いささか旧聞に属することですが、天皇陛下の「平和憲法護持」発言に対して、
麗澤大学教授の八木秀次氏が異議申立てをなさり、それに対していわば「皇室教信者」ともいうべきか、陛下の仰ることは全て正しいのだと主張する一派が八木氏に批判の矢を放ったことがあります。
是々非々を旨とする拙ブログは、皇室に対してもその姿勢を堅持しています。
批判と尊崇の念は必ずしもバッティングはしません。
八木氏の抱く疑念のほうが日本を心から思う者としての正常な感覚であり、八木を批判する側が論理破綻の、男ヒス的感情論であると判断せざるを得ません。何が何でも皇室は批判すべからず、という思考停止の一派は間違っています。
問題点はここです。
天皇陛下のお言葉を表向きご批判申し上げたとしても、その実批判が向けられているのは、実はGHQの皇室・日本弱体化政策への批判でもあるのだぞ、ということです。
天皇陛下の「お言葉」が広義の意味で「言わせられている」ことなど、発想も及ばない視野狭窄の連中が、東宮批判に対しても噛み付いて来ますが愚かでもあれば、彼らは真に皇室と日本のことを考えてはいぬ愚者たちです。
問題にされた天皇陛下のお言葉は以下です。
天皇陛下お誕生日に際し(平成25年) 宮内庁
http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/kaiken/kaiken-h25e.html
《抜粋》戦後,連合国軍の占領下にあった日本は,平和と民主主義を,守るべき大切なものとして,日本国憲法を作り,様々な改革を行って,今日の日本を築きました。戦争で荒廃した国土を立て直し,かつ,改善していくために当時の我が国の人々の払った努力に対し,深い感謝の気持ちを抱いています。また,当時の知日派の米国人の協力も忘れてはならないことと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・抜粋ここまで
>連合国軍の占領下にあった日本は,平和と民主主義を,守るべき大切なものとして,日本国憲法を作り,
まず主語が「日本」となっているのが事実と相違しています。日本国憲法を作ったのは「日本」ではなく、当時日本を占領していたマッカーサー率いるGHQです。日本人の参画もありましたが、アメリカの一方的な押し付けであることを糊塗するための傀儡です。(憲法の成立過程に関しては各自学んで頂くしかありません。虚心坦懐に学べば、憲法が日本弱体化のためのアメリカ側の最大のツールであることをつかむに、さして時間は要しません)
畏れながら陛下のお言葉は主語を取り違え、すなわち事実誤認前提なので、お言葉全体が誤りです。(繰り返しますが、陛下のお言葉=ご自身のお言葉、では必ずしもありません)
誤りを「違和感」とした八木氏はむしろ遠慮しての婉曲表現なのであって、はっきり陛下のお言葉は「誤り」です。八木氏が、安倍政権のブレーンであることから天皇の言葉を安倍政権牽制として捉えた教授を「思い込み」「被害妄想」として、頭の硬い自称保守連中は批判しましたが、ご存知のように安倍氏を当初より盲信するでもない、これも是々非々で批判すべきはして来たブログ主が陛下のお言葉を虚心坦懐に読んでも、その内容は敷衍すれば必然的に安倍政権批判であり、更には「憲法改正」を党是とした自民党への真っ向からの否定論です。
安倍政権の名など出していない、というのが八木批判派の言い分ですが、稚拙で強引な言い分です。出すわけもないし、百歩譲ってみても「そう読まれかねない談話を出されること自体が、そもそも不適切です。政治的な含みを持つ発言にもタイミングというものがあり、まさに安倍政権が改憲に向かって始動しようとしている時に「平和憲法護持」つまりは「九条護持」改憲反対発言は極めて政治的ご発言であり、自民党がそもそも憲法改正のために立党された政党であることを天皇陛下がご存知ないわけもないでしょう。そして多くの国民がこの政党の支持者であることも。
憲法護持をおっしゃりながら、陛下の政治発言自体が憲法違反に抵触しかねない矛盾を、八木批判派は狡猾に口にしません。皇室への批判を何が何でも不敬の一言で片付ける視野狭窄の思考停止連中、実は彼らこそが皇室と日本の弱体化への加担者です。なぜなら彼らは皇室に恭順のように見えながら、実は敗戦後GHQの仕組んだ日本衰弱化政策への無自覚なる賛同者だからです。
