いったん幕を引いて、顔を出すのは無粋ですがアンコールだと思ってください。
思わぬ拍手に戸惑いながら、あと一曲だけ下手な歌を歌い踊ります。
更新途絶えて1週間、いまだアクセス数さして落ちず、コメント欄には
書き込みをおびただしく頂いて、恐縮しています。
日本を守りたいという一心があっての記事連打で、開始時から現在に至るまで、
ほぼ日本の病理の基本形は網羅したと思いつつも、一つ積み残しがあるとすれば雅子妃の実父、小和田恒氏の日本毀損の思想に関してでしょう。というわけで、
当面最後の記事として、小和田恒氏の思想上の素顔を記し、あまた寄せられたご厚意への謝辞とさせていただきます。
「不敬」の一語で催眠術にかけられ、思考停止している保守層は「皇室を批判する時点でもはや保守ではない」という言い方をしますが、その言葉の前提になければならぬのは、皇太子とその伴侶に「何にも優先して日本とその国民大事」という心ばえです。
歯に衣着せず言えば、皇太子殿下の能力がいかに低かろうと、時と場すら心得ぬ御振舞いがあろうと、基本で日本を大事に護る心ばえがありさえすれば、「皇室を国民が批判してはならぬ」は成立します。
問題はその前提が崩れ果てているのが、現在の皇太子と皇太子妃であるということです。
言葉を変えれば、皇太子と皇太子妃を擁護する人たちは、皇室壊し、ひいては
日本壊しに加担する愚か者たちです。公務をするとかしないとか、妃殿下の品が悪いとか、
皇室外交で海外の人前に出すには、お二人見苦しくて恥ずかしいとかいうのは表層の
枝葉の問題です。
基本問題はもっと深いところにあります。
東宮の問題はそれのみ単独で存するわけではありません。日本を毀損し、弱体化させる
ためのあらゆる問題、日韓、日中、在日、ブラク、朝鮮カルト創価と結びついた、その日本壊しの円環の一つが東宮夫妻です。よく考えて欲しいのですが、この日本を壊すために、
ありとあらゆることを仕掛けてくる勢力が、皇室のみ見逃すと思いますか?
いいえ、それどころかもっとも、壊したい一角です。日本という国家の要なのですから。
皇室の終わりは日本という国体の終焉を意味します。皇太子と皇太子妃の、天皇皇后即位を、誰が、どこが最も喜ぶのか、それを考えてください。
皇室を壊すための、具体的な組織が存在するわけではありません。
半島を代表とする日本憎しの恨み節勢力の個々が、あらゆるジャンルに入り込み
増殖していますが、皇室への破壊工作はそれらの集合意識によって
動かされる化け物みたいなものによってなされている思ってください。日本を貶めるためなら
ありとあらゆる嘘をつき、工作を仕掛けてくる個々の存在の集合意識。
国民が皇室のためにあるのか、皇室が国民のためにあるのか、それは不可分なのですが、
そのバランスが大きく崩れつつあるのが今です。皇太子と皇太子妃を護ろうとすれば、国が壊れていくという日本の歴史上なかったことが起こりつつあるのです。
皇太子と皇太子妃が、小和田恒氏の思想的支配下にある、という客観的証拠が
あるわけではありません。ただ、雅子妃の、時に皇太子を伴っての
反日組織としての国連大学への通いかた、皇太子のブラジルにおける創価学会
イベントへの参加、ご挨拶、中国共産党・人民開放軍の幹部である習近平夫人との個人的接触、あの超反日韓国人である潘基文国連事務総長の求めに応じて、反日組織である国連に出かけ講演、韓国の首相として初めて竹島に不法上陸した韓昇洙と親しく接触、祭祀の疎かになさりかた、未曾有の国難を受けた被災地放置、天皇皇后両陛下をないがしろになさるお姿・・・等々を拝見していると、いずれも日本壊しの左翼、は
