ブータンのワンチュク国王様のお言葉の一つ一つが日本人の魂を揺さぶってやみません。
単なる社交辞令を超えて、真実腹の底からのお言葉故に、涙がこぼれるほどの
ありがたさを感じます。特筆大記すべきは国会の場において、日本人の自虐史観に
あたかも一鞭くれるごとき毅然としたお言葉があったことです。厳しいが格調高い。
その部分は色文字にしてございます。
これでまた幾らかの日本人が悪夢から覚めてくれることを願いつつ。
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平成23年11月17日ブータン王国 国王陛下及び同王妃陛下歓迎会
ブータン国王 演説(全文)
天皇皇后両陛下、日本国民と皆さまに深い敬意を表しますとともにこのたび日本国国会で演説する機会を賜りましたことを謹んでお受けします。
衆議院議長閣下、参議院議長閣下、内閣総理大臣閣下、国会議員の皆様、ご列席の皆様。世界史においてかくも傑出し、
重要性を持つ機関である日本国国会のなかで、私は偉大なる叡智、経験および功績を持つ皆様の前に、ひとりの若者として立っております。
皆様のお役に立てるようなことを私の口から多くを申しあげられるとは思いません。それどころか、この歴史的瞬間から多くを得ようとしているのは
私のほうです。このことに対し、感謝いたします。
妻ヅェチェンと私は、結婚のわずか1ヶ月後に日本にお招きいただき、ご厚情を賜りましたことに心から感謝申しあげます。
ありがとうございます。これは両国間の長年の友情を支える皆さまの、寛大な精神の表れであり、特別のおもてなしであると認識しております。
ご列席の皆様、演説を進める前に先代の国王ジグミ・シンゲ・ワンチュク陛下およびブータン政府およびブータン国民からの皆様への祈りと
祝福の言葉をお伝えしなければなりません。ブータン国民は常に日本に強い愛着の心を持ち、何十年ものあいだ偉大な日本の成功を
心情的に分かちあってまいりました。3月の壊滅的な地震と津波のあと、ブータンの至るところで大勢のブータン人が寺院や僧院を訪れ、
日本国民になぐさめと支えを与えようと、供養のための灯明を捧げつつ、ささやかながらも心のこもった勤めを行うのを目にし、
私は深く心を動かされました。
私自身は押し寄せる津波のニュースをなすすべもなく見つめていたことをおぼえております。そのときからずっと、
私は愛する人々を失くした家族の痛みと苦しみ、生活基盤を失った人々、人生が完全に変わってしまった若者たち、
そして大災害から復興しなければならない日本国民に対する私の深い同情を、直接お伝えできる日を待ち望んでまいりました。
いかなる国の国民も決してこのような苦難を経験すべきではありません。しかし仮にこのような不幸からより強く、より大きく立ち上がれる国があるとすれば、
それは日本と日本国民であります。私はそう確信しています。
皆様が生活を再建し復興に向け歩まれるなかで、我々ブータン人は皆様とともにあります。我々の物質的支援はつましいものですが、
我々の友情、連帯、思いやりは心からの真実味のあるものです。ご列席の皆様、我々ブータンに暮らす者は常に日本国民を親愛なる兄弟・姉妹であると
考えてまいりました。両国民を結びつけるものは家族、誠実さ。そして名誉を守り個人の希望よりも地域社会や国家の望みを優先し、
また自己よりも公益を高く位置づける強い気持ちなどであります。2011年は両国の国交樹立25周年にあたる特別な年であります。
しかしブータン国民は常に、公式な関係を超えた特別な愛着を日本に対し抱いてまいりました。私は若き父とその世代の者が何十年も前から、
日本がアジアを近代化に導くのを誇らしく見ていたのを知っています。すなわち日本は当時開発途上地域であった
アジアに自信と進むべき道の自覚をもたらし、以降日本のあとについて世界経済の最先端に躍り出た数々の国々に希望を与えてきました。
日本は過去にも、そして現代もリーダーであり続けます。
このグローバル化した世界において、日本は技術と確信の力、勤勉さと責任、強固な伝統的価値における模範であり、
これまで以上にリーダーにふさわしいのです。世界は常に日本のことを大変な名誉と誇り、そして規律を重んじる国民、
歴史に裏打ちされた誇り高き伝統を持つ国民、不屈の精神、断固たる決意、そして秀でることへ願望を持って何事にも取り組む国民。知行合一、
