思わぬことに深田匠氏とのやり取りがネットを通じて出来たことは
ブロガー冥利に尽きることでした。これぞと思う政治方面の方々とも実は
拙ブログを通じてお会いもしています。
深田氏の師匠、田中正明氏の著書は拙ブログ主も拝読、傾倒しているお方です。
深田匠氏のプロフィール。
昭和41年12月8日生まれ。京都市出身。同志社大学法学部政治学科出身。
平成5年よりパール判事の盟友として知られる歴史学者の田中正明氏に師事し、自虐史観是正のための学術的啓蒙運動を推進。田中氏より門下生の総代に任じられる。
平成10年に編纂を手がけた『田中正明評論集 新しい歴史観の夜明け』は米国エール大学図書館選定図書に指定されている。
国際政治学・地政学・近現代史などに造詣が深く、会社経営の傍ら国際政治アナリストとして研究活動を続け、『月刊日本』など保守系オピニオン諸誌に多数の論文を発表。
主に米国二大政党の対日戦略の相違の紹介者として知られており、寡作ながらも保守派のイデオローグとして根強いファンを擁する。
以下が、深田氏によるBBコメ欄への2番めのコメントです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
BB殿への回答 (深田 匠)2016-07-14 00:38:45BB殿へ
私のコメントに対して、このように心血を注がれた記事という形で大変懇切丁寧な真摯なご返答をいただけたことに御礼申し上げます。
まず冒頭にて恐縮ながら私のコメントに3箇所のタイプミスがありましたので、以下のとおり訂正させていただきます。
①秋篠宮殿下の次期天皇御即位位待望論に賛同します →秋篠宮殿下の次期天皇御即位待望論に賛同します
②天啓的な愚かな兄の例は→典型的な愚かな兄の例は
③秋篠宮殿下への支持を広げる国民的与論形成→秋篠宮殿下への支持を広げる国民的世論形成
なお「批判文」とお書きになっておられますが、私の目指すところ(皇太子夫妻の廃太子廃妃、秋篠宮殿下の次期天皇即位支持)についてはBB殿と全く同じ立場ですから、BB殿への批判のコメントを書いたつもりはありません。
志を同じくするところの目的のために戦略・戦術的な観点の提言をさせていただいたつもりであり、BB殿を批判する意はこめておりませんので、その点は誤解なきようお願いいたします。
両陛下に対する批判に関しましては、BB殿ご自身も『廃太子廃妃の「方法論」として両陛下批判は賢明ではないとは、実感として承知しています』とのこと。
大衆啓蒙において戦術的に非常にマイナスになることは重々ご承知の上で、それでも敢えて信念をもって批判を行っておられることがよくわかりました。
たとえ閲覧数が激減してもBB殿の信念として行っておられることであれば、これ以上私ごときが口出しすることではありません。
確かに両陛下の言動について私も首をかしげることは時折あります。しかし私が敬意をはらうのはパーソナリティよりも、天皇陛下が体現される悠久なる神性の伝統と、そして少なくとも(祭祀のできない皇太子や鳥居をくぐれない雅子妃といった皇族失格者の面々と比べると)今上陛下は神道の最高位司祭としての祭祀をしっかりとおつとめになってこられたことに対する崇敬です。
ただ、両陛下への見方についてBB殿と見解に違いがありましても、目指す着地点は同じですから、この点についてBB殿と論争を続ける意図はありません。そしてこの一点を除けば、政治的な立ち位置や神道文明の使命についての考え方は私とBB殿は近いような気がしております。
私は次著の中で「秋篠宮殿下次期天皇御即位待望論」を展開しようと思っていますが、実は数年前から講演会などで講師をする時には皇太子夫妻の問題点を必ず指摘するようにしています。(聴衆は保守派の人たちなので中には盲目的な皇室崇拝者もいてヤジをとばされることも多いですが。)
BB殿も「2万人や6万人では世の中は変えられない」と達観なさっておられますが、実は一般国民の大多数はまだまだ皇太子夫妻の実態を知りません。
