先稿 http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001 「いいかげんにしろ 増長沖縄!」に引き続き・・・
沖縄の普天間基地の県外移設を考えた首相はいます。元小泉首相と、並べるのもどうかと思うけれど鳩山由紀夫。移設先を見つけるのは不可能でした。
何が何でも県外移設を言い立てる仲井真知事が沖縄の人々の総意ではないとは思うけれど、仮にそうだとしても、なにゆえ日本の国防がかかることを「沖縄の民意」で決めねばならないのでしょう。国民の総意で決定されるべきことです。
中国は年々増加の一途を辿る軍事力にものを言わせベトナムやフィリピンと領土争いで緊張状態が続いています。軍事力が弱いベトナムやフィリピンはアメリカに助けを求めていますが、日本はすでに沖縄に米軍がいます。沖縄になにごともなく今まで過ぎてきたのは、米軍の駐留と自衛隊の存在があったからでしょう。米軍が沖縄から引き上げた後の、沖縄のそして日本の安全に対して、沖縄の人々はどれほど確信を持っているのでしょう?自衛隊も拒否するとあれば、沖縄の人々は日本の護りをどうすればいいと考えているのでしょうか。米軍撤退の後の、国防のビジョンもなく、追い払うことだけを言い立てるのは視野狭窄の地域エゴです。日本国としての国防政策による沖縄の基地が必然で、それが受け入れられぬなら出ていくしかないですね。日本国中、沖縄の人たちは住めます。 事情でそれが叶わぬ人たちがいるから、政府はそこを補償金や援助金という形で莫大に過剰なほどにもカバーしています。沖縄の言い分は、文句をいいながら日本から出ていかない在日の人達の言い分にそっくりですね。住みづらい、被害者だ、と言いながら沖縄から動こうとしない。
軍事問題は一地方の問題ではなく、国全体の問題です。そこにアメリカ軍がいるので国際問題でもあります。枠組みがかくも大きいことに対して、沖縄という日本の人口で言えば1%に過ぎない一ローカルエリアの民意とやらが、どれほどの比重を持つのか。
米軍を追い払って、中国と北朝鮮からの脅威に備えられるのか? 沖縄は地政学的にいやおうなく国防の最前線であり、そのことは日本政府の責任ではありません。
内モンゴルやチベットを武力支配して虐待・虐殺の限りを尽くしている人民解放軍からの脅威を、沖縄の基地抜きで守れるのか、食い止められるのか? 沖縄の人たちには日本という国家単位の視野で考えていただきたいと思います。
北朝鮮にいったんことがあるとする。すると即座に嘉手納飛行場に飛んでくるのは最新鋭の情報収集飛行機です。戦後すぐにつくられたトリイ通信基地(*後述)はアジア最大の通信基地です。
忘れてならないのは、沖縄はアジア全体を監視して北朝鮮と中国の暴発を抑止する基地であるということです。
沖縄はアジア全体を監視し、中国や北朝鮮の軍事行動を抑止している軍事基地である。普天間基地の問題は国家の軍事問題です。沖縄の県知事ごときの意見で左右されるべきことではありません。県民が日本の軍事にまつわることに意思決定権を持つというのも、本来あり得ないことです。尖閣諸島に中国が侵攻してきた時、沖縄はどう責任を持ち、対処するのでしょう。
この仲井真という知事は、尖閣諸島の日にわざわざ北京に出かけた男です。
米軍基地=沖縄への押し付け 荷重負担、とマスコミでは喧伝されていますが、それは物事の一側面に過ぎず、あられもなく実態を言えば基地の存在によりいかに沖縄が甘い汁をすすってきたかという現実があります。
何もない土地に基地を建設したら、あたかも灯りに群れる蛾のように人々が群がり寄って来た。軍や兵隊相手に商売が成り立つから。その一方、不祥事もあったが、それでも人々は逃げ出さず、それどころか増える一方だった、なぜなら、不祥事よりもメリットのほうが多大だったからです。その上、ゴテれば国からの補償金や援助金まで得られる。
早い話、わざわざ基地の隣に住んで、庭に飛行機の離着陸を妨げる鉄塔を建てるのまでいる始末。騒ぎを起こして補償金をもぎとる下心。騒音被害を言うけれど、ちょっと待っていただきたい。騒音と、人々とどちらが「先住者」だったのか?