まだしも上等な言い方、あたかも中韓北朝鮮に仕込まれたウィルスの言動です。
韓国初の首相による竹島上陸 韓昇洙(ハン・スンス)。この者と、皇太子は反日組織国連で親しく接触。反日潘基文のお膳立てで。韓昇洙は、「天皇訪韓」の推進者。
無論謝罪させる目的。皇太子は早々と、彼らの接近に応じている。習近平夫人との接触もまた、中共の工作であるのは明らか。
あの自国民虐殺の天安門広場で歌う習近平氏夫人、人民解放軍の少将でもある。この夫人と皇太子は個人的意志で接触(宮内庁蚊帳の外) 本来、内閣の承認を得なければならぬ、中国要人との接触を皇太子は個人的独断でやった。いずれ天皇になる存在相手に、中国が仕掛けてきた罠なのは明白なのに。
安倍自民の目論む憲法改正成就の暁には、象徴に添えて「元首」の二文字が加わるが、元首がこのていたらくではこわくはないか。
皇太子を反日組織国連に呼び入れた、超反日韓国人潘基文事務総長と小和田恒氏。皇太子呼び込みの陰には小和田恒氏の暗躍がなかったか? 皇太子はここで、「天皇は韓国へ来い」とする韓昇洙に引き合わされ握手を交している。皇太子はこの韓昇洙元首相の昼食会にも出席、「親交」を深めた。
池田大作の息子と創価イベントの壇上にて。
小和田恒氏が諸悪の根源であろうというのはあくまでも仮説ですが、
しかしながら、このように真っ向から皇室否定の思想を抱く者の娘が
宮中に入れたことが大きな謎で、昭和天皇ご崩御の後、皇居の閂(かんぬき)が
外れたところを小和田恒氏と高円宮(半島勢力と密着)が暗躍して、小和田雅子さんという
教育も、職歴も人格も粉飾されたお嬢さんを押し込んだというのが実相です。
加えて、社会的犯罪であったチッソのお血筋であることの、穢れは
いなみ難くあります。それも過去の出来事ではない、いまだ患者さんが苦しんでいる
オンタイムの企業犯罪です。
いくら本人とは関係ないと言っても、たとえば殺人犯の娘を入内させますか?
チッソは一個人への殺人よりもっと大きな悪事です。そこを忘れてはなりません。
そもそも、あり得ない、あってはならない嫁入りだったのです。
さて雅子妃の実父小和田恒氏の思想を簡略に述べます。
「東京裁判は正しい。A級戦犯を認める」 ⇒ 第二次世界大戦が日本の侵略戦争であった⇒それを率いたのは天皇であり、最大の戦犯が天皇である。
これは小和田氏がどう抗弁しようと、以上が論理的帰結です。東京裁判では、事実天皇を処刑する可能性もあったのですから。論理の必然性において小和田恒氏は天皇陛下戦争犯罪者論者です。
憲法改正を国是とする自民党、更にそれを推し進める安倍自民への、明確な反対者である、ということも指摘しておきます。
皇太子と雅子妃の擁護論者と安倍自民信者とは往々にしてダブルのですが、彼らの視野狭窄は、この点に気づいていません。
*連合国のイギリス、オーストラリア、ソビエト連邦、中華民国は天皇の戦争責任を追及し一部は死刑にすべきと主張していたが、マッカーサーの政治的判断で追訴を免れ、イギリスも第一次世界大戦でドイツ皇帝ヴィルヘルム2世を追放したことがナチスの台頭を招いたとして、天皇を占領管理の道具に利用すべきだと主張した
小和田氏の日本ハンディキャップ論に対しては諸説ありますが、大雑把にまとめれば「日本は侵略戦争をしたのだから、中国韓国北朝鮮には膝まずいて外交をせねばならず、そのためには金銭を払い続けよ」
どうでしょうか、チッソを除いても、こういう思想の親を持つ娘を皇居が迎え入れたことが妥当だと思いますか?
