これは、「天皇陛下の思い」放送前に緊急アップした以下の記事群の
一環をなす記事です。
「生前退位」は、愛子天皇擁立のための「詐欺」です 《転載ご自由に》
天皇陛下,政治発言は憲法違反, 生前退位は国民への裏切りです 《転載ご自由に》
どさくさにまぎれ、やはり出た愛子天皇待望説 《転載ご自由に》
天皇陛下は、常日頃から「平和憲法護持」を語っておられます。
そのことについて電話した読者の方へ、宮内庁は天皇陛下が
政治について語ったことなどない、と回答。他の質問にも
嘘八百を並び立て、呆れ返りましたがたとえば、憲法については
お誕生日談話として、宮内庁のHPに載っているではありませんか!
「戦後,連合国軍の占領下にあった日本は,平和と民主主義を,守るべき大切なものとして,日本国憲法を作り,様々な改革を行って,今日の日本を築きました。戦争で荒廃した国土を立て直し,かつ,改善していくために当時の我が国の人々の払った努力に対し,深い感謝の気持ちを抱いています。また,当時の知日派の米国人の協力も忘れてはならないことと思います」
・・・・・・ここまで
これをして、政治発言でないとは宮内庁の欺瞞もここに極まれり。
「守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り」という主語のない
文章の卑怯さ。
あたかも、国民が主権的に作ったような錯覚を抱かせますが、文章
冒頭に「連合軍の占領下にあった日本は」、と冒頭におっしゃっている
文脈からしたら、憲法を作ったのはGHQではありませんか。
「占領下にあった」のなら、日本は自由意志で憲法を作っていません。
あまつさえ、
「当時の知日派の米国人の協力も忘れてはならないことと思います」
とまで、述べられこの文言の米国への媚びと、歴史認識の自虐的な
ことに、よく保守を自認する人々が黙って聴いていることです。
そして、賛美する連中は反日自虐史観の連中なのです。
これに付随して皇后陛下の左翼連中が賛美する「五日市憲法」発言にくわえ、「A級戦犯」ご発言。
九条の会や、左翼連中を交友の主流になさった間接的、
しかし明確な意思表現があります。
憲法改正というごとき、意見が2つに分かれる事に関する天皇発言は
国民を敵味方として2つに分断してしまいます。
「思い」などという主観に属することの表明も、憲法違反です。
象徴であるということの意味は、国論を二分する如きことは
決して口にせぬ。その喜怒哀楽をも表さぬ、ということに尽きます。
宮内庁HPに記載された天皇のお言葉が、いわゆる平和憲法護持の
主張であることは明白ですが、それを指摘しているのはブログ主
ばかりではありません。
月刊「正論」に麗澤大学/八木秀次教授がこう記しています。
(前略) 陛下が日本国憲法の価値観を高く評価されていることが窺える。私がここで指摘しておきたいのは、両陛下のご発言が、安倍内閣が進めようとしている憲法改正への懸念の表明のように国民に受け止められかねないことだ。なぜこのタイミングなのか。デリケートな問題であることを踏まえない宮内庁に危うさを覚える。
憲法改正は対立のあるテーマだ。その一方の立場に立たれれば、もはや「国民統合の象徴」ではなくなってしまう。宮内庁のマネージメントはどうなっているのか。
灰聞するところによれば、両陛下は安倍内閣や自民党の憲法に関する見解を誤解されているという。皇后陛下は「新聞紙上」で憲法論議に触れられると述べておられる。確かに一部の新聞は、あたかも戦争の準備をし、国民の自由を抑圧するためにこそ憲法改正を企図しているかのように書き立てている。これは「ためにする」議論であることは言うまでもない。
自民党の改正草案が天皇を「元首」と規定していることに、象徴天皇を否定し、天皇が政治的実権を握るようになると誤解されているからだとの観測もあるが、「元首」は「対外的な国家の代表者」との意味で、現行憲法下の実情と何も変わらない。
それにしても両陛下の誤解を正す側近はいないのか。逆に誤った情報をすすんでお伝えしている者がいるのではとの疑念さえ湧いてくる。宮内庁への違和感と言ったのはそのような意味においてだ。(月刊「正論」五月号47頁より)
・・・・・・ここまで
簡潔にして、上記が全てだと思います。中国の侵略の足音高き今、