もともと、騒音ありきで、それを承知で人々は寄り集って来た。たっぷりお金を吸い取って、食えるようになったらいきなり「うるさい」「暮らしに差し支える」と喚き始める。
飛行機の墜落だって、もともと飛行機が飛んでいるのが先で、飛んでいればなにがしかの事故の可能性はある。それを承知で人は集まって来た。今更、何を言っているのでしょう。
子どもたちが危険だというので、学校を移転させようとすれば、させなかったのは誰でしょう? 沖縄の人たちですよ。子どもたちを看板に、ゴテる材料がなくるから、
沖縄にばかり危険を押し付けて、とよく言えます。自分たちの主義主張のために子どもたちに危険を押し付けておいて。
物乞いのために子どもの足を切って路上に出すごとき発想ですね。
沖縄のゆすりたかり精神は、現地のアメリカ軍も知悉しています。米国務省元日本部長のケビン・メアさんの感想はいたって正しい。何を言おうと所詮は、ゆすりたかり精神が根底にある、住民エゴに過ぎません。
アメリカの苛立ちはなぜ、このような卑小な住民エゴを日本政府が毅然と押さえ込めぬのか、ということでしょう。
中国、韓国のゴリ押しへの弱腰とまったく同じ構図が対沖縄に対しても見られます。中国、朝鮮半島、台湾に至近の地政学的な見地から、沖縄の基地は不可欠なのですから、本来国家は問答無用でいいのです。
それを、過剰な低姿勢で莫大な資金まで手渡し続け、図に乗らせてしまったという意味でも、対沖縄に対する歴代政府の失態は中国、韓国に対するのと同類です。
しかし沖縄のほうが、よりたちが悪い。中国も韓国も日本を敵対視する外国ですが、沖縄は日本であり、そこに住む人々は本来、日本人にとっては同胞のはずでしょうに。
一方、中国は「琉球奪還」「沖縄解放」をスローガンに、沖縄侵攻への意欲を隠そうとすらしていません。沖縄の人々は、沖縄が中国に乗っ取られた時のことをイメージする能力がないのでしょうか?
ことは飛行機の墜落やら、騒音といったレベルでは済まないのですけれど。時たま起こる米兵の犯罪など、物の数でもないことが起こり得ることは、チベットやウィグルの例を見れば、よく解るでしょうに。
沖縄が米軍を忌避する立場なら、まず憲法九条を改正して日本軍が守りを出来るようにしなければなりません。米軍基地が日本の領土・領海を守り、中でも沖縄の最強、機動部隊である海兵隊があってこその現在の沖縄の、そして日本の安全なのですから。
米軍基地はいや、自衛隊もお断り、それでも安全とお金は欲しい。それはあり得ません。平和、平和とお題目を唱えていても平和は来ない。平和を維持するための軍備が必要だというパラドックスが、残念ながら現時点における世界の実情です。
沖縄の地域エゴを肥大させた歴代の政府もよくないですね。中国と韓国の侵略をきちっと言わないから、沖縄に対しても腰が引け、いいように居直られ、身勝手な言葉ばかり浴びせかけられて事態は膠着する。
読者から寄せられた【参考動画】
疎開拒否を棚に上げた沖縄県民
http://www.nicozon.net/watch/sm17042407
基地負担は北海道が全国一、沖縄ではない
http://www.nicozon.net/watch/sm17052010
【備考】トリイステーションは、その名の通り、基地のゲートに聳え立つ鳥居が名前の由来であり、この鳥居が基地の象徴となっている。面積は、1,980m²あり、敷地内にはビーチや広大な畑が広がっている。このビーチは、沖縄戦の時にアメリカ海兵隊が上陸した海岸の一つで、基本的にアメリカ軍人の専用施設になっている。畑は、基地内に土地所有権を持つ日本人が、許可を得て農作物の栽培を行っている。
トリイステーションが占める土地のうち、およそ9/10は私有地である。このため、年間12億円を超える賃借料が地主に支払われている。