ちなみに国内法では戦犯は存在しません。あの戦争も侵略ではなく、日本の自衛のための戦争であったと、他ならぬ敵軍の将マッカーサーがアメリカで証言しています。
以下は、北朝鮮に実の息子がいるとされた土井たか子氏と、小和田恒氏の国会での質疑応答です。
昭和60年11月8日(火 ) 第103回国会 衆議院外務委員会 第1号抜粋
(前略)
▼土井委員
つまり、国際的に日本は中国に対して侵略をしたということが是認されておる、国際的それは認識である、このことを日本もはっきり認めなければならぬ、こういう関係になるわけですね。
東京裁判で「平和に対する罪」という概念が新しく出てきているわけですが、「平和に対する罪」というのは内容は一体どういうものなんですか。外務省いかがでしょう。
◆小和田政府委員
極東国際軍事裁判所の条例で「平和に対する罪」というものが規定されまして、それに基づいて被告が起訴されたわけでございますけれども、その中で訴因の第二十七というのがそれに当たりますが、中国に対して侵略戦争が行われた、これが「平和に対する罪」を構成するという規定がございます。
▼土井委員
それは、極東国際軍事裁判所条例の中にも明記がされているところですから、今局長がお答えになったとおり、中国に対して侵略戦争を行ったということに対する罪である、具体的に言えばそういうことに相なるかと思うのです。そうすると、東京裁判自身に対しては、日本はこれは認めているわけですね。また、東京裁判に対しては国として、政府として、それを是認するという立場にあるわけですね。いかがですか。
◆小和田政府委員
土井委員御承知のとおり、日本国との平和条約の第十一条に規定がございます。「日本国は、極東国際軍事裁判所並びに日本国内及び国外の他の連合国戦争犯罪法廷の裁判を受諾し、且つ、日本国で拘禁されている日本国民にこれらの法廷が課した刑を執行するものとする。」云々という規定がございまして、ここで極東国際軍事裁判所の裁判を受諾するということを約束しておるわけでございます。
▼土井委員
受諾するということになると、条約に対しては遵守するという義務が日本としてはございますから、したがって、平和条約の十一条に言うところで、はっきりそのことに対しては認めているという立場に日本の政府としては立つわけですね。日本の国としては立つわけですね。これを再確認します。
◆小和田政府委員
ここで裁判を受諾しているわけでございますから、その裁判の内容をそういうものとして受けとめる、そういうものとして承認するということでございます。
▼土井委員
この東京裁判、極東国際軍事裁判所において戦争犯罪人として処罰されることのためには、戦争を引き起こした、侵略戦争を行ったということで処罰されているわけであります。侵略戦争というのは、先ほど外務大臣がおっしゃるとおり、国際的にこれは犯罪ということに相なるかと思われますが、いかがでございますか。
◆小和田政府委員
一般論として申し上げますと、極東軍事裁判の評価については学問的にはいろいろな意見がございますけれども、先ほども申し上げましたように、国と国との関係におきましては、日本国政府といたしましては極東軍事裁判を受諾しているわけでございます。その裁判の過程におきまして、先ほども申し上げましたような「平和に対する罪」ということが起訴理由になっておりまして、その訴因の第二十七で、被告が中華民国に対し侵略戦争並びに国際法、条約、協定及び保証に違反する戦争を行ったということが挙げられておりまして、御承知のような判決が出ているわけでございますので、そういうものとして政府は受けとめておるということでございます。
▼土井委員
したがって、侵略戦争は国際的に犯罪であるということを認めるということに相なりますね、もう一度お尋ねしますが。
◆小和田政府委員
この極東軍事裁判において問題になった戦争あるいはこの被告の行動につきましては、それが極東軍事裁判所に言うところの「平和に対する罪」を構成するという判決、そういう裁判を受諾した、そういうものとして認めたということでございます。
中略
▼土井委員
そうすると、その内容を受諾したと言われる「一切の戦争犯罪人に対しては、厳重なる処罰を加へらるべし。」と書いてあるその「一切の戦争犯罪人」というのは、「平和に対する罪」で裁かれた者は当然これは含まれるということになるわけですね。
◆小和田政府委員