「元首」として責任を突き詰められるのを避けたいのでは、と
穿った見方をする国民もいます。
ところが、「国体文化」の自称保守・山本和幸氏は、
「両陛下のお言葉に対し奉り、国民たるもの恐懼して「詔(みことのり)」として謹みて承り、両陛下の御真意は奈辺に存するか、まずは思いを巡らすべきであろう」
と典型的思考停止のお勧めです。天皇皇后が何を言おうと語ろうと、臣民たるもの這いつくばって言うことを聞け、というものでこれを主張する自称保守のほうが多いのです。
小林よしのりというパチンコ屋に魂を売り渡した漫画家が、「承詔必謹(しょうしょうひっきん)説の急先鋒です。
「詔(みことのり=天皇のお言葉)を承れば必ず謹め」となります。
この言葉は、聖徳太子の十七条憲法の第三条にあります。
要するに、天皇の命令に従え、と。
しかしながら彼らは一つの事実を故意にか、無意識にか見逃しています。
それは天皇皇后ともに、前代未聞の敗戦という時期を経て従来の天皇皇后とは、まったく異なる心組を抱いた存在であるということです。
天皇はその少年時代にGHQより派遣された家庭教師バイニング夫人に
「ジミー」と呼ばれながらの、徹底的洗脳済み。またさしてその頭脳が
ご優秀でもなかったことは、学習院の単位が取れず「学業終了」という
民間ではあり得ない特別措置で「追い出されている」ことでも
明らかです。
葉に衣着せず申せば、頭脳鋭敏とは言いがたい少年の耳に、GHQの
東京裁判史観大肯定の、自虐思想が徹底的に注ぎ込まれているのです。
そして皇后は皇后で、皇室への尊崇なきリベラルなカトリックのご家庭から、
GHQ関与での入内。
「両陛下のお言葉に対し奉り、国民たるもの恐懼して詔(として謹みて承り」
が該当するのは、天皇が正しく天皇であり、皇后が従来の皇后である場合のことであり、お二人は敗戦が産んだAlien(エイリアン)です。天皇皇后という名の左翼運動家なのです。
「生前退位」そのものが憲法違反であることを、承知だからこそその言葉を用いずの談話であるとやら。
天下の祭祀王が、何たる姑息なことを!
直接言葉では語らぬので、あとは国民が思いやるように、との仰せに
他なりません。国民や公共放送まで巻き込んでの憲法違反です。
赤信号、みんなで渡れば怖くない。
各メデイア、国民を巻き込んで憲法違反させれば、自分の憲法違反はまぎれて見えなくなる、との発想です。ご自身の策謀なのか、皇后なのかそれは解りませんが、卑劣この上ありません。神道を基礎に、直き明るい精神が、何と平成になってから汚れてしまったのでしょう。
7月15日時点では、政府は「生前退位」について、憲法に違背するとして
明確に否定でした。天皇の国政への関与を禁じた憲法第4条に抵触するのだから、当然です。
また「生前退位」は、摂政を置くことを定めた憲法第5条との整合性を著しく欠きます。
本来、「無理」「あり得ない」ことであったはずです。
ところが、政府の明快な見解をよそに、「生前退位」がマスコミでは
いつの間にか、もはや既知のこととなり、コメンテーターという
提灯持ちたちが、いっせいに「生前退位」への賛同を示して
いるではありませんか。
憲法に背いてまで「生前退位」とやらを行わずとも、摂政について記した
憲法五条があることには、口を閉ざしたままで。
明らかにある勢力が、皇太子を強引に即位させようとうごめいて、います。
そして、その延長線上にあるのは愛子皇太子であり、愛子天皇の誕生です。
これについて、賛同を示しているのは左翼連中なのだということを、
思考停止の保守連中は見ようとしません。天皇陛下が憲法護持を
謳いながら、憲法に違反している矛盾と同じく、保守も
自らが左翼連中の思考に加担していることに気づきません。
以下、代表的左翼記事からの抜粋です。
h ttp://blogos.com/article/183742/
天皇の生前退位は憲法違反? という政府高官の詭弁 改めて退位の自由を求める
略
皇室典範には生前の退位についての規定がないというのがその理由ですが、そもそも天皇自身が退位したいというのに、法の規定がないから退位できないというのも不合理といえば不合理です。
天皇の意思が一切、考慮されないということになりますから、天皇の人権はどうなるのかとうことです。