基地の内部は、一見して基地とは思えないほどのどかだが、ここには電子諜報部隊、暗号部隊、犯罪調査部隊などが駐留しており、いわゆる「ゾウの檻」として有名なアメリカ陸軍楚辺通信所で収集した電波情報や、キャンプ瑞慶覧隣接のフォートバックナー陸軍通信基地内の施設で受信される偵察衛星のデータが自動的に集積され、情報の処理・分析、暗号作戦の実施を行っている。アメリカ軍の、極東地域における軍事情報戦略の要と言える施設である。
トリイステーション 84年には特殊部隊グリーンベレーが配備。第三世界の紛争、テロなどに心理戦、偵察、必要があれば攻撃で対処する精鋭部隊です。 中韓・左翼勢力に毒されたマスコミは、「被害」を言い立てる言い分だけを報道、その一方で彼らがいかなる利益を得ているかは報道せず、それは中韓に関する報道の構造と全く一緒です。 現実には沖縄にも基地賛成派がいっぱいいて、米軍との交流を楽しんでいる人たちもいます。こういう事実はいっさい報道されず、あたかも沖縄が日本国とアメリカの被害者であるかのように発信されていて沖縄のある層の人達はそれを利用します。 沖縄トリイビーチサルサフェスティバル 沖縄の安宿おさるのおやど那覇 沖縄県民のこういう声はいっさい報道されません。基地にアンチの声ばかりを取り上げる。しかし本土から移り住んだ自称沖縄県民・左翼運動家の成りすまし意見も一緒くた。84年には、特殊部隊「グリーンベレー」が配備されている。同部隊は、第三世界などの紛争、テロなどに対処するプロ集団で、心理戦・偵察・破壊活動を任務とする荒くれ部隊である。
810・24尖閣諸島・沖縄に自衛隊配備を求める日本国民大行進!
べべこ過去記事
http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/d4a40dbc29d958069358f2059be7884e
「民主党の沖縄ビジョン」
抜粋
「中国海軍の大佐から直接聞いた話だが、中国は明らかに
沖縄を狙っている。人民軍も中国共産党も、アジアにおける
王政がネック。日本では当然、皇室の存在。習近平の
天皇訪問は表敬ではなく、探りであった」(青山繁晴氏・発言要約)
【青山繁晴】中国に狙われる沖縄[桜H22/7/23]
「もう沖縄は独立したほうがいい」「基地問題、沖縄は重くて叶わん」
(菅直人氏が政権交代時、副総理の時に喜納(当時)議員に
語ったとされる言葉)
「普通なら、この発言だけで(発言が事実なら)総理になる資格を失う」(青山氏)
(証言はあるし喜納氏の著書にも引用されていて、
それに対して菅氏が抗議してもいないので、菅氏の発言は
事実だと思われます)
「しかし・・・沖縄の人たちと飲んでいると、沖縄が日本と
一緒にいることが本当にいいのかな、と率直な意見が出ることがある。
「沖縄独立論」などという本土では見られない本が、沖縄の
本屋には平積みになっていて、1時間ほど観察していたら
若いのは中学生から次々に買って行かれた」(青山氏)
べべこ注;「独立」はあり得るでしょうか。独立した途端、中国領でしょうよ。沖縄のいう独立は、つまり二流の中国民になるのだという・・・
下手したら二流以下の奴隷搾取階級になるのだということを解らないのでしょうか。
民主党の掲げる「沖縄ビジョン」の内容を箇条書きに簡略化してみますね。
1.軍事基地の縮小
2.地域通貨の発行
3.ビザの免除による東アジアとの人的交流の促進
4.沖縄の地理的、歴史的、社会的特性を踏まえて徹底した英語教育を行うと共に、
中国語などの学習も含め、沖縄の「マルチリンガル化」を促進する。
5.外国人の長期滞在中心「3000万人ステイ構想」推進
これ、細かく見ていくと、息を呑むくらいとんでもないのですが・・・それはまたいずれ。
いずれにせよ、これが民主党の本音であり本質でしょう。