「美しい国へ」安倍晋三・著
http://www.amazon.co.jp/%E7%BE%8E%E3%81%97%E3%81%84%E5%9B%BD%E3%81%B8-%E6%96%87%E6%98%A5%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%AE%89%E5%80%8D-%E6%99%8B%E4%B8%89/dp/4166605240
まず、公平を期するために同著書のamazon評をごらんください。概ね、高評価ですので。 拙ブログでも高評価はやぶさかではないのです。マスコミには理解されない安倍さんの本質が現れている好著だと思います。保守としての立ち位置も明快です。
ただ一つ、疑義を呈したいのは韓国に関する記述で、 これが一国の宰相なのか!? といぶかしいほどの事実誤認をなさっている 箇所があります。韓国側が日々仕掛けてくる捏造工作と日々微力ながら戦っている身としては、看過できない記述があります。
そこを部分的に批判したからといって、この著書全体の否定ではなく、また安倍さん個人及び安倍自民への完全否定ではないことは無論です。 繰り返し申し上げているように、拙ブログでは是々非々主義を採っています。 支持政党は批判しながら国民が育て上げるもので、無批判に御神輿担ぎをすべきものではないと思っています。 戦後60年、自民党を国民がいいわいいわで政権与党に居座らせた結果を 見ると無批判支持の弊害はわかるし、我慢していた国民は唐突に他へ 走り、史上最悪の内閣を誕生させてしまいました。 極端から極端へ。何十年も支持し続けていたかと思えば、一気に捨て去り、 今また政権が自民に戻ってきたら、今度は持ち上げることに一意専心で いささかバランスを失しているように見受けます。 まして、公明党という中共とツーツーの宗教団体を母体にした政党と 連立を組んだ政党であり、またセンター試験に韓国語を導入するごとき議員も少なからずいる政党であることを思えば、全託は危険ではないでしょうか。
政党は手段であって、目標ではありません。国民の目標とすべきは、よりよい 日本です。一政党の存続と隆盛などではありません。 それが日本のためになるのなら、存続も隆盛もよろしいでしょう。 あたかもそれ自体を目的化した政治家や政党の偶像化は幼い。現実を正確に見ないと、よりよい判断も出来ません。
さて拙い前説が長くなりました。安倍晋三著「美しい国へ」の問題文章を 転記しつつ、色文字で反駁を試みたいと思います。
・・・・以下、抜粋引用と反駁文
両国の問題はたがいにコントロールすべき どの国もそうだが、国境を接している国同士は、たがいに問題が発生しやすいものだ。
その通りです。但し大陸における隣国同士の葛藤とせめぎ合いと日韓問題は 全く別物でそれは日韓併合にまで遡り特殊です。 「隣国同士」と一般論化してしまうと、基本的に見失うものがあります。 韓国自体が多くの人たちが認識するように、ありもしない歴史を捏造して 日本に謝罪と倍賞を要求して来ます。何かにつけ日本と比べ、日本から 文化を盗み、折りに触れ罵り侮蔑の言葉を投げかけてきます。 こんな特殊な隣国を持つ国は世界中そうそうあるものではありません。
また日本の特殊性は相手に領土を侵略されていることです。これも 世界にそうそうたくさん類例のあることではなく、その意味でも 日韓問題の一般問題化は、ことの本質を見誤らせます。
よく言われるように日本の不幸は隣国に韓国と中国を持ったことです。
しかし、それをつねにコントロールしていくことが必要で、そうするためには、まず基盤となる経済関係をしっかりとさせ、 協力関係を維持していかなければならないということはすでに述べた。
文脈によると、コントロールすべき対象は、隣国同士に発生する問題なのですが、問題は相手が話して解るレベルではないということです。譲って謙虚に出れは相手はそれを日本が相手の言い分を了解し、敗北を認めたと受け止めるメンタリティにあります。
国が違えば歴史や文化も違ってくる。両国間に問題があるからといって、それらをすべてに波及させるというのは、どうだろうか。
文意がつまびらかではない箇所ですが・・・・。両国間に問題があるとして 日本文化をたとえばテレビの地上波からシャットアウトしているのは 韓国であって、日本ではありません。 日本人はサッカーのスタンドで、相手国を罵ったり侮辱のプラカードを 掲げたりもしません。 「波及させるというのは、どうだろうか」という言葉が向かう先は、読者の 日本人ではなく、韓国人に向けるべきです。
おたがいの違いは違いとして尊重することも必要ではないか。
これも意味不明なのですが・・・・。違いを違いとして尊重するとは 一般論としては正論なのですが、日韓問題の問題点はお互いの 違いを尊重しないことにあるのではなく、相手が余りにも多くの虚偽を 武器に日本を貶め、お金を奪い取って行くその偏頗な関係性にあり、 その構図をずるずる許してきたのが、概ね戦後の自民党でした。
わたしたちは、たがいに問題をコントロールするためには 首脳が直接会って話をすることがなによりも大切だという認識をもっている。
主語が二重に使用され、文章に乱れを来している部分ですが、それには触れません。首脳が会って話すのはいいのですが、正しい歴史認識を持ってからのことではないと、李明博と野田前総理のごとき、言われっぱなしの片務的会談に なってしまいます。
こうした状況は韓国も同じだ。日韓両国はいまや1日1万人以上が往来しているという重要な関係にある。
日本国民のかなり多くが、この状況をよしとしていません。 それどころか国交断絶をさえ望む声も、少なからずあります。
日本は長いあいだ、韓国から文化を吸収してきた歴史をもつ。
いったい、どんな文化でしょう? ほぼ皆無ですが。 半島を単に物理的ルートとして、唐天竺からわたって来た文物思想は あります。混同していらっしゃらないでしょうか?
