教科書に携わるある方から聞いたこと・・・
情報の出所が明らかになると、その方へご迷惑がかかる
かもしれないので、べべこの教科書関連の記事のコメント欄に
ひっそり書き記しておこうかとも思ったのですが・・・
けれど、実態はやはり知っていただきたく・・・
漠然と要点のみ記しておきます。
その方はある都道府県の教科書採択委員ですが・・・
そこは採択が公開制でやられるのだそうです。
ところがそこへ左翼や日教組関連とおぼしき
連中が押しかけてきて
圧力をかけて
くる。
警察官たちが「この場は守りますから」とガードに来るほどの事態
なのだそうです。
採択の議論の最中に、怒声や罵声で進行を妨害する。
壇上に掲げられた日の丸に、叫び声を上げながら
突進してそれを引きずりおろそうとする
おばさんがいるという修羅場だそうです。
その委員会の人達が選ぶのは、ほぼ唯一公平な記述を保つ
「育鵬社」の教科書なのですが、それが気に食わないらしいのです。
それぞれの主義主張の是非は、ひとまず置いておきましょう。
しかしながら、「教育」を口にする人たちが
罵声や怒声で会を妨げることは、やはりいけないでしょう。
日の丸へ反対であろうと、壇上に目を吊り上げて突進、
引きずり降ろそうとするごときは、論外ではないですか?
公開制というフェアな立場を取っている場で、力での
妨害を行う。
こういう人たちに教育を論じ、子どもたちに何かを教える
資格があるでしょうか。
またある時この方が、委員の一人として某学校の式典に
招かれた時、君が代斉唱の際に、
ピアノに向かっていた女教師が
いきなり顔を覆って泣き崩れたそうです。
「君が代なんか弾けません!」と叫んで。
国歌に対する見解もひとまず、置いておくとしましょう。
しかしながら、式次第ですでに定まっているものを
泣き叫ぶという行為で拒否する、子どもたちが
居並ぶ前で、公務員という立場で給与を得ている身でありながら。
ついでに、縄文時代を抹殺した教科書のあったことについて
うかがってみたら「男女の不平等」「女性蔑視」だから、という
理由からだそうで、「男は狩りに、女は家で煮炊きと出産」
が平等主義に
反するからなのだそうで・・・
呆れ果てましたが、百歩譲って、その主張ーー男女不平等ーーを
認めるとして
縄文時代は事実・・・「史実」として、あったわけですから、
それを個人的主義の立場から、この歴史はあってはならない、
と消し去るごときは
めちゃくちゃでしょう。韓国の歴史修正主義にも通じる卑劣さです。
「男女不平等の他に、朝鮮半島から全ての文化が日本にもたらされたという説が
縄文時代があると、否定されてしまうから、
というのはないのですか?」
とお訊きしてみたら、「うん、それもあるだろうね」
というお答えでした。
その方は長年、教科書採択に携わっているのですが、
「それでも、ここのところ日教組の力が弱まって来ているので
ましにはなってるね」ということでした。
しかしながら、某県の教育委員会で育鵬社を選んだ女性二人に
恫喝的圧力がかかった事件の報道はつい最近のことです。
べべこのブログに集って下さる方々には釈迦の耳に説法ですが
教育がすべての基本です。その基本が壊されたのは、
GHQの日本弱体化政策に
関連して生まれた日教組の存在によってです。
彼らが教え込むのは、一つ。「日本は悪い国だ」これに尽きます。
付随して、日韓併合は相手の意志を無視した暴力的植民地化であること。
第二次世界大戦は、日本の侵略戦争でアジア諸国に迷惑をかけ
苦しめたので、永遠に
罪の意識を抱き続け、謝罪と倍賞がなされねばならない。
拙ブログでは、延々とこれらの説の虚偽について検証して
来ているわけですが、
この立場をそのまま教科書に載せなさい、
というごとき主張ではありません。
教科書は、せめて2つの見方の、その双方を載せるべきではないか、
という主張です。
結論や総括は記載しなくてもよろしい。いや、すべきではない。
事実を淡々と記し、それにはこういう見方がある。
判断できる年齢になったら、自分で考えなさい、という姿勢を貫くべきだ、と
申し上げているのです。
「日本は恥ずべき悪い国だ」という
押し付け記述から、いったい
何が生まれてくるのでしょう?
そもそも、その記述を喜び、利益を得るのはどこの国でしょう?