前後関係が逆になりますけれども、ポツダム宣言を受諾いたしまして、その後の事態におきまして極東軍事裁判所が設立をされて裁判が行われた、こういうことでございます。その極東軍事裁判所の裁判の過程におきまして、「平和に対する罪」として裁かれたわけでございますので、ポツダム宣言十項に言っておりますところの戦争犯罪者の処罰の規定が具体的に実施されたものとして、極東軍事裁判を受けとめるということでいいのではないかと思います。
▼土井委員
いや、それは解釈の経緯についての御説明でございましたが、結論とすれば、時間的には相前後するけれども、ポツダム宣言の十項に言うところの「一切の戦争犯罪人」は「平和に対する罪」で裁かれた者は当然含む、こういう理解でよろしゅうございますね。
◆小和田政府委員
委員の御質問の趣旨を私、正確に理解していないかもしれませんのでお許しいただきたいのですが、ポツダム宣言の第十項に言っております戦争犯罪人の処罰、それが具体的に実施に移されたものとして極東軍事裁判というものが位置づけられると思いますので、その意味におきましては極東軍事裁判の裁判の結果というものは、ポツダム宣言第十項に言っておりますところの戦争犯罪人の処罰に相当するものであると理解しております。
(後略)
・・・・・転載ここまで
極東軍事【裁判】を日本政府は受諾したと繰り返し、A級戦犯を戦争犯罪人であると断定していますね。以上は小和田氏個人の思想ではなく、当時の外務省すなわち政府の姿勢でもあったわけですが、しかし小和田氏個人が今でも、この思想に凝り固まっていないという保障はありません。 原文の「judgements」を「裁判」と訳すか「判決」と訳すべきかということなのですが、日本政府の受け止め方としては、裁判の全肯定ではなく、あくまでの裁判の 正当性に関しては肯んじないが、判決に関しては万止むを得ず受け入れざるを 得ない、というのが国益に沿った訳し方でしょう。
また小和田氏は「戦争犯罪人に相当する」と答えていますが、これは昭和28年の国会決議で明確に赦免されています。国内法では戦争犯罪人はいないことになっています。 また小和田氏個人もまた、あの戦争を侵略戦争であると規定して、戦争犯罪人がいるという立場なら、天皇陛下こそが実は最大の戦争犯罪者であると、これは論理的帰結です。小和田恒という人物は、そういう視点で天皇陛下と皇室を眺めていると言わざるを得ません。
国賊です。皇太子妃の父親は国賊であるということです。そして母方祖父は、被害者国民たちを「貧乏人」呼ばわりした大企業犯罪の主。いったいこれは、何なのですか? こういう基本構図を、似非保守層は見ているのでしょうか。 大東亜戦争の規定については、個人的には侵略戦争にあらずの立ち位置にありますが、
世界各国の公文書、日本国内の更なる公文書の開示がなされねば、いずれにしても結論は軽々には出せません。歴代日本政府内の、自虐史観に最も凝り固まった官僚、それが小和田恒氏なのではないでしょうか。 BBの我田引水論ではまずいので、他の方の意見も添えておきます。 WILL2008/11より 小和田恒 徹底批判 雅子妃問題の原点 谷沢永一氏
・ハンディキャップ国家論についての紹介
・罪悪史観、自虐史観はこの人(小和田恒氏)の骨がらみになっているらしいさまざまな過去の対談などを引用
・例;桜井よしこさんとの平成2年の対談等
・東京裁判の全面肯定(衆議院外務委員会答弁引用、昭和60年)
・小和田氏が讃える横田喜三郎氏、その著作「天皇制」の紹介
・小和田氏の自虐史観は現代世界の段階において日本の国益を損なう偏見であることは明白。
・小和田家の庭訓はどのようであったのか、それと雅子妃の宮中祭祀不参加とにはなんらかの因縁があるかを知りたいのは国民のひとりとしての要望である。
(引用終わり)
以下は西尾幹二氏のブログから転載。 西尾幹二氏の、小和田恒論である。ご本人のサイトから、引用させていただく。記事は2012年3月3日の配信である。(色文字とゴチックはブログ主の任意による) 『週刊新潮』(2月23日号)に「『雅子妃』をスポイルした『小和田恒』国際司法裁判所判事」という題の記事を書きました。週刊誌をお読みになった方が多いかもしれませんが、お読みになっていない方のためにここに掲示します。
「雅子妃」をスポイルした「小和田恒」国際司法裁判所判事
雅子妃が療養を始められてすでに8年が過ぎた。なぜ、このような事態が続いているのか。その謎を解く1つのカギは、父親の小和田恒氏(79)にあるという。評論家の西尾幹二氏(76)は、小和田氏を「皇室とは余りにそりが合わない人格」と分析するのだ。(注:昨年3月時点の年齢である。療養は始めてから10年目になる)