その意味では、韓流ブームはけっして一時的な現象ではない。
一時的でした。時が過ぎてみると。 もともとは韓国という国家ぐるみで日本に仕掛けてきたことです。
ブームと言ってもいい作品は「冬のソナタ」と「チャングムの誓い」ただ2つで あとは、作為的に装われた一時的現象に過ぎません。
わたしは日韓関係については楽観主義である。 韓国と日本は、自由と民主主義、基本的人権と法の支配という価値を共有しているからだ。
非常に驚きます。韓国に自由がありますか? 親日罪のある国ですよ? 言論の自由が保障されていないのに、民主主義でしょうか? 基本的人権と法が 守られている? 逆ではないですか? 法を守る国がなぜ靖国放火犯を中国に引渡し、国際法を守る国がなぜいまだ、竹島を不法占拠しているのでしょうね。
これはまさに日韓関係の基盤ではないだろうか。 わたしたちが過去にたいして謙虚であり、礼儀正しく未来志向で向き合うかぎり、かならず両国の関係は、 よりよいほうに発展していくと思っている。両国の基盤を強化するためにも、EPA(経済連携協定)の締結を進めなければならない。
謙虚でなければならない「過去」とは、いったい何でしょう? 日韓併合ですか? 強制連行ですか? よもやとは思いますが 従軍慰安婦ではないですよね。 日本はおおむね、してあげたことは あっても、謙虚であれと言われるほど、韓国に対して何か悪いことを した事実がありません。いったん、どんな「過去」なのでしょう?
一方、韓国はさまざま日本にやらかしていますが、韓国は謙虚で なくてもよろしいというご意見でしょうか。竹島を巡り日本人漁民の 殺戮、強制連行、虐待、竹島の不法占拠、朝鮮進駐軍の狼藉、と 韓国が日本に対して謙虚でなければならない「過去」なら すぐさま思い当たるのですが。
・・・抜粋引用と反駁終わり
下は↓ 数年前、官房長長官時代に書かれた「美しい日本へ」に 手を入れた最新刊で「新しい国へ」です。 政権公約を書き加えた程度で、内容は「美しい国へ」とほとんど 変わっていないと言いますから、韓国に対する認識と心情は 「美しい国へ」で書かれた当時のままなのでしょう。
念のため申し添えておくと、韓国に関する記述以外は概ね、まっとうで 良好な内容です。
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安倍さん、タイ国王に謁見。
昭恵さん、おみ足が美しいですね。ただ・・・タイって、色彩感覚が派手でこういうくすんだ色は サバーイではなく、囚人服のように受け取られます。赴く国の研究も必要でしょう。 「スタイリストをつけると、昭恵の良さがなくなるとお友達に言われるから」と最近発言していらっしゃいましたが、ご自身のコーディネートでしょうか。外観も南国特有のキンキラ黄金の王宮をお訪ねするのに、衣装のこの色合は・・・。
【追記】 某サイトより、コピペフリーということなので
第二次安倍政権が2週間前後でやったことがすごすぎる件!
第二次安倍政権が2週間前後でやったことがすごすぎる件!