兄弟愛や友人との揺るぎない強さと気丈さを併せ持つ国民であると認識してまいりました。これは神話ではなく現実であると謹んで申しあげたいと思います。
それは近年の不幸な経済不況や、3月の自然災害への皆様の対応にも示されています。
皆様、日本および日本国民は素晴らしい資質を示されました。他の国であれば国家を打ち砕き、無秩序、大混乱、そして悲嘆をもたらしたであろう事態に、
日本国民の皆様は最悪の状況下でさえ静かな尊厳、自信、規律、心の強さを持って対処されました。文化、伝統および価値にしっかりと根付いた
このような卓越した資質の組み合わせは、我々の現代の世界で見出すことはほぼ不可能です。すべての国がそうありたいと切望しますが、これは日本人特有の特性であり、
不可分の要素です。このような価値観や資質が、昨日生まれたものではなく、何世紀もの歴史から生まれてきたものなのです。
それは数年数十年で失われることはありません。そうした力を備えた日本には、非常に素晴らしい未来が待っていることでしょう。
この力を通じて日本はあらゆる逆境から繰り返し立ち直り、
世界で最も成功した国のひとつとして地位を築いてきました。さらに注目に値すべきは、日本がためらうことなく世界中の人々と自国の成功を
常に分かち合ってきたということです。
「ブータンには寺院、僧院、城砦が点在し何世代ものブータン人の精神性を反映しています」
ご列席の皆様。私はすべてのブータン人に代わり、心からいまお話をしています。私は専門家でも学者でもなく日本に深い親愛の情を抱くごく
普通の人間に過ぎません。その私が申しあげたいのは、世界は日本から大きな恩恵を受けるであろうということです。卓越性や技術革新が
なんたるかを体現する日本。偉大な決断と業績を成し遂げつつも、静かな尊厳と謙虚さとを兼ね備えた日本国民。他の国々の模範となるこの国から、
世界は大きな恩恵を受けるでしょう。
日本がアジアと世界を導き、また世界情勢における日本の存在が、日本国民の偉大な業績と歴史を反映するにつけ、
ブータンは皆様を応援し支持してまいります。
ブータンは国連安全保障理事会の議席拡大の必要性だけでなく、
日本がそのなかで主導的な役割を果たさなければならないと確認しております。日本はブータンの全面的な約束と支持を得ております。
ご列席の皆様、ブータンは人口約70万人の小さなヒマラヤの国です。国の魅力的な外形的特徴と、豊かで人の心をとらえて離さない歴史が
、ブータン人の人格や性質を形作っています。ブータンは美しい国であり、面積が小さいながらも国土全体に拡がるさまざまな異なる地形に数々の寺院、
僧院、城砦が点在し何世代ものブータン人の精神性を反映しています。手付かずの自然が残されており、我々の文化と伝統は今も強靭に活気を保っています。
ブータン人は何世紀も続けてきたように人々のあいだに深い調和の精神を持ち、質素で謙虚な生活を続けています。
今日のめまぐるしく変化する世界において、国民が何よりも調和を重んじる社会、若者が優れた才能、勇気や品位を持ち先祖の価値観によって
導かれる社会。そうした思いやりのある社会で生きている我々のあり方を、私は最も誇りに思います。我が国は有能な若きブータン人の手のなかに委ねられています。
我々は歴史ある価値観を持つ若々しい現代的な国民です。小さな美しい国ではありますが、強い国でもあります。それゆえブータンの成長と開発における日本の役割は
大変特別なものです。我々が独自の願望を満たすべく努力するなかで、日本からは貴重な援助や支援だけでなく力強い励ましをいただいてきました。
ブータン国民の寛大さ、両国民のあいだを結ぶより次元の高い大きな自然の絆。言葉には言い表せない非常に深い精神的な絆によってブータンは常に
日本の友人であり続けます。日本はかねてよりブータンの最も重大な開発パートナーのひとつです。それゆえに日本政府、およびブータンで暮らし、
我々とともに働いてきてくれた日本人の方々の、ブータン国民のゆるぎない支援と善意に対し、感謝の意を伝えることができて大変嬉しく思います。
私はここに、両国民のあいだの絆をより強め深めるために不断の努力を行うことを誓います。
改めてここで、ブータン国民からの祈りと祝福をお伝えします。ご列席の皆様。簡単ではありますが、(英語ではなく)ゾンカ語、国の言葉でお話したいと思います。
「(ゾンカ語での祈りが捧げられる)」
ご列席の皆様。いま私は祈りを捧げました。小さな祈りですけれど、日本そして日本国民が常に平和と安定、調和を経験しそしてこれからも