少なくとも日本ではありませんね。
韓国も中国も教科書は国定であり、自国がいかに素晴らしく正しく
日本がいかに悪い国であるかという立場で書かれています。
そういう現実に対して、日本がいかに悪い国であるか、という教育を
幼い頃から受ける日本人たちが、まともに向き合えるわけもないでしょう。
気力をそがれ、日本へ愛はなく、罪の意識まで負わされては
中韓にやられ放題の無気力、無関心な日本人が次々に
世の中に送り出されていくばかりです。
NHKについて、このところ述べることが多いのは、それが
日本の大人たちへの巨大な教科書であるからです。
ニュースを含めて、ドラマなどの娯楽番組の多くが
ある「一定方向」へと日本国民を拉しさるように仕組まれている。
しかも放送に対しては教科書に対するほどの警戒感がないので
無防備状態のところを目がけて日々、刷り込まれる。
ここでも、子どもたち相手の教科書と同じことが言えます。
何も、愛国教育をしなさいと言っているわけではないのです。
公平に報道し、中立の立場で番組を作るべきでしょう、
ということです。
本来は、愛国的立場で営みなさい、というのは過剰な
要求ではないのですが。
「公共放送」を名乗り、国民が強制的に徴収されるお金で経営されている
局なのですから。
それが、中韓という特定の国々が喜ぶ番組作り。
いったい彼らが視線を
向けているのは、この日本なのか、中国、韓国なのか。
日本人のお金で、反日情報を日々流し続けている局を政治が
放置しておいてよいのか。
話がNHKに逸れてしまいました。
お子様をお持ちの方々には、せめて各教科書会社がどういう姿勢にあるのか、
それを心得ておいたいただきたいのです。
「育鵬社」がもっとも公平です。続いて「自由社」「帝国書院」
育鵬社とて、愛国の姿勢にあるわけではありません。
何とか公平であるというレベル。
本来、自国の敬意と愛が基本にあるべきかと思われるのですが。
この三社の他は論外です。「日本は悪い国だ」が基調。
憶えておいてください。
× 教出(教育出版社)
【記載内容】これからの未来をひらくために、わたしたちは、
戦争の放棄を宣言した
日本国憲法や非核三原則を守り、
世界の平和と、あらゆる国や地域の人々との
対等なつながりを求めて、
いま生きる場所から、
ともに力を出し合っていきましょう。
べべこ注;九条の押し付け教育ですね。
九条の是非は子どもたちが
長じてから判断すべきこと。
押し付けは洗脳ですね。非核三原則を世界が守ってはいない
世界の現実の中、
こういう一方的な価値観を教科書で刷り込むのはフェアではないです
× 清水書院
【記載内容」
私たちは、世界の人びととの交流や対話を活発に続け、
核兵器のない世界平和の実現と
普遍的な人権の確立、
途上国の発展への援助、地球環境問題への対処など、
人類共通の課題の解決に
努めていかなければならない。
べべこ注;「核兵器のない世界平和の実現」の
ための具体的道筋を
示せない現実の中で、
これもまた
九条押し付けの亜流記事でしょう。
× 東書(東京書籍)
【記載内容】
グローバル化の中で、わたしたちは日本国民としての意識だけでなく、
地球に生きる人間(地球市民)としての意識を持つことが
求められています。
べべこ注;「グローバル化」「地球市民」と実態のない、典型用語の連発。
グローバル化の中身は「多民族共生」=中国・韓国人の大量受け入れ、
の押し付け価値観であり
「地球市民」は、
仮想敵国(と日本を見做している国)に無防備に
門戸を明け渡すことと
同義であります。
× 日文(日本文教出版)
【記載内容】
私たちは、日本国憲法のもと、一人一人が歴史を
つくりあげる
主人公であることを自覚し、
国際社会に生きる日本人として歩んでいこうでは
ありませんか。
注;その憲法が戦勝国アメリカの作製になるもので、
日本人が日本国のために
作ったものではない、という事実が書かれていません。
軍隊は持たぬまま、
軍隊を年々増大させている反日国を隣りに置いて
歩んでいくべきという主張の押し付けですね。
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よい教科書と悪い教科書の憶え方については以前、述べましたが、もう一度。
良き教科書=帝国の自由を
育てる良い教科書。→ 育鵬社、自由社、帝国書院。
悪い教科書=東京に清い教育なし。→東京書籍、清水書院、教育出版社。