・ 米、英、露、仏、豪、インド、ベトナム、インドネシアなどと首脳対話で民主が棚上げしてきた「価値観外交」による国際関係の再構築へ
・ ミャンマーに麻生副総理を派遣し積極的な経済支援連携を表明し旧日本兵墓地参拝も済ませて中国をけん制
・ モンゴルと防衛安全保障協力を進め対中国包囲網の形成を強化
・ 来日するインド首相と会談し旧安倍政権時から進めてきた日印軍事共同訓練、海上安全保障分野での協力を更に拡大強化へ
・ 東南アジア(ベトナム、タイ、インドネシア)を最初に外国訪問して民主主義や市場経済など価値観を共有する国々と安保や経済政策で連携推進する方針を表明
・ 岸田外相を訪米させてアメリカ国務長官の「尖閣など日本の施政権を壊す行為に反対する」という発言を引き出し中国をけん制
・ 陸自削減などを盛り込んでいた民主の防衛大綱を凍結&11年ぶりの防衛予算増額で自衛隊の拡充と動的防衛力を実態に合うよう改善
・ 尖閣など南西諸島の警戒監視強化を指示し早期警戒機を重点的に投入できる環境整備&最新鋭機オスプレイの自衛隊導入へ予算の道筋をつけて明確化
・ 尖閣侵犯で民主が「中国を刺激する」と自重してきた空自機による警告射撃や海自艦艇の前方展開などの運用見直しを指示し侵犯行為の常態化対策を強化
・ 海保の最新巡視船を新たに6隻新造させて、民主方針から倍増する12隻態勢の尖閣専従チームを新設して海保の領海警備の強化を図る
・ 日本国家の安全保障政策を戦略的かつ緻密に進めるための態勢強化(日本版NSC)や集団的自衛権の行使容認へ憲法解釈の見直しするための有識者会議を設置
・ 精鋭部隊として知られる陸上自衛隊第1空挺団で離島防衛を想定した降下訓練を初めて実施
・ 民主が数兆円を費やしても出来なかった超円高路線の歯止め&円安誘導を実現して景気後退を是正
・ 「政策の一丁目一番地は経済再生」として、民主政権の萎縮し続ける経済政策とは決別し、新需要が次々と生み出されて雇用と所得が拡大していく強い経済を目指して成長による富の創出へと大胆に転換を図る
・ 60万人の雇用創出とGDP成長率2%の押し上げを掲げて、リーマンショック直後の景気対策に匹敵する大型の緊急経済対策を閣議決定
・ 即効性のある公共事業を拡大し再生医療の実用化支援や通学路の安全対策強化などを盛り込む
・ 民主が過去最多を更新させた生活保護問題で先送りしてきた給付水準の削減方針を表明
・ 経済再生を支える雇用や人材などの対応強化が必要として若者や女性の雇用促進策を検討するよう指示
・ 従業員の賃金を上げた企業の法人税を引き下げたり、研究開発減税や投資減税や住宅取得減税を拡充する方針
・ 高齢世代から子育て世代への資金移転を進めるように支援し、企業や家計に眠るお金を投資や雇用や消費に回るよう促す
・ 中小企業の経営を親族間などで引き継ぐ際の税制優遇措置の条件を緩和する方針を固める
・ 所得が3000万円超〜などの富裕層への最高所得税率を引き上げる方針&自動車取得税の廃止へ向けた検討開始
・ 資源小国の日本にとって貴重な次世代エネルギー源の「メタンハイドレート」開発に向けた日本海側の広域的な分布調査に本格的に乗り出し
・ 民主が推進していた”人権”侵害監視機関の設置法案を凍結&朝鮮学校無償化を中止&子どもを市区町村の幼稚園に通わせてる家庭向けの補助費増額
・ 民主が推進していた女系天皇に繋がる女性宮家創設を白紙撤回&皇位継承は男系男子と明確化
・ 民主政権で4人態勢だった拉致対策本部を全閣僚の参加態勢に拡充して組織を強化&被害者全員奪還を再確認
・ 北朝鮮への制裁強化を検討…(朝鮮総連)幹部の北朝鮮への渡航制限や、北朝鮮への送金に関する制裁を強めることが柱
・ 在日韓国民団の新年会に党代表団を送って民主の時には出来なかった日章旗の掲揚を実現
・ 民主党や公明党や共産党が民団の新年会で在日参政権推進を表明するが自民団は明言を避けて反対姿勢を暗に示唆
・ 韓国議員団の竹島上陸直後に「単独提訴」見送りを表明した民主の失策を、あえて韓国パク新政権以降まで持ち越すことで逆に完全な外交カード化して保持
・ 竹島調査で韓国から入国拒否された自民議員2人を抜擢する閣僚人事によって「反韓国」な実務体制の下準備を実行
・ 特使を韓国に派遣してパク新政権に挨拶を済ませて先進国として常識ある外交儀礼を実施
・ 韓国特使派遣の裏で村山談話や河野談話を打ち消すための新しい安倍談話を作成する組織に着手
・ 民主党が中国に明言していた靖国参拝反対について、あえて曖昧な参拝態度を取る方針に切り替えて靖国の外交問題化を極力回避し、本来あるべき静かな安息と慰霊の場所に靖国神社が戻るよう尽力
・ 民主が元慰安婦に接触してまで進めた人道支援再開政策に否定的で自虐歴史教育の是正に取り組んできた議員を文科相に起用
・ 民主党が教育現場でやめさせた「自国を愛する道徳・全国学力テスト・体力テスト」の復活方針
・ 教科書検定で中韓に配慮してきた「近隣諸国条項」の見直しも含めた教育再生会議を設置して更なる竹島・尖閣の記述強化へ
(※民主政権下でも教科書の竹島記述強化が実行されていたが、全て自民党・福田政権時の指導方針によるもの
民主は韓国に配慮して「竹島は韓国が不法占拠している」という旧安倍政権時の批判文すら避け続けて李大統領の竹島上陸を許した)
・ 地方公務員の給与を国家公務員の削減額と同程度になる7.8%引き下げるように要請
・ 民主政権が進めた国家公務員の無定見な新規採用抑制
(09年度比で13年度56%減)を見直して若者にしわ寄せが及ぶ仕組みを是正