繁栄を享受されますようにという祈りです。ありがとうございました。
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ブータン国旗
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ブータン国と国王との凛とした品格については昭和天皇ご崩御の際のエピソードにも
現れています。
大喪の礼に参列した先代のブータン国王が残された逸話。
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1989年2月24日、34歳のジグミ・シンゲ・ワンチュク国王が、昭和天皇の大喪の礼参列のため、民族衣装「ゴ」の礼服姿で数人の供を
連れて来日した。他の国の首脳の多くが日本から経済的な協力を得るために、葬儀の前後に日本政府首脳と会談する弔問外交を行うなかで、
ブータン国王はこうした弔問外交を行わず、大喪の礼に出席して帰国した。新聞記者が理由を尋ねると、国王は、
「日本国天皇への弔意を示しに来たのであって、日本に金を無心しに来たのではありません」と答えた。また、同年には1ヶ月間も喪に服した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それにつけても、日本人として恥ずかしいのが皇居での晩餐会をボイコットした民主党の閣僚、議員たち。
一川保夫防衛相がその筆頭格です。晩餐会を足蹴に、出席したのが民主党の高橋千秋参院議員の政治資金パーティーです。
それ加えて以下のような耳を疑う言葉を発しています。
「ブータン国王が来日し宮中で行事があるが、私にはこちらの方が大事だ」。
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いったい日本人なのか、一川保夫・国防相。何というさもしさ、卑しさ。
ブータン国王へ、国民へ、そして皇室に対しての不敬行為です。
とてものことに日本人とは思えない。相手が李明博や温家宝なら尻尾を振って席に就くのでしょう。
こんな男が日本の国防のトップ。ほとほと情けなさに涙が滲みます。
こういうゲスで品格のない国防相を仰いだのも日本人です。ワンチュク国王の
日本人への愛と敬意に満ちたお言葉のかたわらで、なお恥ずかしくうなだれます。
一川防衛相の非礼に対して切り込んだのは自民党・宇都隆史議員です。
平成23年11月17日参議院予算委員会 宇都隆史議員(自民).part1
あと思い切って申せばお一人きりで出られている皇太子さまの寒々しさです。
ブータン国王ご夫妻の温かさ、華やかさ、確かさを拝見するにつけ・・・・
日本の妃殿下は食事の席にすらお出ましになれないほどのご病状なのでしょうか。
愛子さまにつききりでの通学、ご看病をなさる体力も気力もおありとお見受けするのですが。
スキーにはお出かけになり、公務としてのご会食はボイコットなさりながら小和田家とのお食事には
お元気にお出ましで、そのつど警護がたくさんつく。
もし皇太子さまがマイホームパパを望まれ世間一般のお幸せを優先されるなら
廃太子で民間にくだられ、速やかに秋篠宮さまに御立場をお譲りなさったほうがよろ
しいのでは、と改めて思いました。
失礼ながら現在の東宮様ご夫妻が天皇皇后におなりあそばした時の皇室の弱体化、
日本国民の心の離れ方が著しく懸念され、それは日本の一つの武器、皇室外交の
弱体化、終焉でもございます・・・。何よりも宮中内の密やかな
神事が滞り無く執り行われるのでしょうか。
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(愛国画報yohkanさんのサイトからお借りしました)http://yohkan.iza.ne.jp/blog/entry/2515432/
いったい、どこで日本人は日本は毅然とした品格を失ってしまったのだろう。
終戦以来66年間にわたって刷り込まれてきた自虐史観を顧みざるを得ません。
以下は過去記事ですが、日本があの戦争でいかにアジアの人々を勇気づけ自信を与え
白人による植民地化から解放してきたか・・・
それらを述べているのは日本人ではありません。
外国の方々です。
未見の方はぜひお読みくださいませ。下記の文字列をクリックなさってください。
重要:私たちのお祖父さんたちは悪い戦争をしたのだろうか?
