コメント欄に頂いて、気づいたのですが被災者との触れ合い、せいぜい10分程度のこのたびの皇太子雅子妃の被災地訪問でしたが、その気になれば、
今回の訪問被災地から車で一時間以内に何カ所もの被災地がある。
多賀城市、仙台市若林区、などちょっと遠回りすれば日帰りでも3か所は行ける。
調べたらその通りで、絶句すると同時に残念です。
被災地のことは1日も忘れたことはなく
心を痛めていると言いながら2年間放置の、ドタキャン3回。
しかし今回のみは、週刊誌、放送局とお出まし確定報道で、出来レース見え見え。
皇太子は、1人でなら何回も訪れられたのに、その気無し。
大震災ちょうど一ヶ月目の震災の傷跡いまだななまなしく、死者の数さえ掴めていない時に、
東宮で「お楽しみ会」を催してはしゃいだご夫婦です。
仙台在住の方の話によれば、
より市民の目に触れる仙台市の目抜き通りで、(被災地訪問とはなんの関係もない)パレードのような形で、お手ふりがあったそうな。
「仙台駅と訪れた七ヶ浜町の被災地の位置関係から、仙台市青葉区一番町でのパレードは来仙のアピールのためというのがよくわかる」
つまり、わざわざ迂回して中心部でアピールなさった。
家を失くし、職を失い、子を親を失った人々のいる地で、にこにこと選挙運動のようなお手振り、愛想笑いは残念です。
被災地に心を寄せているのが真実なら、午前中に現地につくようにして、日帰りでも数カ所を回られるのではないでしょうか。
何度もキャンセルを繰り返し、そのつど関係者に無駄な労力と時間を使わせたこと、いまだ行方不明者を探しているその捜査を中断させたこと、などに対して侘びの一言も無いですね。
考えてみれば、意味も大してないミソ工場を訪れて、ミソ3キロもらって「わあ、嬉しい」と言っている間に、他の被災地が回れます。ミソ工場も、人とあまり触れ合わずに済む場所で、とってつけて形だけ整えたのが、透けて見えます。
食品工場訪ねるに、髪も束ねず、仮設に住む人達を訪ねるのに超高価なブランドバッグ(エルメス黒バーキン 100万円前後)も、いささかお心得違いなのではないでしょうか。
被災者に貼られた識別シールは収容者扱いのようで、悲しくなります。
雅子妃の視線の先には誰もいません。笑顔は誰に向けていらっしゃるのでしょうか。
こうして、「大役」を果たされた皇太子ご夫妻の被災地訪問は華やかにマスコミで、持ち上げられ、幇間司会者やコメンテーターが賛美して、「雅子さまは、だんだんお元気になられてよかった」「お優しい気持ちが伝わって来ましたね」「被災地の人たちも嬉しそうです」。
かくしてお二人は大手を振って次の長期静養・お遊びへと突入なさるのでしょう。
そして、一泊の時間を取って、地道に被災地訪問をなさり、励ましてまわられている秋篠宮ご夫妻のことは、何も報道されません。
戦没者追悼式の日に、御用邸のプライベートビーチにいらしたお二人。
皇太子と皇太子妃を、次期天皇皇后として尊敬できぬと表明することが不敬でしょうか。
宮内庁へご意見
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皇室を守る会 コメント欄有り
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8月20日
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