陛下の(言わせられているかもしれない)お言葉のもう一つの矛盾点。
>日本は,平和と民主主義を,守るべき大切なものとして,日本国憲法を作り,
ここで、意味的には明瞭に「九条墨守」を示唆されていますが、憲法という紙切れに書きつけられた「平和」の文字で平和が守れるか。「戦争放棄」という文字で、戦争に巻き込まれないか、という素朴な問いに直面します。
答えは明らかで、文字が国を守りはしません。守れるならなぜ日本だけが仰々しく平和憲法を有難がっているのでしょう。各国、平和憲法を持ち、軍事費に費やすお金を他に回せばいいではありませんか。
永世中立国を宣言したスイスすら国民皆兵で、各家庭に武器を備えています。
日本が約70年間の平和を保ったのは、憲法のお陰ではなくアメリカの軍事力となかんずく核の存在によります。
やや逆説的にいうなら、あの戦争で日本がもし原爆を所持していたなら、日本は原爆を落とされていません。赤ん坊まで含めた非戦闘員を大量に焼き殺された大空襲も食らってはいません。
「無力だから」やられたのです。自分が仕掛けなくても巻き込まれるのが戦争です。ある日他国の軍隊の軍靴の音が我が家に迫る、それが戦争です。この間の戦争は日本が一見しかけたように、アメリカに思わされそのように教育されて来ましたが、水面下でアメリカが日本を煽り追い詰め、巧妙に仕掛けてきた戦争です。ある一面から見れば。
更に日本の国を護るに「当時の知日派の米国人の協力」と、陛下は仰っていますが、それは具体的に誰でしょう?誰が具体的に日本のために何をしてくれたのでしょう?
八木氏バッシングの連中は、陛下のお言葉が心からなるご自身のお言葉であって、宮内庁にそれを止める権利はないなどと、ぬるいことを言っていますが、陛下の背後にあって「言わせている」のは、外務省を通じたアメリカそのものではないのですか?
両陛下のタイ国ご訪問に際し、晩餐会の席上陛下がなさった「アジア諸国への反省とお詫び」のご挨拶は、誰あろう当時外務次官であった小和田恒氏の作文です!
タイ王国から謝罪は必要ないと言ってきたのに、小和田氏が強引に陛下に詫びさせたのです。国連という実態は戦勝国連合の反日組織と緊密な小和田氏はむろんアメリカの押し付けてきた不公平極まる東京裁判の肯定者です!
海外王室の晩餐会での国益かかるスピーチすら、たかが一外務省官僚の作文を「読ませられている」のです。誕生会見における「お言葉」が果たして全て、ご本人発なのかという視点は当然国民は、わきまえるべきでしょう。
皇太子と雅子妃の操り人 小和田恒氏の凄まじい売国 【拡散自由】
http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/a76fb513ec95ba5c92e68fe15713e463
小和田恒氏・その「罪と罰」 《転載・拡散自由》 保存版
http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/2e682ebf1e94d19c4563bb5378f6830d
皇室自損・自壊シナリオの立役者
http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/9170a4354d9486f70e429180f67f03c7
皇太子はその誕生日改憲で更に突っ込んで平和憲法護持について訴えられました。変だと思いませんか? あの語彙の極度に乏しい皇太子が能弁に憲法護持、要するに九条改正反対をとうとうと語る? 自発発言ではあり得ないでしょうに。なぜ気づかないのでしょうね。背後に小和田=アメリカありと想像するのが妥当でしょう。雅子さん入内以来、親米反日を出世の坂道を駆け登る噴射エネルギーとした小和田恒氏は20年かけて、皇室に堅牢な反皇室反日本の体制を築き上げて来たのであり、またそれに呼応する自虐史観要素を、両陛下共に内在させていらっしゃり、さればこそ雅子妃の入内もあり得ました。
外務省内の小和田氏の言動履歴を見れば親米反日、つまりは東京裁判肯定の自虐史観者だということは一目瞭然であり、そしてその立ち位置に恐ろしいことに両陛下が与していらっしゃいます。
天皇陛下の「祖先は朝鮮半島。朝鮮にゆかりを感じる」発言も、日韓問題を正確にご把握なら、あるまじきこと。