BB 天皇は本来、個人的意志を持ちません。人権など認めた途端に、皇室は瓦解する、特殊な場所なのです。戸籍を持たぬ事の意味を考えましょう。
男女同権なども、皇室にはあり得ませんが、一般人の価値観とごっちゃに
して論じるのは左翼ばかりではありません。皇后も皇太子妃もそのお仲間です。
象徴天皇制、世襲制という特殊な地位から天皇には憲法上の基本的人権の適用は制限を受けるとされていますが、とはいえたまたま皇室に生まれたというだけで、かかる差別的処遇を受けなければならない合理的な理由はありません。
基本的人権はありません。戸籍がないのだから。それに不服なら、皇太子の時代に皇室から抜ける自由はあります。皇室に居続け、莫大な特権を得ながら、今更差別的処遇も、何もないのです。
略
天皇が発言したから、皇室典範を改正するとなると、天皇の発言が政治性を帯びるということになるという理屈のようです。
BB その通りです。それを天皇陛下もお分かりだからこそ、「生前退位」という言葉は用いずに、「お気持ち」を勝手に述べ、それに対して政府と国民が「お気持ちを察して」
いいようにしてくれ、という虫のいい要求が「思いの表明」であり、本質的に
姑息な手段でなされる憲法違反です。どう言葉を飾ろうと工夫しようと。
しかも、自らが普段は守れと主張なさっている憲法へのないがしろの仕方。
都合のいい所は守り、自らに不都合を知る箇所は変えてしまえ、というご意見です。
略
天皇を特別な地位に見立てたいとする保守・反動勢力は、これを許さず、天皇を祭り上げたいという勢力もあります。こういった勢力は生前の退位などもってのほかと考えているようです。
祭り上げるもなにも、それを失くしたらそもそも天皇を象徴として特殊な位置に置くことはありません。かくも「普通の人間」になりたく、またそれを要求なさるなら、得ている特権はすべて手放し、民間にくだればよろしいでしょう。
それこそ、今回の天皇に限り「特例」として。
なお憲法に摂政の規定があるから退位ができないというのは詭弁の類です。摂政を置くか退位するかは単なる選択の問題に過ぎないからです。
BB 詭弁はいったい、どちらでしょうか。
「摂政を置くか退位するかは単なる選択の問題」ではありません。
前者は法に規定があり、後者は明らかな憲法違反です。
平等の選択肢ではありません。
今後は、退位の自由を認め、そして皇室離脱の自由こそ認めていくべきものです。それにしても摂政とは聖徳太子を彷彿させますが、このような規定はあまりに時代がかっています。
BB 天皇はこの世を去るまで天皇であるという、民との合意事項を破棄すれば、天皇とは単なる「役職」に堕してしまいます。
時代がかることを厭うなら、そも2800年間時代がかって成立してきた
皇室の存在自体の瓦解です。
右翼が喜びそうですが、自民党の三原じゅん子議員は神武天皇は実在しているとか発言したそうですが、身の毛がよだちます。「三原じゅん子氏「神武天皇は実在の人物」と認める 池上彰氏が質問(参院選)」「(池上)――神武天皇は実在の人物だったという認識なんでしょうか?(三原)そうですね。いろんなお考えがあるかもしれませんけど、私はそういう風に思ってもいいのではないかと思っています。」
BB 「思ってもいいのでは」という答え方と、神武天皇が実在していたという断言とは明らかに、ニュアンスが異なります。
神話というのは、皇室の権威という形而上的価値観を担保する、「合意の約束事」であり、必ずしもその実在、非実在を問いません。
元号はおろか皇紀をつかって喜んでいる議員もいました。山谷えり子氏です。
「「建国記念日」に安倍総理がメッセージ どこまで右転落していくやら」
皇紀なんて論外ですが、元号も頻繁に変更されても不便この上もないものです。
世界に通用しない元号など廃止し、西暦で統一すべきです。
BB 元号は単なる数字ではなく、「精神性」であり、皇室を尊崇するという国民の
心情的マニフェストです。
最後に来て、左翼のしっぽ(本音)が見えました。
「生前退位」を歓迎しながら、結局のところ彼らが期待するのは、皇族の
果てしない「人間化」であり、堕落であり、最終的に皇室の解体なのです。
・・・・・・ここまで
公共の電波を個人的お立場での目的で、リークと「お気持ち発表」になるのが
使われることの、放送法の絡んだ不当性もあるのではないでしょうか?