単なる社交辞令を超えて、真実腹の底からのお言葉故に、涙がこぼれるほどの
ありがたさを感じます。特筆大記すべきは国会の場において、日本人の自虐史観に
あたかも一鞭くれるごとき毅然としたお言葉があったことです。厳しいが格調高い。
その部分は色文字にしてございます。
これでまた幾らかの日本人が悪夢から覚めてくれることを願いつつ。
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平成23年11月17日ブータン王国 国王陛下及び同王妃陛下歓迎会
ブータン国王 演説(全文)
天皇皇后両陛下、日本国民と皆さまに深い敬意を表しますとともにこのたび日本国国会で演説する機会を賜りましたことを謹んでお受けします。
衆議院議長閣下、参議院議長閣下、内閣総理大臣閣下、国会議員の皆様、ご列席の皆様。世界史においてかくも傑出し、
重要性を持つ機関である日本国国会のなかで、私は偉大なる叡智、経験および功績を持つ皆様の前に、ひとりの若者として立っております。
皆様のお役に立てるようなことを私の口から多くを申しあげられるとは思いません。それどころか、この歴史的瞬間から多くを得ようとしているのは
私のほうです。このことに対し、感謝いたします。
妻ヅェチェンと私は、結婚のわずか1ヶ月後に日本にお招きいただき、ご厚情を賜りましたことに心から感謝申しあげます。
ありがとうございます。これは両国間の長年の友情を支える皆さまの、寛大な精神の表れであり、特別のおもてなしであると認識しております。
ご列席の皆様、演説を進める前に先代の国王ジグミ・シンゲ・ワンチュク陛下およびブータン政府およびブータン国民からの皆様への祈りと
祝福の言葉をお伝えしなければなりません。ブータン国民は常に日本に強い愛着の心を持ち、何十年ものあいだ偉大な日本の成功を
心情的に分かちあってまいりました。3月の壊滅的な地震と津波のあと、ブータンの至るところで大勢のブータン人が寺院や僧院を訪れ、
日本国民になぐさめと支えを与えようと、供養のための灯明を捧げつつ、ささやかながらも心のこもった勤めを行うのを目にし、
私は深く心を動かされました。
私自身は押し寄せる津波のニュースをなすすべもなく見つめていたことをおぼえております。そのときからずっと、
私は愛する人々を失くした家族の痛みと苦しみ、生活基盤を失った人々、人生が完全に変わってしまった若者たち、
そして大災害から復興しなければならない日本国民に対する私の深い同情を、直接お伝えできる日を待ち望んでまいりました。
いかなる国の国民も決してこのような苦難を経験すべきではありません。しかし仮にこのような不幸からより強く、より大きく立ち上がれる国があるとすれば、
それは日本と日本国民であります。私はそう確信しています。
皆様が生活を再建し復興に向け歩まれるなかで、我々ブータン人は皆様とともにあります。我々の物質的支援はつましいものですが、
我々の友情、連帯、思いやりは心からの真実味のあるものです。ご列席の皆様、我々ブータンに暮らす者は常に日本国民を親愛なる兄弟・姉妹であると
考えてまいりました。両国民を結びつけるものは家族、誠実さ。そして名誉を守り個人の希望よりも地域社会や国家の望みを優先し、
また自己よりも公益を高く位置づける強い気持ちなどであります。2011年は両国の国交樹立25周年にあたる特別な年であります。
しかしブータン国民は常に、公式な関係を超えた特別な愛着を日本に対し抱いてまいりました。私は若き父とその世代の者が何十年も前から、
日本がアジアを近代化に導くのを誇らしく見ていたのを知っています。すなわち日本は当時開発途上地域であった
アジアに自信と進むべき道の自覚をもたらし、以降日本のあとについて世界経済の最先端に躍り出た数々の国々に希望を与えてきました。
日本は過去にも、そして現代もリーダーであり続けます。
このグローバル化した世界において、日本は技術と確信の力、勤勉さと責任、強固な伝統的価値における模範であり、
これまで以上にリーダーにふさわしいのです。世界は常に日本のことを大変な名誉と誇り、そして規律を重んじる国民、
歴史に裏打ちされた誇り高き伝統を持つ国民、不屈の精神、断固たる決意、そして秀でることへ願望を持って何事にも取り組む国民。知行合一、