「私自身としては、桓武天皇の生母が百済武寧王の子孫であると続日本紀に記されていることに、韓国とのゆかりを感じています。武寧王は日本との関係が深く、このとき日本に五経博士が代々日本に招聘されるようになりました。また、武寧王の子、聖明王は日本に仏教を伝えたことで知られております」(宮内庁ホームページ)
百済は現在の韓国ではありません。武寧王の出自を日本とする説もあります。仏教の伝来はあくまでも中国経由の日本までの「通路」が朝鮮半島であったに過ぎず、しかも中国経由の仏教は小乗大乗論で、本来のインドの釈迦仏教ではないことが、学説で明白です。ご進講の形で耳に吹き込む輩がいて、また創価と反日者が多い外務省から小和田氏の息のかかった連中で構成されている宮内庁の雰囲気も宮中に充満しているのでしょう。
*「是歳、百済の末多王、無道して、百姓に暴虐す。国人、遂に除てて、嶋王を立つ。是を武寧王とす」「武寧王」も九州は佐賀県生れの倭人だった。天皇によって決められた「王」が日本から朝鮮半島に渡って行った。百済は倭国の一地方であったとする説。
年頭の陛下のお言葉の断片「歴史を十分に学び」はご自身にこそ向けられるべきでしょう。陛下が「歴史に学び」とおっしゃる時、その意味するところは「日本は悪い戦争を起こしたことを反省、アジア各国に謝罪の意識を持ち」という毀国者たちと同義の言葉ではないでしょうか。
繰り返しますが東宮批判も、天皇(皇后)陛下批判も実はご本人ではなく、背後のアメリカ、日本・皇室弱体化勢力への広義で実はあるのだぞ、という側面をお忘れなきよう!批判無きが実は本質的意味においての不敬です、皇室へなかんずく日本の神々に対して。
今上陛下への、GHQの恫喝による刷り込みは12歳から17歳までの多感な少年期になされています。この柔軟な時期の5年間は青年期の10年に相当します。その事実から国民は目を背けてはなりません。それゆえに今上を非難するということでは全くなく、逸脱の言動ある時は、「ならぬものはなりませぬ」と声を上げるのは、今や国民しかいません。
政府言えず、宮内庁は寧ろ悪しき方向への誘導者、小和田氏の手下(てか)が多くうごめいています。
GHQが当時の皇太子につけた家庭教師はクェーカー教徒のヴァニング夫人。
「非戦」を教義に掲げるクェーカー教は米国にとって都合のいい教えであり、日本国のための教育係ではありません。今上陛下は「ジミー」という名で、この夫人にしたたか「反戦思想」を刷り込まれておいでです。
同時に多感期に、GHQによる残酷な恫喝もお受けです。
つまり、今上の誕生日に日付が変わったと同時に、いわゆるA級戦犯である東條英機他が、次々に7人が断頭台で吊るされていったのです。我が身に起こったこととして、想像してみてください。幼い少年の身には、一生消えることのない傷跡と恐怖でしょう。
声には発しませんが、GHQの意図する当時の皇太子へのメッセージはこうです。(ハーッピーバースデー、ジミー! キミへのプレゼントに、私たちは君の父の臣下であった戦争犯罪者たちを、縛り首にしてあげるね。一生キミが忘れないように。我々に背けば、キミの父親もキミも、吊るしちゃうよ。母上もどうだかね。おめでとう、ジミーことアキヒト!)
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20091124/197024/
マッカーサーが仕掛けた戦慄の時限装置
皇太子明仁の誕生日になぜA級戦犯が処刑されたのか?
○ 4月29日 東京裁判「起訴状」 公布 -- 昭和天皇誕生日
○ 5月 3日 東京裁判 開廷 -- (現行)憲法記念日
○ 11月 3日 日本国憲法 公布 -- 明治天皇誕生日
○ 12月23日 東京裁判 死刑執行 -- 今上天皇誕生日
どうでしょう、こうした悪意に満ちた時系列を眺めれば、その間に挟まれた
憲法発布が、日本国に好意的で易になるものであり得たでしょうか?
http://www.sankei.com/premium/news/150102/prm1501020030-n4.html
アンダウッド氏は「日本軍は負けると判っている戦争を最後まで戦った。この忠誠心は天皇の力と知って、ペリリュー島を“天皇の島”と名付けた」と述べ、ワグナー氏も「日本軍人の忠誠心に最高の敬意を表す」と語っている。
こういう臣下たちを、両陛下が戦勝国側の価値観ないしは左翼史観で「戦犯」と貶めてよいのでしょうか。残された遺族が「国民」なのですよ? 私どもは「戦争犯罪人」の子孫なのですか?
