「出来レース」ではないかという説も見え隠れする、週刊朝日の記事です。コメントは極力控え気味にします。出来レースであるという説も、そうでないという説も、二つながら何ら証拠があることではありませんので。
皆さんはどのように受け止めるでしょうか。(転載記事は全部ではありません)
この週刊朝日の発売と、人権侵害擁護法案推進の「解放新聞」(大阪)の記事が相前後してほぼ同時期であったことに、じゃっかん奇妙な印象は抱いています。要するに双方、人権侵害擁護法案が取り上げられる臨時国会の直前の出来事。
記事自体の度を逸したさまもいささか訝しい。「DNA」が倫理的にひっかかることくらい素人でも予測がつくのに?
しかし一方的悪者認定された週刊朝日には実のところ、世間で思われているほどの痛痒は伴わない事件でした。この号は売り切れ。評判は落としたかもしれないけれど、どのみち左翼的傾向の固定読者に支えられている週刊誌だし、大勢に影響無し。橋下さんもご家族も、実は世間で思われているほど傷つく要素なくむしろ同情論。実際問題、ご家族が部落を理由に何らかの毀損を受けることは日本のこの情勢下ではほぼあり得ない。部落差別はするほうが恐ろしい目に遭うのは皆承知だし。橋下さんは冷静に対応して朝日を無条件に謝らせた「ケンカ上手」という印象。プラス「ご家族がかわいそう」の同情論。
人権擁護法案にはマスコミ条項がいつの間にか失せていて、マスコミも取り締まりの対象になるのだけど(これにも、びっくり)、人権擁護法のいう人権とはしょせん韓国人、朝鮮人、中国人の人権。朝日が彼らを擁護こそすれ、侵害記事を書くことはないだろうから、無関係?
そして、週刊朝日の非常識な記事をテレビで批判すればするほど、“人権擁護法案が必要だ”という空気が醸しだされる奇妙な図式が作られてしまったような・・・・。たまたま結果としてそうなっただけかもしれませんが。
この一件で誰が得をして誰が損をしたか考えてみると、推論のとっかかりになりそうな。
損をした人というのが実のところ見当たらない・・・・?
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臨時国会での「人権委員会設置法案」の成立に向けて全力をあげよう
「解放新聞」(2012.10.15-2589)
h ttp://www.bll.gr.jp/news2012/news20121015.html
*解放新聞=解放新聞部落解放同盟の中央機関紙。発行元は大阪市の解放新聞社
こちらは↓、人権擁護法案からマスコミ条項が外されている件について。
http://www.hoshusokuhou.com/archives/18641580.html
あ・・橋下さん、予期通り人権擁護法案に賛同を表明しましたね・・・・。
大阪市長橋下徹2012 10 19登庁時囲み取材
これでメディアがしっかりした自浄能力が無いって事になれば、
人権擁護法案が必要じゃないかと、
メディアなんて人権もヘッタクレもないじゃないかと、
必ずこうなりますよ。 橋下徹氏発言