http://www.sankei.com/life/news/141229/lif1412290010-n1.html
秋篠宮ご夫妻の次女、佳子さまは29日、20歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち東京・元赤坂の宮邸で初めての記者会見に臨み、高校生のころは成年に「大人のイメージ」があったとした上で、「自分が成年を迎えるとなると、まだ未熟なところが多くある」と心境を述べられた。来年1月1日の新年祝賀の儀が成年皇族として初の公務で、同2日の新年一般参賀で国民にもお披露目される。
佳子さまは成年を間近に控えた今年11月以降、障害者や国際親善、教育などに関連する公務に相次いで臨席されてきた。成年皇族として公務の機会が一層増えるが、「関心を持っている」ことよりも「頂いた仕事を一つ一つ大切にしながら取り組んでいくべきだ」との考えを示された。
プライベートでは、8月末で学習院大を中退し、来年4月から改めて国際基督教大(ICU)に進学される。公務に臨む中で、「英語でコミュニケーションを取れることや、幅広く様々なことを知っていることが大切であると感じるようになり」、英語教育や教養科目が充実したICUを志望されたという。
ご自身の性格では、短所を「父と同じように導火線が短い」とご説明。結婚については「将来的にはしたい」とした上で、大学生活を送ることを踏まえて「現在は考えておりません」と答えられた。理想の男性像は「一緒にいて落ち着ける方」と打ち明けられた。