雅子妃殿下のご父君、外交官小和田恒氏の七十九年の人生は、妃殿下の一連の不可解な行動がなかったら誰の関心をも呼ばず、無難に外交史の一隅に小さな名を留めるに過ぎなかったであろう。妃殿下は果して親孝行をしたのか、それとも親不幸だったのか。私の判定は後者だが、そう思うのは戦後史に迎合して必死に生きた小和田氏の生涯に多少とも憐れみを覚えているからである。
私は今度、小和田氏の雑誌対談やインタビュー記事など資料9編を読んでみた。そこから浮かび上がるのは、アメリカ占領下の日本無力化政策にいかなる疑問も不安も抱かなかった、既成権力にひたすら従順で用心深い小心な一官僚の姿である。
安全保障はアメリカに委ね自らは再武装せず経済福祉の追求に全力をあげるべしという「吉田ドクトリン」と、その基礎にある憲法第九条は、小和田氏にとっては時代が変わっても動かぬ永遠の真理、神聖な大原則であるかに見える。世界の新たな情勢下で、軍事力の分担すべき責任がふえている昨今、憲法を改正して再武装への道を開くべきだ、と主張する人がいるが、「この質問に対する答は『ノー』であるべきだ、と思う」とはっきり書いている(『参画から創造へ』第四章)。
小和田氏が、日本は過去の自分の行動のゆえに国際社会の中で「ハンディキャップ国家」だと言い立てていることはよく知られている。中韓両国に永久に謝罪しつづけなければならない国という意味であろう。1985年11月8日の衆議院外務委員会で土井たか子氏の質問に答えて、小和田氏は東京裁判においてわが国は中国に対する侵略戦争を行った、これが「平和に対する罪」である、サンフランシスコ平和条約第十一条において日本は「裁判を受諾する」と言っている以上、「裁判の内容をそういうものとして受けとめる、承認するということでございます」と答弁しているが、これは百パーセント解釈の間違いである。
平和条約第十一条は巣鴨に拘禁されている戦犯を赦免、減刑、仮出獄させる権限は講話が成立した以後、日本国にのみあることを明示している内容でしかない。英文では、その内容のjudgments(判決)を受諾する、と書かれていて、「裁判」を受諾するならtrialかproceedingsかが用いられる。国際法学者・佐藤和男氏は英語だけでなくフランス語、スペイン語の正文も参照して、日本は東京裁判そのものを十一条で「受諾」しているわけでは決してないこと、講話後もあくまでも東京裁判史観に縛られることを良しとする日本悪玉論が政府内にも残っていることに強い警告を発している(『憲法九条・侵略戦争・東京裁判』、原書房)。
要するに小和田氏はその師・横田喜三郎氏と同様に、何が何でもあの戦争で日本を一方的に、永久に、悪者にしたい歴史観の持ち主なのだ。
傲慢で権威主義者
1990年に湾岸戦争が起こり、翌年、小和田氏は外務事務次官になった。審議官時代から、氏は自衛隊の派遣に反対の立場をとっていた。彼の非武装平和主義は湾岸戦争で破産したはずだった。櫻井よしこ氏から対談で、日本人は人も出さない、汗もかかないという国際世論からの批判があるが、と問い詰められても彼は何も答えられない。ドイツがNATO地域外に派兵できるように基本法を改正する件に触れて、「日本の場合は、まだそういう状況まではきていない」と彼はしきりに客観情勢を語ることで弁解する。だが、「そういう状況」をつくらないできたのは小和田氏たちではなかったか。櫻井氏に追い詰められ、「日本という非常に調和的な社会の中で、できるだけ事を荒だてないで処理したい」と思わず三流官僚のホンネを口に出して、私は笑った。
すべての外務官僚がこういう人ばかりではない。現実を変えようと戦った人もいる。元駐米大使の村田良平氏は日本の自立自存を求めた理想主義者で、その回想録の中で、アメリカが日本の核武装を認めないなら、在日米軍基地を全廃するべしと言っている。
アメリカの核の傘が事実上消えてなくなっている極東の現実を直視している。徹底した現実家だけが徹底した理想家になれる。小和田氏のような現状維持派は現実も見えないし、どんな理想とも無縁である。彼は船橋洋一氏との対談で、日本という「国を越えた共同体意識」の必要などと言っているが、それは理想ではなく、ただの空想である。
理想を持たない空想的人格は決して現実と戦わない。戦わないから傷つくこともない。用心深く周囲を見渡して生き、世渡りだけを考える。ドイツ語にStreber(立身出世主義者、がっつき屋)という蔑視語があるが、小和田氏のことを考えると私はいつもこの言葉を思い出す。