公正な良い教科書3社を記憶して、後はだめ、という覚え方がシンプルですね。
教科書関連 過去記事の一つ ←クリック
ただ一人、自民党の義家弘介議員が教科書問題に
真っ向から向きあっていらっしゃる中、
他の議員さんたちはあまりにも無関心なのが気になります。
日本を考える議員さんたちはいらして、日々それぞれの専門領域で
頑張っていらっしゃいますが、
それら個々の案件も、日本国民の意識が変わらぬ限りは抜本的解決は
望めません。
あたかも日教組史観をベースにしたごときNHK問題も
これに準じます。
教科書とNHK問題を放置するのは、遠くGHQ時代に遡るアメリカの
日本弱体化政策に
無抵抗であることと同義です。
同盟国としてのアメリカ尊重とは、また別次元の問題です。
日本の現在の精神的弱体化に触れると
どうしてもアメリカの仕掛けた罠に触れざるを得ないのですが、
かといって
鳩山の如き、普天間で同盟関係をあたかも壊す如き言動には
真っ向から反対します。
同盟国としてのアメリカは尊重されねばなりません。
しかし事実は事実として認識すべきで、アメリカを情緒的、心情的に
持ち上げるのもまた違うでしょう。
対韓国、対中国との病的な現在の状況も元はと言えば
アメリカの日本弱体化政策に
端を発します。それは心得ておかないと。
また第二次大戦も、アメリカの仕掛けた罠だというのが
拙ブログの一貫した
論調です。原爆投下は論外です。非戦闘員の大量殺戮は
どう弁明しても
無益です。アメリカは大変な非道を日本に対して行った。
そこを把握していないと
広島における如き「二度と過ちは繰り返しません」という、
いったい主語がどこにあるのかさえ
定かではない、ごまかしに乗せられてしまう。
かといって、米国は話の通じない相手ではない。
そこが中韓と画然と異なる点です。
現在の、教科書、そして放送としての教科書である
NHKの最大の問題点は
世界でたった2つしかない反日国側の視点で作られたものである、
という点でしょう。
あの戦争にさえ感謝と賛嘆の拍手を送る国と要人が驚くべく多い、という事実は
知らされない。
自分が帰属する日本という国が「ろくでもなくて」
「悪いことばかりをして」
「責められているばかりの国で」
「誇れることは何もなくて」「永久に罪の意識を抱き続けねばならない」という
教育を受けてきた子どもたちが、どうして
自分自身に自信が持てるでしょう、胸を張って生きていけるでしょう。
かくして、中韓におどおどと気を使い、
何か言われれば「ゴメンナサイ」と謝る
いじけた子どものような日本人が次々に作られて行きます。
中国と韓国にとっては、まことに好都合な教科書であり、NHKです。
あの格調高いブータン国王の演説がかくも日本人の心に深い感銘を
残したのは、親日国ブータン側からの心からなる日本への敬愛と
エールがそこにあったからです。
ところが、現在の教科書とNHKに決定的に欠けているのはその点です。
言葉を変えれば数多い親日国であり日本の理解者である国の視点を
敢えて無視、折りあらば日の丸を焼き、踏みつける、
たった2つしかない反日国の言い分を
一方的に強調しているところに問題があります。
日本を尊敬し、愛する国々も人々は、反日国よりも遥かに多いのです。
かつての敵国アメリカでさえ、日本を認めるにやぶさかではなく、
あの戦争のアメリカ側の非をあげ、極東裁判の
不当を指摘する人たちもいる。
そこにはいっさい触れないのが、日本の教科書でありNHKです。
韓国も中国も、日本の精神を脆弱にする
悪夢のごとき実態のない
存在です。悪夢の最中には、それがいかにリアルに存在しようと、
日本人が覚醒すれば、消え果てるしかない
妖怪の如きものです。
覚醒するには、教育を今、
根こそぎ変えなければなりません。
それには政治家の力が必要です。
政治家を動かす、日本人の熱意が必要です。
産経新聞
【付記】今、気がつきましたら、
下田市議の田坂富代さんが今上天皇陛下のお誕生日に寄せて秀逸な記事を
アップしていらっしゃいますので、ご紹介します。 ← クリック「国歌の友情と政治」
今回のべべこ拙記事と通底しているような文章です。
さて末筆ながら天皇陛下のご息災を寿ぎ、
ご皇室の弥栄を祈念申しあげます。
【追記】
『 天皇誕生日 奉祝 日の丸行進』11.12.23銀座・数寄屋橋交差点
[1/4]【今上天皇御即位】正殿の儀Celebration parade His Majesty the Emperor