それどころか世論操作目的で垂れ流されてきたプロパガンダを鵜呑みにしていて、「ご病気の雅子さまがお気の毒」だの「皇太子さまはまじめで誠実そう」だの「紀子さまはしたたかな悪女らしい。秋篠宮は軽薄な遊び人らしい」などといった虚構を信じこんでいる人のほうが圧倒的に多数派なのです。
ネットだけを見ていると真実が結構広まっているかのように錯覚しがちですが、雅子妃や皇太子の異常性を把握しているのは国民全体の中ではごくごく少数です。あのヤフオク事件も国民のほとんどは知りません。
天皇陛下の生前退位の真意はさておいても、皇太子夫妻が到底国父・国母にはなれない異常人格者である事実をなんとか多くの国民に広めなければ、皇太子の即位反対論が存在することすら大多数の国民は知らないまま皇太子への譲位がすんなり具現化してしまいます。
残された時間は短くてもあきらめずに、それぞれの人がそれぞれの場でそれぞれのやり方で声をあげ続けることが必要だと私は思っています。(それゆえプロパガンダ効果の観点から上述の提言をさせていただいた次第です。)
30年近く前、私が師の田中正明とともに「慰安婦の強制連行などなかった」「南京虐殺などなかった」と訴えていた頃は、世間からは右翼だの嘘つきだのと罵られ、様々な圧力や嫌がらせを受け、私たちの主張に耳を傾ける人はごく少数でした。
しかし今では慰安婦強制連行も南京虐殺も捏造だということを国民の多数が知るようになっています。TVのバラエティ番組で出演者が堂々と「あんなものは捏造だ」と言っても何の問題にもされない時代になりました。
この経験によって、決してあきらめずに訴え続ければ、そこに真実があれば必ずいつかは世に通じると私は信じています。
もっとも皇太子の廃太子問題は30年かけるわけにはいきませんが、ニュース報道が事実であれば「数年以内に生前譲位するつもり」ということですから、まだ数年間の猶予はあります。
その間に皇太子夫妻の実態を一人でも多くの国民に伝えるべく、それぞれの人がそれぞれの場で全力を尽くしていくべきではないかと私は思っています。真実を知る人々が皆であらゆる人事を尽くして天命を待つ、それが今から私たちのやるべきことではないかと思うのです。
国民の罵声をあびつつ安倍さんの第一次政権が終わったとき、まさかその数年後に安倍さんが総理に復帰して現在のように大活躍されるなどと誰が予想したでしょうか。
私は4年前の自民党総裁選前に「第二次安倍政権待望論」という論文を公表したのですが、石破氏に近い某政治家から「次の総理は石破さんで決まりだ。安倍さんは良くて3位どまり、下手すれば4位で政治生命を失う。あなたも安倍さんをヨイショする論文を世間に公表していると、先の見通せない無能な提灯持ちといわれて恥をかくよ」などと言われ、おためごかしに論文をネットから消すように言われました。もちろん私は無視しましたが、現実には安倍さんが大方の予想を覆して総裁に選ばれました。
決してあきらめなければ、そしてそれが日本の八百万の神々の意に沿うことであらば、奇跡は起こりうるのだと私は信じています。
それゆえ私も私にできる方法で皇太子夫妻の実態を多くの人に知らしめる運動を続けるつもりです。
こちらのブログへの書き込みはこれを最後にしますので、私あての個々のコメントがあっても返答はしないことをご了承願いたいのですが、同じ志を持つ皆さんが決してあきらめずに最後まで健闘されることを祈っています。
追伸。水間政憲氏は私と同じく田中正明先生の弟子として田中門下で師事された方です。
生前の田中正明先生は両陛下のことは崇敬なさっておられましたが、女性宮家反対で、皇太子夫妻のことはずっと以前から「皇太子夫婦は駄目だ。皇位は弟君のほうが継ぐべきだ」とおっしゃっておられました。(師の影響もあって私も同じスタンスです。)
今となっては皇太子夫妻の正体を見抜いておられた亡き師の慧眼にあらためて感服するとともに、田中先生の弟子である水間氏が雅子妃の出自を暴かれるお役目を担われたのも、田中先生が天からお導きになられたような気がしています。
生前退位のニュースに衝撃を受けた方は多いでしょうが、未来はまだ決まっていません。