自分の国を悪者にしてこうべを垂れて平和とか言っている方が、胸を張り外国と戦って生きるより楽なのである。そういう人は本質的に謙虚ではなく、身近な人に対しては傲慢で、国内的にはとかく権威主義者である。
運が悪いことに、皇室とは余りにもそれが合わない人格だ。なぜなら皇室は「無私」の象徴であるからだ。天皇皇后両陛下が現に国民の前でお示し下さっているたたずまいは、清潔、慎ましさ、控え目、ありのまま、飾りのなさ、正直、作為のなさ、無理をしないこと、利口ぶらないこと――等々の日本人が最も好む美徳の数々、あえて一語でいえば「清明心」ということであろう。1937年に出た『國體の本義』では「明き浄き直き心」ということばで表現された。
皇后陛下のご実家の正田家は、自家とのへだたりを良く理解し、皇室に対し身を慎み、美智子様のご父君は実業世界の禍いが皇室に及んではいけないと身を退き、ご両親もご兄弟も私的に交わることをできるだけ抑制した。一方、小和田恒氏はさっそく国際司法裁判所の判事になった。私はそのとき雑誌で違和感を表明した。小和田氏は領土問題などの国際紛争のトラブルが皇室に及ぶことを恐れないのだろうか。雅子妃の妹さんたちがまるで皇族の一員のような顔で振舞い、妃殿下が皇族としての必要な席には欠席なさるのに、妹たち一家と頻繁に会っているさまは外交官小和田氏の人格と無関係だといえるだろうか。
確信犯的無信心の徒
雅子妃は2003年9月以来、宮中祭祀にほとんど出席されていない。ご父君は娘に注意しないのだろうか、これが巷の声である。娘が皇室に入ったのは、ある意味で、「修道女」になるようなことである。覚悟していたはずだ。個人の問題ではなく国家の問題である。勤労奉仕団に一寸した挨拶もなさらない。スキーやスケートなどの遊びは決して休まず、その直前に必ず小さな公務をこなしてみせるので、パフォーマンスは見抜かれている。皇后になれば病気は治り、評価も変わる。今の失態を人はすぐ忘れると、ある人が書いていた。あるいはそうかもしれない。私もかつてそう言ったことがある。しかしそれは妃殿下にウラオモテがあり、畏れ多くも天皇のご崩御を待っているということであろう。天皇皇后に会いたくないとは、今までに前例のない皇太子妃であり、日本国民は代が替わってもこのことは決して忘れはしない。
皇太子殿下は温順で、幼少の頃からご両親にも周囲にも素直だったといわれる。私が恐れているのは皇室がなくなるのではないかという危機感である。小和田氏は代替わりした皇室に対し外戚として何をするか分からない。昔、天皇の顔を正面から見ると目が潰れると言っていた時代がある。今はそんなことを言う人はいないが、皇室に対する畏れと信心の基本はここにある。小和田氏にはどう見てもそういう信仰心はない。彼の師・横田喜三郎氏には皇室否定論の書『天皇制』(1949年)があるが、横田氏にせよ小和田氏にせよ、左翼がかった法律家は日本の神道の神々に対しては確信犯的な無信心の徒である。
日本の民のために無私の祈りを捧げる「祭祀王」としての天皇が、天皇たりうる所以である。祭祀を離れた天皇はもはや天皇ではない。一説では、皇太子ご夫妻が唱えていた新しい時代の「公務」――天皇陛下から何かと問われ答えなかった――は、国連に関係する仕事であるらしい。何か勘違いなさっている。私が恐れるのは雅子妃が皇太子殿下に天皇としてあるまじき考えを持たせ、行動するように誘いはしないかという点である。まさか皇室廃止宣言をするような露骨なことはできまいが、皇室から宗教的意味合いを排除してしまうような方向へ持っていくことは不可能ではない。「祭祀王」ではない天皇は、もう天皇ではなくただの「王」にすぎないが、権力のない今の天皇は王ですらなくなってしまうだろう。ただの日本国国連特別代表などということになれば、日本人の心の中からは消えてなくなる。
女性宮家の問題がここに深く関わっている。1月24日発信の竹田恒泰氏のツィッターに、旧皇族の一部の協議が23日に行われ、いざとなったら男系を守るために一族から皇族復帰者を用意する必要があると意見が一致した由である。重大ニュースである。
私は小泉内閣の皇室典範改正の有識者会議を憂慮して、2005年12月3日朝日新聞に次のように書いたが、これを今改めて提出して本編を閉じる。
「もし愛子内親王とその子孫が皇位を継承するなら、血筋が女系でたどる原則になるため、天皇家の系図の中心を占めるのは小和田家になる。これは困るといって男系でたどる原則を適用すれば、一般民間人の〇〇家、△△家が天皇家本家の位置を占めることになる。
