援ながら)、今後も支持はします。
以下は、五輪に対する個人的思いなのですが、経済効果と都民及び国民の精神的活性化という意味ではプラスになるかとは思うので、黙って来たのですが、東京五輪をさほど熱心に誘致することに加担はできないでいます。
街が騒々しくなることと、あと報道が五輪一色になって、ただでさえ大事な報道がカットされて表に出ない状況にあるのに、それに拍車がかかる、という思いもあります。(日本が出る種目は応援して楽しむこともありますが、会場は海外でもよいです、韓国と中国以外なら)
しかし、もっと基本的に五輪じたいを好きになれないのは、お金と政治が明らかにからんでいるからです。それなのに猪瀬都知事の発言を問題視してみせる偽善性も気色が悪い。
この間の五輪サッカーで韓国人選手が「独島は韓国領土」というプラカードを掲げてグラウンドを回ったことに対して「偶発的なこと」として、おとがめが驚くほど軽かったこと。
これに対して許しがたい思いを抱いています。動画と画像が相当残されていて、明らかに最初から仕組まれていた動きだというのは、一目瞭然なのにIOCの判定は、確信的に韓国に対して甘かった。
明らかに韓国のロビー活動、はっきりいえば賄賂が背後で動いているというのに、日本では表立ってそれを指摘する人はいません。むろん、表だって証拠のあることではないので、公式には言えないにせよ、ネットですらあまり指摘されていません。
テレビのコメンテーターたちは、なおさら決してそこは言いません。韓国sageはしない人たちですから。しかし、独島パーフォマンス直後に韓国とIOCとの間に妙な動きがあったのは事実です。
過去記事で、IOCはこの韓国人選手にIOCは厳しい処分を下さないだろう、という記事を理由と共に書いています。結果はその通りでした。
五輪委と韓国の癒着?
http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/e31f138482fd4072693d5afb3c78afe6
人のふんどし
http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/2d951737fb2cf34dab2d7112a96eec56
結局、銅メダル授与。
なぜか、その前にIOC会長を韓国に招いて叙勲。勲章にはお金(と、ひょっとしたら現代キーセンも)がぶら下がっていた、と弊ブログでは見ています。
【ソウル聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は1日、青瓦台(大統領府)で国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長に体育勲章「青竜章」を授与した。
青瓦台によると、2018年冬季五輪の韓国招致や、韓国スポーツの発展と国際的地位向上への功労に対し贈られた。
続いて、ロゲ会長から李大統領に五輪オーダー(功労章)金章が授与された。
・・・・・お互い慣れ合いの、見え見え出来レース。あの韓国が五輪会長を韓国まで呼んでおいて「ご接待」がないわけもないでしょう。人間の2大本能、カネとセックスを使いこなすのは、下卑た国民性のほうが長けています。
と、こんなわけで、ごく個人的には、東京は五輪委のこんな動きに対して、抗議の意味をこめて誘致運動中止ぐらいの気概を見せて欲しかったと思うのです。
五輪の東京誘致でプラスの面ばかりではないし。
日本五輪委員会の、韓国からの侮辱行為に対しての対応が不甲斐ないことも癪の種。それは日本サッカー協会も同じこと。
「波風立てない」日本の一面長所が、ことスポーツ界では、へっぴり腰、及び腰という短所になっています。もっとも、対韓国に対しては政治もそうですね。少なくとも過去は。
【追記】以上の話と必ずしも直にはリンクしていないのですが、富士山が世界遺産に登録されたとか大喜びで、何を今更という気がします。
世界中ごまんとある世界遺産の一つに今頃なるより、むしろ神宿る富士山の孤高性を保って欲しかったとおもいますね、誇り高く。
世界遺産などという「飾り」は韓国という田舎者の欲しがるものです。
世界遺産などになったら、不心得者も押し寄せて山も荒らされます。
鎌倉が指定から漏れたと落胆しているそうですが、五輪もそうですが
「世界の権威」とやらで箔付けしてもらう田舎っぺ根性から、もう日本は
脱却しませんか。
五輪もそうですが、経済効率のほうが誇りを上回るような国には
なりたくありません。