前述のとおり、安倍さんの第一次政権退陣のときには、数年後の奇跡的復活や憲法改正まで視野に入った今日の安倍一強政権を予想した人はいませんでした。それを可能にしたのは安倍さんが決してあきらめずに再起の志を持ち続けられたからでしょう。
未来は変えられる。奇跡は起こりうる。それが日本にとって正しい道であれば必ずや天照大御神はじめ八百万の神々のご加護がある。私はそう信じています。
作家・国際政治学者 深田 匠
・・・・・・・・・・・・・・・・転載ここまで
深田 匠様へのさらなるお返事 BBより
天皇陛下の祭祀の累積については、ブログ主も認めています。
霊的な諸事を認められるか、拒絶かどちらのお立場か解りませんが、
雅子さま、皇太子殿下、愛子さまの順番で、いわゆる悪霊の現出した
画像が多いのです。愛子さまはごく僅かで、それもご両親のいずれかと
写っている時のみであるように思います。
ところが(ブログ主からしてみれば)意外なことに、天皇陛下がゼロ、皇后陛下がせいぜい2葉であったか・・・・・・。結局のところ、これまでなされた祭祀の累積のたまものであろうかと、判断せざるを得ません。
霊的な意味でも、皇太子の御代が来ようとは思いませんし、来てもごく短期で終わると考えています。
だからといって、手を拱いていていいということではありません。
まさに人事を尽くして天命を待つ。人の至心を尽くしたところに初めて
神の顕現があるでしょう。
なるようになる、と思いつつも発言を絶やさなかったのはその思いもあるからです。
ちなみに、守護霊や神霊が現れているのは、秋篠宮殿下と悠仁親王、そしてご一家の画像にのみです。他の皇族に、高級霊の顕現はございません。
さて、このたびの生前退位論ですが、NHKがまず確信的に細部にわたり
報道、それから民放が続いたわけですが、それを山本信一郎次長と
風岡典之長官が完膚なきまでに否定、という奇妙なことが起きています。
おそらく真実は中間にあり、で生前退位のお話といおうか機運は随分前から
内部であったのだと思われます。それを、誰かが何かの意図でリークした・・・・。
うがてば、「右傾化」とやら(ブログ主はまっとうな道へ回帰と捉えていますが)安倍政権への、牽制であるのかもしれません。両陛下は平和憲法護持のお立場であり、自衛隊をどうやら忌避なさるお立場。
女性宮家の創設にアンチなのも安倍政権です。
それにしても、皇室典範をいじるごとき大変な作業を経ずとも、摂政を
立てればよいだけのこと。
摂政は,皇室典範の定めるところにより置く(憲法第5条)。
天皇が成年に達しないときは,摂政を置く。また,天皇が,精神・身体の重患か重大な事故により,国事行為をみずからすることができないときは,皇室会議の議により,摂政を置く(皇室典範第16条)。
摂政は、まず皇太子が順位の筆頭に来て、次に親王、王です。摂政は天皇の名でその国事行為を行う。この場合には,摂政は日本国憲法の定める国事行為のみを行い,国政に関する権能を有しない(憲法第5条)。
公務は特段、義務ではないので適宜でよろしいのだし、本来摂政を置くのが一番スムーズでしょう。それをなぜなさらないのか?
皇太子殿下の無能が満天下にさらされることを恐れたのではないでしょうか。
その伴侶も共に。そして秋篠宮殿下への移譲論が澎湃として国民の間に起きるのを避けた・・・・・・・?
なら、いかに無能と不適合が露見したとて、もはや後戻り出来ぬ形での
生前退位を目指されているのではないか・・・・・・。
さして深く考えての結論ではありません。
深田氏におかれましては、ご自身も表明されているようにこちらへの
レスポンスへの労はご無用でございます。
まことに、ありがとうございました。
なお転載自由としていますが、深田氏の言葉を転載なさる場合は
出典を明らかに、要するに全文を読める形になさってください。
ご発言の一部切り取りなどの作為は、これを禁じます。
なぜ天皇・皇后を撃ち続けるか 深田 匠氏への回答 《転載ご自由に》
こちらに↑ご本人さまより賜りました、ミスタイプ部分の訂正を勝手ながら
やらせていただきました。本来、注釈という形で添えるべきでしょうが、
記事自体が字数制限ギリギリで、入らなかったのです。