http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/07/08/kiji/K20120708003632300.html
【抜粋】
「尖閣国有化」を“一島両断”!石原都知事「人気取り」
野田政権が沖縄県・尖閣諸島を国有化する方針を固め、購入を検討している東京都の石原慎太郎知事に意向を伝えたことが7日、分かった。石原氏は都による購入方針を変えない意向で、国の対応を「人気取り」と一刀両断。地権者側が国への売却に難色を示していることも明らかにした。
長島昭久首相補佐官らが6日に都庁を訪れ、石原氏に「(尖閣諸島を)国がぜひ買いたい」と伝え、理解を求めた。
石原氏は都内の自宅前で記者団に「取りあえず東京が取得し、国に渡すと答えた」と述べ、都による購入方針を変えない意向を表明。
政権幹部は既に地権者の男性と国有化方針をめぐり接触しているが、石原氏は地権者側から「国が(交渉に)来たが、石原さんにしか売らない」との連絡を受けたと説明。この地権者が別の関係者に「国と交渉する気持ちは一切ない」と伝えていることも判明。地権者は民主党政権の中国外交や安全保障政策に不信を漏らしているとされる。
石原氏は野田政権に対し「どういう理由で国が急に意欲を持ったか分からない。相手の事情も分からず過去の歴史も知らずにやろうといったって、そう簡単にはいかない。やることが粗雑だ」と不快感をあらわに。
政権が国有化方針を打ち出した背景には、民主党分裂で足元がぐらつく中、外交面で毅然(きぜん)とした姿勢をアピールする狙いもあるとみられる。
(べべこ注 ふン、何を今更。尖閣への中国船接近の際には情報を隠蔽しまくり、中国人船長はとっとと帰国させ、取り返しのつかない大失態を演じた民主党が!)
≪石垣市では戸惑い≫尖閣諸島の行政管轄権を持つ沖縄県石垣市では戸惑いが広がった。中山義隆市長は「国が購入するだけでは全く意味がない」と指摘。中山市長は、尖閣諸島への上陸調査の許可を国に求め続けているが認められたことはなく、不信感は強い。中山氏は「公的機関が持っている方が安心感はあるが、上陸を認めない今のままの状態なら意味がない。都が買うのが筋だ」と強調。石垣市の無職男性(60)は「都が買えば、漁場開発や避難港の設置が進みそうだが、国が購入すると、そのまま塩漬けにされそうだ。大丈夫なのか」と不安そうに話した。
(べべこ注;国が買ったって、対中国の外交姿勢が軟弱では、日本に所有権がないのと同じ。消費税を上げるのに執着している野田政権が、また無駄な支出をするんじゃない)