皇后陛下もまた、天皇陛下と一対の自虐思想をお持ちです。天皇陛下に対しても「ならぬものはなりませぬ」ということが、不敬の念からではないように、皇后陛下のもの申し上げたところで、皇后陛下の全てを否定し去るものではありません。
そもそも皇室は何のために存在するのか、日本国のためでしょう。
両陛下がその日本国を損ねるほうへ言動の舵切りをなさるのを等閑視するのは、本末転倒というものでしょう。
皇后陛下后陛下お誕生日に際し 平成26年宮内庁
私は,今も終戦後のある日,ラジオを通し,A級戦犯に対する判決の言い渡しを聞いた時の強い恐怖を忘れることが出来ません。まだ中学生で,戦争から敗戦に至る事情や経緯につき知るところは少なく,従ってその時の感情は,戦犯個人個人への憎しみ等であろう筈はなく,恐らくは国と国民という,個人を越えた所のものに責任を負う立場があるということに対する,身の震うような怖れであったのだと思います。
・・・・・・
まずいかなる文脈であれ、「A級戦犯」という戦勝国側の一方的でっち上げ裁判・・・・・要するに「日本は悪い国だ」という「東京裁判史観」に立つ者、つまりは小和田恒氏のごとき売国自虐の左翼が用いる言語を用いるべきではありません。全文を引用はしませんが、文脈もまた問題であり要するに、日本はしてはならない戦争をしてしまった、というニュアンスで述べられていて、これを敷衍すればではなぜ英霊たちは散ったのか、特攻で空に散った若い命すら無駄死にであったとおっしゃるのか、ということになります。擁護派がいかに強弁しようと、文章にはそれ自体が持つ論理の必然的帰結というものがあります。
皇后陛下については、ベルギーのカトリック教会に於ける場違いの服喪の帽子、そしてご実家のカトリックの残滓を引きずりまた一種の「本卦還り」なさったかとも見える奇矯なお振る舞い、また雅子妃を異様に立てるなさり方などから、畏れながら認知症の可能性も囁かれており、それは何とも言えませんが、少なくとも「A級戦犯」発言に於ける文章上の構成は破綻なく、語彙も相変わらず豊か、その気配はありません。しかしベルギーに国費を莫大に費やして専用機を飛ばし、一泊旅行なさる必然性があったかどうか、また教会内のお振る舞いの奇妙さなどにはその兆候皆無とは言えない点もあるのかもしれません。
それならそれで、お退き願わないと国益を損ねます。東宮夫妻が機能していればさり気なくカバーも出来るのでしょうが、この夫妻が逆に皇后陛下に補佐されていらっしゃるていたらくです。そういう「息子夫妻」を放置なさっているのは現実。またその、父方実家の自虐史観反日思想と、母方実家の企業犯罪と、明らかに下卑た様子の女性を后として迎え入れた責任もお有りです。
帝王学を厳しく仕込まねばならぬ皇太子に「庶民流」を持ち込んだ過ちは、自ら償わねばなりません。皇室の舵取りを決定的に誤られたのです。
皇太子は、将来不自由になる身だからとして、放任に近い育て方をされたのは両陛下、ことには皇后陛下です。その一方、比較的自由でいられるからと、厳しく育てたのが秋篠宮殿下と清子様であり、秋篠宮殿下はまだ幼い身で、近所湯陛下に冬の凍えた池に叱責せれ突き落とされた、と回顧していらっしゃいます。
皇太子にこそ、もっと厳しくお躾があるべきでした。将来の日本国を背負い、日本の神々を受けて立たれる厳しい祭祀王になられるお方なのですから。
あるいは幼年期よりお知恵の遅れたさまが、親なら察知でき、不憫でいらしたのでしょうか。
失敗のけじめはおつけになるべきでしょう、廃太子を提言なさるという形で。今は逆にかばっていらっしゃいます。「ならぬものはなりませぬ」。個人の情はなりませぬ。「愛子さまご優秀」という長男夫婦の国民騙しに、両陛下が加担なさるのも、なりませぬ。ハンディのある皇太子を国民の目から隠していらした過去を自らもお持ちで、何も言えぬのでしょうか。
将来の天皇陛下たる皇太子の養育係にわざわざカトリック教徒を選ぶ異様さ。
世俗における両者の融合や、カトリック側の神道への寛容などさかしらげに
言ってくる一知半解の未学習者たちがいますが、そのレベルなどとっくに承知、
過去記事でむしろ詳しく何度も記事にしています。そうではなく、皇居はそれ自体が神道の神域なのです。神社の結界内にキリストの像を持ち込むごときけじめのなさを言っています。神事である大相撲の結界である土俵内でアーメンを力士が唱える如きです。
神道の結界の厳しさも学ばず、半端なことを言わぬよう。一神教と多神教は厳しく煎じ詰めれば相入れません。天皇は日本神道界の最高位の祭祀王であり、そこに嫁いだお方が、将来の天皇になる長子にカトリックの養育係をつけるなど、一体何を惑乱なさったのか、確信犯で改革なさろうとしていらしたのか。
ベルギーのカトリック教会での奇矯なお振る舞いと合わせ、憂慮すべきことでしょう。
秋篠宮殿下が皇位を直接継承なされば、悠仁親王殿下が皇太子殿下となられ、従来のあい整った形となり、また能力見栄え、公務祭祀へのご姿勢全て、秋篠宮殿下妃殿下が備えられていること、よっくご承知でいらっしゃいましょうに。
今年年頭の天皇陛下の所感もまた、平和憲法護持、9条堅持の左翼的発想に基づいたご発言でした。
「この機会に、満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていくことが、今、極めて大切なことだと思っています」
このご発言が、なにゆえ決して発してはならぬ内容なのか、上記の拙文でもはやお解りのことと思うので、踏み込みません。満州事変の背景には台頭中国の横暴があったというのに、歴史を十分に学ぶという、この場合の「歴史」は日本の「負の歴史」のことでしょう。すべて日本が悪かったのだ、と。だからこそ「謝罪訪韓をしたい」など、両陛下共に決してあってはならぬことを、口になさいます。日本がどんな悪いことを韓国に致しましたか?