どちらにしても男系で作られてきた皇統の系譜図は行き詰って、天皇の制度はここで終止符を打たれる。
今から30〜50年後にこうなったとき、『万世一系の天皇』を希求する声は今より一段と激しく高まり、保守伝統派の中から、旧宮家の末裔の一人を擁立して『男系の正統の天皇』を新たに別個打ちたてようという声が湧き起こってくるだろう。他方、左派は混乱に乗じて天皇の制度の廃止を一気に推し進める。
今の天皇家は左右から挟撃される。南北動乱ほどではないにせよ、歴史は必ず復讐するものだ。有識者会議に必要なのは政治歴史的想像力であり、この悪夢を防ぐ布石を打つ知恵だったはずだ
・・・・・・転載以上
小和田恒氏は「非武装平和主義、アンチ自衛隊、反安倍自民」の立場です。
櫻井よしこ氏との対談で詰め寄られた小和田恒氏の答えは「できるだけことを荒立てずに処理したい」 と情けない本音を漏らしました。
多くの政治家・官僚に見られる尊大でありながら、その性根はチキン主義のひ弱な男です。この脆弱者が将来の皇后の父君であっていいのか、という深甚なる懸念。(官僚の中には元駐米大使の村田良平氏のごとく、もののふもいらっしゃいますが割愛します)
西尾幹二氏いわく「自分の国を悪者にして、こうべをたれて平和とか言ってるほうが、胸を張り外国と闘って生きるよりラクなのである」
西尾氏の小和田氏評価は「身近な人には傲慢で、国内的にはとかく権威主義者」・・・あまりにも、多くいるタイプで胸が悪くなるほどです。
こういう小心で尊大な反日男が皇太子と皇太子妃とをコントロールしているこわさを、考えて欲しいのです。無論、お二人の背景には小和田恒という小物のみならず、もっと大きな闇が深々と広がっていること、これまで何度か縷々述べてきた通りです。お身内に噂される朝鮮カルトとの接点、投資の失敗による経済的困窮は、検証不能部分なので触れませんでした。
小和田恒氏の師匠、横田喜三郎の「天皇制」内容
1949年(昭和24年)の著書『天皇制』においては「天皇制は封建的な遺制で、民主化が始まった日本とは相容れない。いずれ廃止すべきである」という趣旨の主張をした。
晩年は宗旨替えして保守になったそうですが、いったんはこういうことを主張した男。まあ信用出来かねますね。
【付記】更に実母小和田優美子氏は、反日創価と縁深いアグネス・チャン(中共の工作員)を看板にした日本ユニセフの理事で、雅子妃を宮中に強引に押し込んだ高円宮(半島と密着)の娘が最近就職、総ては日本壊国勢力とつながっていて小和田家もその一員です。日本ユニセフの創立者の一人はあの反日鳩山由紀夫の母方祖母(博多地区の特殊エリア出身)です。祖父は久留米の特殊エリアの出です。雅子妃のご両親共に反日ポジションにある、と断言してもいいでしょう。
反日自虐史観のご一家の長女、それが雅子妃です。雅子妃の思想背景として、ご両親の思想ポジションが語られて良いと思います。
そこで生い育ったわけですから、影響皆無ではないでしょうし、また皇太子があたかも小和田家の入婿ではないかと揶揄されるぐらい、小和田家の影響下にあることは事実でしょう。
皇室問題は大きく日本という国家に関わることなので、政府にも真剣に
関与して欲しいと思います。消去法でしかありませんが、自民党しか
ないでしょう。他にあればそれでもよろしいけれど。
自民党を大きく残して、後は厳しく批判を浴びせつつ反日売国要素は
排除、是正して行くしかないと思っています。
自民党の中にも親韓派も、カルトと結託した議員もいます。
あろうことか韓国の道徳教育を絶賛する議員さえ。
h
ttp://dailycult.blogspot.jp/2013/06/blog-post_25.html
皇太子さま「国連・水と衛生特別委」出席でNY到着(13/03/06)
反日韓国人の招待は受け遥かNYにまで飛んで、「水と衛生」に関して語り、また現地では宮城の被災高校生たちとも会いながら、ご本人この2年間、国内身近な被災地放置。「雅子と行きたいから」。スペインでも津波の被害写真展を訪れ感想が「心に触れる写真でした」と他人ごと。
皇太子さま、スペインで震災報道写真展に
日本の被災地の写真展なのに、ヘラヘラと笑顔で登場、説明を無表情に聴くだけで、ああこの方は日本も日本の国民も脳裏にはないのだ、と改めて思い知り、しかし
正直なところ、情けなさに涙が滲みました。
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