生前退位説が流れてからすぐの、政府の反応は「憲法違反につき、あり得ない」と明快ですが、本日が放送の当日となった現在、伝えられる政府の反応は
ぶれています。
誰がどう働きかけたのか、恫喝したのか。
英文でも発信するとうことで、これは皇室の成り立ちも意義も、正確には
知らない外国人に単なる「高齢者の問題」、「男女同権」に反する
女性宮家、女性天皇の拒絶という形で発信、なかんずく国連の力を
得て、皇太子の速やかなる即位と合わせ、愛子天皇擁立のための
明らかな布石狙いです。
女性天皇は過去に複数名いましたが、いずれも男系につなぐための
中継ぎであり、女性天皇ではあっても「女系」天皇ではありません。
意図的に混同され、例に出されています。
政府は、天皇陛下の顔を立てつつ、しかし実際は慎重に
時間を稼ぎつつ、自然に時が満ちるのを待つ構えかと
思っていたのですが、どうも一抹きな臭い空気を感じなくも
ありません。
もし、来年再来年という近日中に生前退位が行われるなら、
皇室は終焉を迎えます。
皇太子が短命で終わり、秋篠宮殿下に引き継がれるといいう
偶発的なことでもない限り。
ただ、その時愛子皇太子が成立していたら、万事休す。
将来伴侶としてあてがわれる男が、当初の目論見通り皇室を、
そして皇室を通じて、日本を支配することになります。
伴侶の男は無論、愛国の日本人などではありません。
出自ロンダリングされた、それなりの男です。
それにしても、ソースが不明なまま「生前退位」が一人歩きしている
奇怪さ。宮中の最大権力者による意図的リークであることが
あからさまでしょう。
本日の「お気持ち」報道直前の緊急アップなので、記事には遺漏が
あるかもしれませんが、気づくつど訂正・推敲を重ねます。
追記 東京では3時が近づくに連れ、雨が降り始めました。前代未聞の帝の「お気持ち」発表の日だというのに。皮肉にも「徘徊」と名付けられた台風が、日本に至近になるのが今夜だとか。
天照大神はお隠れになりました。
なぜ天皇・皇后を撃ち続けるか 深田 匠氏への回答 《転載ご自由に》
深田 匠氏へのお返事に託し天皇陛下の生前退位について 《転載ご自由に》
*再三繰り返していますが、お名前欄の空白Unknownや「名無し」、文章の一部を名前にしたもの、「あ」やイニシャルのみの「n」などのいかにも、やっつけ的なHNは、読まぬまま削除しています。「通りすがり」も同じく。発言には最後まで責任を持つという意思表明を兼ねて、他とダブらないような常設のお名前を工夫の上、お入りください。
必然性のない「非公開」指定もお控えくださいませ。公開非公開段階では、
文を熟読して選り分けているわけではないので
「非公開」ないしは「非表示」については
【タイトル欄に】
【非公開】と強調して表示なさってください。
長めのコメント内に書かれると見落として
表示することがあります。常連の嫌がらせさんたちも読まず即ハネています。HNを騙っても変えても解るので無駄です、念のため。
またこちらの反論と説明を封じる形での非公開指定は、卑怯なので、公開します。
反論は大いに歓迎しますが、但し記事の「どの箇所が」「いかなる理由で」間違いなのか、「論拠を示して」ご提示くださいね。知能が一定レベルに達してない方へのコメント返しは不毛なので、ご遠慮ください。・・・・って書いても書き込むのがいる。文意すら読めない連中。解るように言い換えます。「バカは来なくてよいです」。