特定のプロパガンダの意図を持った映画は別として、商業映画として集客を目的とした娯楽映画は案外、世相をサクッと素直に写しとるものです。
という意味で、少しずつその種の映画にも目を向け始めているのですが・・・
朝鮮進駐軍が描写されている映画は「残侠」(東映、高嶋政宏主演)という映画のようですが、残念がら動画が見つかりません。WowWowでやったようですが、中身は・・・
冒頭に『作品の意図を尊重して、ノーカットで放送します』とテロップが出たそう。
敗戦後の闇市で朝鮮進駐軍の腕章をつけた三国人は商品略奪など非道を尽くす。
『オマエラ敗戦国民ガ、ナニイッテルカ』
ヤクザの主人公は朝鮮進駐軍に連行され、拳銃つきつけられる。
という発端だそうで、ヤクザ(というより任侠)と朝鮮進駐軍との対決を描いた映画は東映がお得意で作っていたようですね。
これも動画が見つかり次第、この記事に追加アップしておきますが。
あといわゆる「従軍慰安婦」が淡々と出てくる映画もありますね。確か東宝制作だったと記憶しています。日本人と朝鮮人の慰安婦が、リアルな会話を交わしていて、ああ、実態はこういうふうであったろうと思いました。従軍慰安婦問題で看過されがちなのは、朝鮮人以外に日本人他もいたという事実ですね。
皆高額募集に応じた性ビジネスの人たちで、何も日本軍が強制的に朝鮮半島で慰安婦刈りなどしなくても応募者はたくさんいました。それに何か朝鮮だけが被害者ぶっていますが、被害を言い立てているのは、今も昔も世界一の売春大国である韓国だけであるのは失笑してしまいますね。
個々騙されて売られる形になった被害者はいましたが(それも記録あり)、それは日本政府の責任ではないし、だいたい犯人は朝鮮人か中国人でした。
実は下記の映画「独立愚連隊」の中に、いわゆる「従軍慰安婦」が日本人・朝鮮人含めて活写されているシーンが動画で拾えたのですが、最近ないんですよねぇ・・・。前述「残侠」が見つからないことと併せてふと、ぶきみ。映画の慰安婦と朝鮮進駐軍が抹殺されたか?
以下は慰安婦がないバージョンなんですが、参考までにアップしておきます。
DESPERATE OUTPOST 独立愚連隊 - 1959 Original Trailer
雪村いづみが慰安婦を演じているらしいのですが、日本人なのか朝鮮人なのか解りません。
WESTWARD DESPERADO 独立愚連隊西へ - Original Trailer 1960
ドキュメンタリーではありませんが、時代の証言者としての、この種の娯楽映画にも目を向けて、保存しておいたほうがいいと思いますね。傍証でしかあり得ませんが、その傍証が大事です。朝鮮進駐軍が描かれた「残響」の画像・動画がネット内に絶えて姿が拾えないことに、ちょっと奇異な思いを抱いています。たまたまなのかもだけど、比較的新しい映画なのに・・・?