兄弟愛や友人との揺るぎない強さと気丈さを併せ持つ国民であると認識してまいりました。これは神話ではなく現実であると謹んで申しあげたいと思います。
それは近年の不幸な経済不況や、3月の自然災害への皆様の対応にも示されています。
皆様、日本および日本国民は素晴らしい資質を示されました。他の国であれば国家を打ち砕き、無秩序、大混乱、そして悲嘆をもたらしたであろう事態に、
日本国民の皆様は最悪の状況下でさえ静かな尊厳、自信、規律、心の強さを持って対処されました。文化、伝統および価値にしっかりと根付いた
このような卓越した資質の組み合わせは、我々の現代の世界で見出すことはほぼ不可能です。すべての国がそうありたいと切望しますが、これは日本人特有の特性であり、
不可分の要素です。このような価値観や資質が、昨日生まれたものではなく、何世紀もの歴史から生まれてきたものなのです。
それは数年数十年で失われることはありません。そうした力を備えた日本には、非常に素晴らしい未来が待っていることでしょう。
この力を通じて日本はあらゆる逆境から繰り返し立ち直り、
世界で最も成功した国のひとつとして地位を築いてきました。さらに注目に値すべきは、日本がためらうことなく世界中の人々と自国の成功を
常に分かち合ってきたということです。
「ブータンには寺院、僧院、城砦が点在し何世代ものブータン人の精神性を反映しています」
ご列席の皆様。私はすべてのブータン人に代わり、心からいまお話をしています。私は専門家でも学者でもなく日本に深い親愛の情を抱くごく
普通の人間に過ぎません。その私が申しあげたいのは、世界は日本から大きな恩恵を受けるであろうということです。卓越性や技術革新が
なんたるかを体現する日本。偉大な決断と業績を成し遂げつつも、静かな尊厳と謙虚さとを兼ね備えた日本国民。他の国々の模範となるこの国から、
世界は大きな恩恵を受けるでしょう。
日本がアジアと世界を導き、また世界情勢における日本の存在が、日本国民の偉大な業績と歴史を反映するにつけ、
ブータンは皆様を応援し支持してまいります。
ブータンは国連安全保障理事会の議席拡大の必要性だけでなく、
日本がそのなかで主導的な役割を果たさなければならないと確認しております。日本はブータンの全面的な約束と支持を得ております。
ご列席の皆様、ブータンは人口約70万人の小さなヒマラヤの国です。国の魅力的な外形的特徴と、豊かで人の心をとらえて離さない歴史が
、ブータン人の人格や性質を形作っています。ブータンは美しい国であり、面積が小さいながらも国土全体に拡がるさまざまな異なる地形に数々の寺院、
僧院、城砦が点在し何世代ものブータン人の精神性を反映しています。手付かずの自然が残されており、我々の文化と伝統は今も強靭に活気を保っています。
ブータン人は何世紀も続けてきたように人々のあいだに深い調和の精神を持ち、質素で謙虚な生活を続けています。
今日のめまぐるしく変化する世界において、国民が何よりも調和を重んじる社会、若者が優れた才能、勇気や品位を持ち先祖の価値観によって
導かれる社会。そうした思いやりのある社会で生きている我々のあり方を、私は最も誇りに思います。我が国は有能な若きブータン人の手のなかに委ねられています。
我々は歴史ある価値観を持つ若々しい現代的な国民です。小さな美しい国ではありますが、強い国でもあります。それゆえブータンの成長と開発における日本の役割は
大変特別なものです。我々が独自の願望を満たすべく努力するなかで、日本からは貴重な援助や支援だけでなく力強い励ましをいただいてきました。
ブータン国民の寛大さ、両国民のあいだを結ぶより次元の高い大きな自然の絆。言葉には言い表せない非常に深い精神的な絆によってブータンは常に
日本の友人であり続けます。日本はかねてよりブータンの最も重大な開発パートナーのひとつです。それゆえに日本政府、およびブータンで暮らし、
我々とともに働いてきてくれた日本人の方々の、ブータン国民のゆるぎない支援と善意に対し、感謝の意を伝えることができて大変嬉しく思います。
私はここに、両国民のあいだの絆をより強め深めるために不断の努力を行うことを誓います。
改めてここで、ブータン国民からの祈りと祝福をお伝えします。ご列席の皆様。簡単ではありますが、(英語ではなく)ゾンカ語、国の言葉でお話したいと思います。
「(ゾンカ語での祈りが捧げられる)」
