必ずしも字の巧拙ではないのです。微妙に感じるある種の本能的な違和感。 たとえば、和服をお召しになっているのに、なぜか着物に見えない、選ぶ色彩もチマ・チョゴリ感覚の某夫人に感じるごとき日本人としての違和感・・・。
字が下手なのはいいとして、しかし全体に感じる違和感の正体は? まずもって左端に書くべき年月日を中央に書き、しかも算用数字を書くことへの違和感。日本人が筆を持たされたとき、半ば本能で算用数字は避けるのではないでしょうか?
素志貫徹の「素志」を指摘する人がいますが、これは間違いではありません。素志は言葉としてありますし、「素志貫徹」は野田さんの出身塾、松下政経塾の「誓い」にあります。
それにしても、松下政経塾で教わった字句をそのまま色紙に転用するのは、稚拙だとは思うけれど。
貫徹の「徹」の字をいい加減にごまかす。人偏が一本線になっている、ズサンさ。誰かの書を想起させます。
小学生でも「き」の筆順を間違えるとは思えない・・・。書道は多少心得ているので解るのだけれど本来トメの部分から始めて跳ね上げています。
キというカタカナと組み合わせたヘンな感性を感じます。
「幸」はいかに割り引いて草書体だと見ようとしても、こんな字はないとしか言えません。「鳥」もしかり。「字」という筆順ではなく「絵」、見た目・・・で覚えた外国人がよくやるごまかし方ではあります。
「愛」の字をまともに書けない日本人、いますか? ハングルのほうが達者なのも・・・?
こコップに手を添える「特有」の水の飲み方。
俗に朝鮮飲みと言われ、偶然かもしれませんが、菅さんも鳩山さんも、この飲み方・・・。(一度記事にした画像を探しているのだけど、まあ朝鮮式飲み方がテーマの記事ではないので)
以下の画像は、靖国神社の「みたままつり」に奉納された書の数々で・・・これらは文句なしに「日本人だ」と感じるのはなぜでしょう?
画像はすべて「未来スイッチ」さんから拝借しました。 http://ameblo.jp/daisy0505/entry-10959810134.html
やすくに神社「みたままつり」
山本卓眞・崇敬会総代
渡部昇一教授「坂の上の雲」からの一節。(NHKはこの坂の上の雲すら自虐史観の衣をかぶせて制作したけれど)
田母神俊雄・元航空幕僚長。
李登輝・元台湾総統閣下。
小野田寛郎・陸軍少尉。
外交評論家・岡崎久彦さん。
英霊たちの思いを描いたTBSドラマ「帰國」の脚本家・倉本聰さん。
このドラマに出演したのをきっかけに向井理さんの靖国参拝が始まったようです。
野田さんの字と並べてみましょうか。