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Channel: BBの覚醒記録。無知から来る親中親韓から離脱、日本人としての目覚めの記録。
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日本語と国防

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三笠宮家の寛仁親王がお隠れになられましたことに対して、哀悼の意を捧げます。

 

さて、このたびの訃報に対して見慣れぬ日本語を目にすることがありますので、それについて記しておきます。(ご存知の方も多いのでしょうが)

 

薨去(こうきょ)あるいは薨逝(こうせい)

 

皇族または三位以上の公卿(後に武士も)が死去した場合に使用される表現。

 

天皇・皇后・皇太后・太皇太后の場合は「崩御」と表現するためこの言葉は使用しない。

 

・・・そうです。

整理すると・・・

 

「崩御」天皇、皇后、皇太后が亡くなられたときに使われる。

 「薨去」皇族、三位以上の方が亡くなられたときに使われる。

 「逝去」他人を敬って亡くなられた事を伝える時に使われる。

 

【余談】

 

薨去と同じ意味の薨逝は、最近使われていないのか三笠宮寛仁親王の訃報記事の中には見かけませんね。

 

太平記で次のような使い方をされているようです。

 

左遷の恨に沈んで薨逝し給ひぬ〔出典: 太平記 12〕

(べべこ訳)左遷されたことを嘆き悲しまれてお亡くなりになられてしまった。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日本語のきめ細やかさは、とりもなおさず日本人の感性の濃やかさであると同時に、日本の国体を護る防波堤であると思います。言葉ひとつに天皇陛下やご皇族へ格別の崇敬を込める。

天皇陛下は国の核です。崇敬するに厚い人、そうでもない人、それぞれでしょうが、いずれにしても皇室を中心に据えることで日本は分裂もせず国体を維持して参りました。

北朝鮮は(いびつな形ながら)最高指導者に絶対権力を持たせ神格化することで国体をまとめて来たのですし、南朝鮮の国体維持の核は「反日」です。

しかしながら、両者ともに不自然な形なので、国のタガが緩みがちで、それを保つためには弾圧と暴力、嘘が必要です。

崇敬の温度差は日本国民のそれぞれにあるとは言い条、天皇を国家の要として最上位に戴いて来た歴史の厚みが2672年分あります。

 そして歴代の天皇の皆様方はそれにふさわしい存在であるよう努めていらっしゃいました。いたって窮屈なお暮らしにある意味、耐えながら。三笠宮寛仁親王の皇籍離脱宣言はその一つの現れでもあったのでしょうか。しかし、天皇陛下にその自由はありません。いったん、天皇の座に着かれたら、もはや人としての自由は極度に無くなります。そのお覚悟ありてこそ国民の崇敬の対象となり得るのでしょう。

国というものは、単に領土と民がいれば成立・維持できるものではありません。

何をその国家の核、最上価値に戴くか、それが必要です。アメリカ合衆国の場合は世界の警察としての矜持、最も豊かで自由な国であるという自負、それに加えて星条旗への忠誠心でしょう。イギリスの王室は、しどけない部分もありますが、エリザベス女王の毅然たる意志によりまだ国体を保っています。戴冠式の折には「全てをイギリスに捧げる」と宣言なさいました。チャールズ皇太子とカミーラの代になったら、果たしてどうか? ダイアナ妃もおかわいそうではありましたが、一国の要としてのお立場に覚悟が希薄でしたね。チャールズとカミーラとの不倫は気の毒でしたが。先だっての女王陛下のパレードで、ちゃっかりチャールズとカミーラが馬車に並んで乗っていて、それは美しい光景ではありませんでした。ノブレスオブリージが「人間らしく」生きたいなどと口走りはじめたら終わりです。

国によっては宗教を国家存続の核としているところもありますね。

いずれにしても、土地と国民という要素だけでは国は維持できません。国家共通の価値観、あるいは約束事が必要であり、その約束事が日本の場合は天皇であり続けたわけです。

 

国歌と国旗の軽視は国の軽視です。国を軽視する国はいずれ力を失います。他の国が乗っ取って新たな国が生まれ、旧来の国民は配下に置かれ、要はていのいい貢ぎ屋、それと解らぬように覆い隠されながら要は奴隷ですね。もうすでに、そうなりつつあるのではないですか? 在日の人達の生活保護の受けやすさ。中韓への意味もない莫大な支援。これらは今後もエスカレートして行く一方です。せっせと働き、税金をコツコツと収め、年金を積み立てながら、実はもう莫大に貢がされているのですが、気づきませんね。

地球市民的思想はまだおそらく1億年ほども早いのです。人々の意識が十分に高くなり、国家としての概念、国境すら無くなる時代はまだまだ人間の進化の先の先の夢物語。現実は、核を保持して軍備を増大させ、折あらば他国の領土を侵略しようと虎視眈々の国が存在し、国々は自国の国益と安全を最優先に必要なら嘘までつく、それが実相であります。

国というものは、国民がその意志を明確に持って維持しない限りは、弱体化していずれ滅びます。

2670年余、続いて来た天皇の歴史ですが、神事もご公務もなおざりにするご夫妻がもし跡を継がれるなら、それは日本という国の核の脆弱化であり、それを許すのか許さぬのか畢竟、その選択は国民の手にあるように思われます。声が、意識が高まれば状況は変わる。政治と外交も同じくです。

変わらぬならそれっきりです。滅びの扉は徐々に開きつつあります。


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