ご列席の皆様。いま私は祈りを捧げました。小さな祈りですけれど、日本そして日本国民が常に平和と安定、調和を経験しそしてこれからも
繁栄を享受されますようにという祈りです。ありがとうございました。
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ブータン国と国王との凛とした品格については昭和天皇ご崩御の際のエピソードにも
現れています。
大喪の礼に参列した先代のブータン国王が残された逸話。
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1989年2月24日、34歳のジグミ・シンゲ・ワンチュク国王が、昭和天皇の大喪の礼参列のため、民族衣装「ゴ」の礼服姿で数人の供を
連れて来日した。他の国の首脳の多くが日本から経済的な協力を得るために、葬儀の前後に日本政府首脳と会談する弔問外交を行うなかで、
ブータン国王はこうした弔問外交を行わず、大喪の礼に出席して帰国した。新聞記者が理由を尋ねると、国王は、
「日本国天皇への弔意を示しに来たのであって、日本に金を無心しに来たのではありません」と答えた。また、同年には1ヶ月間も喪に服した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それにつけても、日本人として恥ずかしいのが皇居での晩餐会をボイコットした民主党の閣僚、議員たち。
一川保夫防衛相がその筆頭格です。晩餐会を足蹴に、出席したのが民主党の高橋千秋参院議員の政治資金パーティーです。
それ加えて以下のような耳を疑う言葉を発しています。
「ブータン国王が来日し宮中で行事があるが、私にはこちらの方が大事だ」。
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いったい日本人なのか、一川保夫・国防相。何というさもしさ、卑しさ。
ブータン国王へ、国民へ、そして皇室に対しての不敬行為です。
とてものことに日本人とは思えない。相手が李明博や温家宝なら尻尾を振って席に就くのでしょう。
こんな男が日本の国防のトップ。ほとほと情けなさに涙が滲みます。
こういうゲスで品格のない国防相を仰いだのも日本人です。ワンチュク国王の
日本人への愛と敬意に満ちたお言葉のかたわらで、なお恥ずかしくうなだれます。
一川防衛相の非礼に対して切り込んだのは自民党・宇都隆史議員です。
平成23年11月17日参議院予算委員会 宇都隆史議員(自民).part1
あと思い切って申せばお一人きりで出られている皇太子さまの寒々しさです。
ブータン国王ご夫妻の温かさ、華やかさ、確かさを拝見するにつけ・・・・
日本の妃殿下は食事の席にすらお出ましになれないほどのご病状なのでしょうか。
愛子さまにつききりでの通学、ご看病をなさる体力も気力もおありとお見受けするのですが。
スキーにはお出かけになり、公務としてのご会食はボイコットなさりながら小和田家とのお食事には
お元気にお出ましで、そのつど警護がたくさんつく。
もし皇太子さまがマイホームパパを望まれ世間一般のお幸せを優先されるなら
廃太子で民間にくだられ、速やかに秋篠宮さまに御立場をお譲りなさったほうがよろ
しいのでは、と改めて思いました。
失礼ながら現在の東宮様ご夫妻が天皇皇后におなりあそばした時の皇室の弱体化、
日本国民の心の離れ方が著しく懸念され、それは日本の一つの武器、皇室外交の
弱体化、終焉でもございます・・・。何よりも宮中内の密やかな
神事が滞り無く執り行われるのでしょうか。
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(愛国画報yohkanさんのサイトからお借りしました)http://yohkan.iza.ne.jp/blog/entry/2515432/
いったい、どこで日本人は日本は毅然とした品格を失ってしまったのだろう。
終戦以来66年間にわたって刷り込まれてきた自虐史観を顧みざるを得ません。
以下は過去記事ですが、日本があの戦争でいかにアジアの人々を勇気づけ自信を与え
白人による植民地化から解放してきたか・・・
それらを述べているのは日本人ではありません。
外国の方々です。
未見の方はぜひお読みくださいませ。下記の文字列をクリックなさってください。
重要:私たちのお祖父さんたちは悪い戦争をしたのだろうか?