韓国屏風を背景にマッコリ、手酌
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121118/stt12111818010007-n2.htm
今、保守層の票が割れて妙なところに分散しては困るので、安倍さん批評はコメント欄で愚痴程度に納めていたのですが・・・・ちょっと目に余ります。
日本の保守層が民主党の悪夢からやっと抜け出す寸前にあり、皆、今度こそは眦決して韓国と中国と戦おうと拳を握り締め立ち上がった時に・・・・。
安倍さん専一に票を向かわせたい層がいることは承知、その意見の意味も分かる。けれど、見ぬふりで姑息にやり過ごしてもいずれは、メッキの部分ははげる。正も負もさらした上で、まっとうに選びたいと思っています。
マッコリの手酌酒を、産経新聞の記者にしっかり撮られてしまって、というより撮らせて、あちこちに流されています。いったい、どういうおつもりなのか。
「韓国家庭料理」の看板
「さくら荘のペットな彼女」というアニメで、原作の日本のなんでもないほっこりしたお粥が韓国料理サムゲタンに改変されていてネットで話題になったばかりです。
http://www.j-cast.com/2012/11/15154155.html
それをご存知ないのは仕方がない。しかし、竹島を巡って李明博の天皇陛下侮辱発言、捏造従軍慰安婦と相次ぐ日本侮蔑発言から、まださして時間は経っていないのです。
また、今この時期こそ、次期政権を担うであろう安倍さんの護国への姿勢が厳しく問われている所です。
それが、わざわざ(こともあろうに保守読者層が多い)産経新聞の記者を呼び寄せて(あるいは招待を受けて)、ホルモン賛美の上、マッコリ手酌というサービスショットとは意識がゆる過ぎはしないでしょうか。いずれにしても、この店は安倍さんの古くからの馴染みの店です。
安倍晋三氏がお代わりしたとわざわざ画像付きで全国に報道されたキムチ。ほとほと情けない・・・。
この度の安倍さんの韓国焼肉アピールに対しては、幾つか「陰謀説」があることは承知です。それが事実なのか事実でないのか知りません。しかしながら最終判断は安倍さんですよ。日韓関係の冷え込みから、マッコリの売上は無論、韓国への旅行者数が落ちている現在、自民党の総裁自らが韓国屏風の前で韓国酒をわざわざ手酌で飲んで、本場風焼肉を絶賛してみせる。何か意図があるのかと勘ぐられても、また反感を抱かれても致し方のない構図ではありましょう。
昭恵夫人が反原発、憲法改正反対という、要はアンチ自民の意見表明を公然となさっていることも放置。どころか、フェイスブックで理路も通らぬ言い訳。少々ツメが甘過ぎはしませんでしょうか?
韓国の陶器や置物、絵画で飾られた店内。
「何を食べようと自由」?・・・・そうです、ただし韓国食を除いてはです。
たとえば、こう考えてみたらことの本質が端的に分かるのではないでしょうか。
李明博が今、韓国で日本料理店を訪れ、日本の屏風を背景に日本酒を
手酌で飲んで、和食に舌鼓を打ち、そのうんちくを韓国人記者に傾ける・・・。
それが韓国でどのように受け取られるか。
安倍さんの功績は重々承知、総理時代になされた功績は逐一述べ、負の言動も併せ記して、しかし功罪のバランスシートを点検すれば、功のほうが勝るゆえに支持すると表明して来たし、今でも支持の立場に揺るぎはありません。けれど是々非々主義で、是は是、非は非として見定める冷静なバランス感覚も必要だと。批判無き支持は、バランスを失っし、旧来の自民党に戻るだけだが、それでもいいのか、と。民主党の急激な売国から旧自民のゆるやかな売国に戻るだけで、それで本当に満足なのか、と。
TBSの番組で、ふだんもありがちの放送ミスか故意なのか、見極めが定かで無いものがネットで騒がれ、ネットの保守層なら(TBSには前科もあることとて)感情的になっても仕方がない。しかし、ご本人がフェイスブックで反撃するほどの重大事でしょうか。こういう時は周りに騒がせてご本人は泰然自若としているのが頭領の器というべきでしょう。こういう些末事にかかずりあう前に自らの脇の甘さをしっかりと省みていただきたいのです。
あなたに韓国の土足から日本を厳しく守る気概ありやなしや!
何ですか、以下のしどけない記事は・・・・。(奥様の反自民党発言に対してと同じく、隠れて個人的レベルでなさるなら、はたは、とやかく言えません。しかし、記者をわざわざ呼んでこの始末) 安倍さん! 今は二重の意味で情報戦という名の喰うか食われるかの、戦争のさなかなのですよ、日本国もあなた個人も!
朝鮮酒で目が酔ってます。親しくても相手は新聞記者。危機管理が甘過ぎないか。
安倍さんは炭酸入りマッコリをのどに流す。
http://sankei.jp.msn.com/images/news/121118/stt12111818010007-p3.jpg
http://sankei.jp.msn.com/images/news/121118/stt12111818010007-p6.jpg
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121118/stt12111818010007-n6.htm
安倍さんは早速「お姉さん、ビール!」と注文。「お酒は大丈夫なのか」と驚く水内を横目に、手はサッとメニューに伸びる。
「まず特選ネギタンを2人前。ハラミ3人前。カルビは3人前。あとホルモンだよね。特上ホルモン2人前。ミノも2人前。
ハツもいっちゃうか。丸腸もね。サンチュ2人前。野菜サラダをどれくらい頼みましょうかね。トマトも2つ欲しい。キムチの盛り合わせはたくさんがいいな」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121118/stt12111818010007-n2.htm
自家製キムチ。瑞々しく安倍晋三総裁はおかわり=東京都渋谷区の「可禮亜」(酒巻俊介撮影)
http://sankei.jp.msn.com/politics/photos/121118/stt12111818010007-p18.htm
安倍さんの上品な箸の持ち方
http://sankei.jp.msn.com/images/news/121118/stt12111818010007-p4.jpg
http://sankei.jp.msn.com/images/news/121118/stt12111818010007-p8.jpg
http://sankei.jp.msn.com/images/news/121118/stt12111818010007-p13.jpg
なんで、今、こんな時期に!?
