龍神顕現
丹生川上神社下社
奈良県吉野郡下市町
『日本書紀』『古事記』に現れる闇淤加美神/高淤加美神(くらおかみのかみ)が御祭神で、日本最古の水の神です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B7%A4%E5%8A%A0%E7%BE%8E%E7%A5%9E
水と雨を司る神のせいか・・・・
右の柱に昇り龍、左の柱に降り龍が顕現されていますね。
神話の神を祀っているのに、龍神という形で人の目に視えるように顕現されるのも、不思議の感に打たれますね。
この間ご紹介した天空に現れたゼウスも、神話の世界の神のはずなのに。
神話=フィクションと人間が勝手に思い込んでいるだけで、
実在なのかもしれません。
天照大御神も・・・・・。天照大御神は女神、男神と2説ありますが、女性として描かれる事が多いですね。でも太陽ですから、人間的な意味での性別はありません。大体神を性別という人間の得意な二元論の狭隘な世界に押し込めるのが間違いだし、神に対して不遜だと思うのです。
狩野芳崖描く慈母観音は、長い髪を宝石で荘厳された母性の観音さまですが、おひげをたくわえていらっしゃいます。(卓越したアーチストの霊感が産んだ、稀なる作品だと思います)
だからといって、慈母観音が「人間的な意味での」男性だと規定するのも
違うでしょう。相手は神なのです。神をペニスやヴァギナのあるなしで、男性女性と規定したがるのが狭量で、矮小化しているのは、解りますよね。(呼称は観音だけど、高次元におわす存在ということでカミと勝手に一括りしました)
それゆえ、天照大御神が女神だから女帝ありだとする説は、稚拙な妄言です。
神事を知悉しているはずの人が、天照大御神を持ちだして、(人間である)女帝の正当性を主張するのは無知の極みです。いや学術的な意味での知識は豊富なのかもしれませんが、およそ神を「体感」したこともなければ、その御業(みわざ)の片鱗でも、体験したことがないのでしょう。
神事の何たるかを感知する能力なくして、天皇論は笑止、机上の空論、画餅の典型です。
同じく太陽神をイメージした大日如来が、神仏習合発想では天照大御神と同一視されますが、その天照大御神の変化身は不動明王です。
不動明王を(人間的な意味で)女性と思う人はいないでしょうから、要するに神の世界は融通無碍なのだと思います。
三段論法で言えば、不動明王は男である。その不動明王は大日如来の化身である。従って、大日如来と同一であるとされる天照大御神は、男である。
・・・とこうして、論じてみると神の性別にこだわる愚かしさがよくわかると思います。たかだか生殖器の差異で、神を区分けしないように・・・・。
神の中の「女性性」にフォーカスした場合は女性として、「男性性」に焦点をあてた場合は男性として人間が感知、描かれるのだと思います。ゼウスなどというお方は、男性性のエネルギーが圧倒的に勝った存在なのでしょう。
しかしながら、ゼウスに相当するエネルギーは、日本では不動明王ですが、その不動明王は実は大日如来であるということで、大日如来のたおやかさと天照大御神が同一だということになるのですから、ゼウスも彼の中の女性性に絞り込めば、そこに女性神もいる、というごときことなのでしょうか・・・
だんだん、わけわからなくなってきましたが、神々の世界を人間の狭い五感と経験値で捉えようとしても無理なのでしょう。
神仏とは、波動=エネルギーだと思うのです。それを人間の感性が捉えるときは、自分に分かりやすい「形」に変換しているのではないかと思うのですが、勝手な素人談義です。
閑話休題 読者さまから頂いたコメントを、載せておきます。
此方の神社はイザナギ、イザナミがこの世に降りて初めて使った水がある神社様だったかと思います。敷地の四方にまくと結界を張れる土を頂ける神社です。私は天川に訪れる様になって「アマテラスオオミカミ」は正しくは「アマテルノオオカミ」と音すると習いました。魂は両性で具現化する時に何らかの主観が入り男女を分けたそうです。また話は別になりますが、女人禁制は、元来女性は霊的にとても強く、粒子の繊細な土地に入ると、発狂する者が多発した故に禁じた。との事を聞いています。(転載ここまで)
神の実在なること、この画像で知り、宮中祭祀の大事なこと、この画像で少しでも解っていただけたらと思います。
自分が写したのでもない拝借した写真を掲げて、偉そうに言うのもなんですが・・・
皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。佳き年でありますように。
画像の引用、転載はフリーというお言葉に甘えて、こちらから拝借しました。
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ttp://figureskateandsoon.blog.fc2.com/
もっとも、原典は他にあるようです。その元ブログのアドレスを記そうとしたのですが、
リンク切れしていました。
*実は、ちょっと禍々しい記事を次に上げるものですから、お清めの意味で
こちらを先にアップしておきました。
次の記事は、いったんトップに置きますが、しばらくしたらこの記事を上に持って
来るかもしれません。
時々、邪霊の写り込んだ画像をアップすることがあり、気持ちの悪くなる人が
時々いるので、その意味もありこの神社さんの画像を掲げました。
霊写真で気持ち悪くなった時は、どうぞこの画像を見つめて気を鎮めて
くださいませ。