功罪はあるにせよ、客観視すれば功が遥かに勝るはず。
皇后陛下はヘイトスピーチにお心を痛めていると報じられていますが(週刊文春)そもそも、ヘイトの始まりは韓国と在日ですよ。韓国の反日にも簡略に触れていらっしゃいますが、日本人がひどい目に合わされ続けてきた戦後この方69年の歴史があり、その理不尽さにやっと温和な日本人が耐えかね立ち上がったのがここ数年であり、しかも「殺せ」などという悪質なヘイトスピーチは、在日の成りすましによる可能性が高いというのに。
全てのデモの注意事項には「ヘイトスピーチ禁止」の一箇条があるのが、日本のデモ隊なのに。悲しいことをおっしゃいます。どちらの国民をお信じなのか。慰安婦についてもその強制的存在があったかのように取れるご発言があり、一体どうしたことでしょう。
古い読者なら、拙ブログ主がいかに天皇陛下と皇后陛下を褒め称え、また批判に対して擁護させて頂いたか、よくご存知のことと思います。それらに嘘は微塵もございません。
しかしながら今回の記事は、ある意味「もはや臨界点」、これ以上の庇い立ては寧ろ真実の歪曲・隠蔽であり、ブログ主のモットーである是々非々に反するということで、休載に向け緩やかに着地している現在、これだけは率直にお伝えせねばという思いから駄文を綴りました。
国民が真実を直視せねば、皇室の浄化も健全な存続もなく、長い歳月の間には人心が離れること必至だからです。2千年続いた皇室の堅牢さがそう容易く揺るがぬという人達もいますが、いいえ。かくも、その言動に於いて日本国を下げる天皇皇后が現れた試し無し、また皇太子皇太子妃がかくも天皇皇后両陛下に対し不敬で補佐もせず、皇太子妃は下卑てふてぶてしく祭祀も公務も怠り,国も国民もないがしろになさる、というのは前代未聞。また不適切な皇太子は廃太子されてきたこそ、現在まで存続して来たのです。いずれも敗戦が全ての源流でしょう。皇室は歪んでおり、本来の正しい姿には現在ありません。回復に至るまでの過渡期と言うべきでしょう。
述べればもっとありますが、紙幅も限られ出来る限りコンパクトに纏めてみました。コメント欄ヘおそらく攻撃も来るでしょうが、皆さんお気づきのように東宮雅子妃批判の記事に対してと同じく、理路を通した文章は皆無、幼稚な罵倒だけであろうと、予測しておきます。来るなら事実と論理で来なさい。
それなら受けて立ちます。それ以外は全て相手せず、と予め。公開だけは、思考停止自称保守の頭脳レベルをさらす意味でします。
普段は東京裁判に基づく自虐史観を糾弾しながら、いざ天皇皇后皇太子がそれを口になさったとたん、見ぬふり聞こえぬふりをする「保守」たちのなんと愚昧で怯懦なことでしょう。韓国の反日を撃ちながら天皇皇后両陛下が韓国寄りのご発言をなさっても、声も無し。彼らのそれまでの主張が潰えさります。論理は終始一貫なさい、みっともない。
北朝鮮ではあるまいに、国体を損ずることあらば、お相手が誰であれ「ならぬものは、ならぬ」のです。
祈願 皇室再生元年
今年、伊勢志摩から初日の出に天使の階段-雲の隙間から降り注ぐ太陽の光 /三重
みんなの経済新聞ネットワーク 1月1日(木)9時28分配信