【こういうお店の宣伝付き記事です】⇒【炭火焼肉 可禮亜】東京都渋谷区本町1ー1●ー10。電話03ー3●78ー4●29。営業時間は日〜木が午後5時〜翌午前1時。金・土が午後5時〜午前3時。水曜休。(●はこちらで配慮しましたが、報道では出まわっています。いったい、何をやっているのでしょう、安倍さんも記者も)
店主の出自を云々するサイトも見かけますが、見たところ確証もない情報のようなので、ご紹介は控えます。
批判のための批判で、こういうさらし方をしたのではありません。他ならぬ自民党支持者こそが声をまとめて上げないと、安倍さんに特有の甘さが是正されないからです。夫人の問題に対してもそうでした。何人もが突撃しても聞く耳持たず、ついには週刊誌で大きく報道され批判を受けてもなお、あたかも批判のほうが間違っていると言わんばかりの反応をフェイスブックの絵文字付きで返す、という軽さ。
そんなことより・・・
池田大作とべったり、反日で豪勢な暮らしを手にしている中国人アグネス・チャンと
「友だち」づきあい、と夫人にブログで書かせてしまう、ご自身の脇の甘さに
注意しましょう。
安倍さん、再度問います。あなたは韓国と中国と本気で向かい合う気迫はお持ちでしょうか。
安倍さんには今後、厳しい上にも更に厳しい覚悟の戦いを望むがゆえの苦言です。
韓国の食品汚染は尋常ならず、しかし民主党政権の間に日本には汚染食品が入り放題なのです。それを明日の政権を託されるかもしれないあなたが、韓国食品のお先棒担ぎとは。
http://www.news-us.jp/article/302225996.html
【追記】さて、この記事をアップする前に、非公開コメントとしてこの焼肉屋の席が産経新聞のご接待席である(可能性のある)ことをお知らせ下さった方がいらっしゃいました。しかし敢えてそれは書きませんでした。なぜなら・・・この店が安倍さんが常連で通う店である事実に変わりはないし、産経新聞社がこの店を提示した時、安倍さんには拒否する選択肢もあったからです。取りようによっては人のお金で、この時期に「韓国家庭料理」と銘打ったお店でマッコリを手酌で飲んでみせるごときことは、自前で密かに通うよりたちが悪いと思うからです。
写真撮影と記事が前提での飲食なのですから、プライバシーという擁護も言い訳は通りません。
人によっては何を食べようと「些細なこと」かもしれませんし、そういう人たちにとっては事実、些細なことなのでしょう。
しかしながら・・・・
民主党に政権が移ってから、日本と日本人がいかに韓国と韓国人に嘘をつかれ、濡れ衣を着せられ、侮蔑され、先祖が汚されてきたか、気がついた人も多いのです。それら激しい憤りを胸に秘めた人たちは、韓国と名のつくものは極力排除しつつ暮らしています。韓流排除も批判や侮蔑の言葉を浴びながら、やっている人たちがいます。今まで長年やられてきた無念を晴らすための、一方法であるのかもしれません。それだけのことなのかも。
しかしながら、その悔しい思いのいったんは日本人なら、解っていただけるのではないでしょうか。民主党政権がやっと終焉の時に向かい、これから自民党に政権が概ね移る。しかし、かつての自民党ではなく、少しでも再生して欲しいとの願いは切なるものが皆さんあるのではないでしょうか。
まさに、そんな期待と祈りのまっただ中で起こった一つの、見方によっては小さな、でも受け取り方によっては大きな出来事でした。この席を用意した新聞社も記者もあるいは安倍さん当人も、なぜこれが批判されるのか、きょとんとしているのかもしれません。
・・・・何人かの、何千人かのあるいは何万人かの日本人が痛切に願いを託したその思いは、安倍さんには届いていない、ということなのだと思います。だからといって、今後の安倍さんに期待しないということではありません。その逆です。
しかしながら、期待するがゆえに、私たちの汚されてしまった父母、祖父母、曾祖父母の名誉を賭けたこのたびの政権奪還であるがゆえに、安倍政権に託す思いも強いのです。そんな時に、マッコリをのんきに飲まれますか、ホルモン焼きの講釈を語り、全国に流しますか・・・。
索然たる思いに駆られます。
韓国というヤクザの国と、肚できっぱりと向き合い命を懸けて闘ってくれる政治家はいないのでしょうか。
繰り返しになりますが、話を逆にしてみましょう。李明博が、今、日本酒を手酌で飲み、日本食のうんちくを傾けて賛美、それが韓国全土に発信される。韓国は韓国で国を守るに必死です、それがたとえ虚偽に基づくものであろうと。韓国民は李明博を生涯許さぬでしょう。
・・・・日本を真剣に思う人達に向けて、安倍さんが無造作に為したことは、つまりはそういうことです。彼我、メンタリティの差があるので、些細な事として許す人たち、はなから問題にもならない、という人達も日本には多いのでしょう。けれど傷つく人たちもいることを、どうぞお忘れなきよう。
安倍さん、あなたのおっしゃる「美しい日本」とは、どんな日本なのでしょう。