一部を見ましたが、流暢な英語で堂々とユーモアも交えて、いい出来でした。
(雅子妃のナンチャッテ英語とエラい違いw)
of the people, for the people,というリンカーン演説からの転用もいいし、
That's Politicsという切り返しも達者です。
都知事にはこのレベルの英語と、洒脱さが求められるかと思います。
対立軸の増田氏との対比に絞って述べています。その人脈から全面支持しているわけではないのです。しかし都知事には悪くないと思います。ベストではなくmベターな選択、今の段階では。
最悪の人物の当選が事前に見えていて、しかもこれならという候補者は脆弱で女問題を抱え、応援者がいかがわしいという・・・誰を選びようもなかった気色の悪い選挙とは違い、対立軸が明快なだけでも悩まずに済む選挙です。後出しで誰が来るかにもよりけりですが、後出しの連中は「風見鶏」「右顧左眄」という、ずるい印象がつきまとうでしょう。
以下、内容転載
8日、東京都知事選への出馬を予定している小池百合子氏が日本外国特派員協会で会見を開き、リンカーンの演説を引いて「of the people, for the people, by Yuriko Koike」とスピーチした。
都庁の中での女性登用も積極的に推進する考えを示した小池氏。自民党からのバックアップが得られていないことについては
「自民党からの推薦を賜われれば、と今も思っております。
東京の場合、普通は後から手を上げたほうが得だ、みたいな印象がありますけれども、人に推されて立候補するのも一つのアイデアですが、意志のある、情熱のある人が提示して、それを都民の皆様、有権者の皆様に選んで頂くのが当然の話のように思います。
私、あまりに日本の伝統技術であります"根回し"があまり上手くないと反省しておりますが、それを越えて私の情熱が強かった、ということをご理解いいただきたいと思います。自民党アベノミクスの一丁目一番地は『女性の活躍』ですので、私は自信を持って手を上げたところです。」
と回答。
第一次安倍政権では防衛大臣に起用されたものの55日で辞任したことから、安倍総理との関係について問われると「一言だけ、"That's Politics"とお答えしておきたいと思います」と冗談交じりにかわした。
小池氏は「いろんな講演会に招かれることがございます。在特会という最近出ておりますが、私はよく存じておりません。招いてくれた会とどういう関係かは知り得なかったということでございます。その認識はありません」と説明、ヘイトスピーチについても法令に則って対策をしていく方針を示した。
・・・・・・・ここまで
増田寛也元総務相
公約は、
(1)2020年の東京五輪・パラリンピックの成功
(2)五輪後の東京の持続可能な成長
(3)東京から地方再生-を柱とする。
増田氏は人口減による「消滅可能性都市」を提唱し、東京一極集中に警鐘を鳴らしていた。都知事を目指すことが批判を浴びかねないため、地方と東京の共存共栄の方策を掲げる。首都直下地震対策や待機児童対策も盛り込む方向だ。
1,2は誰でも言う。エコ五輪提唱の、小池氏の勝ち。
3は、これ総務相時代の増田氏の施策を知っていたら、投票しない。都税からぶんどって、地方に回した男。また、都民の汗水流した税金を狙ってますね。
共産主義っぽい感性があるのでしょうか?
■「東京縮小化」を主張してきた増田氏
増田が総務大臣だった2007年には、都の法人事税の一部を国税に回し、地方に配るように税制を改定している。それ以降、特例として都の予算が無理やり地方に回されているのだ。
損失は決して少なくない。都によれば、08年10月から特例が適用され、毎年1000億~2700億円のカネが地方に配られている。来年4月まで続ける予定で、このままいくと、約9年で1兆5000億円近い都の税金がマイナスとなる見込み。
その時、自民党の都議団は、「なぜ都民が払った税金を奪うのか」と、増田大臣にカンカンになっていた。
「増田氏が特例を作った当時、都議会自民党は猛烈に抗議しています。その後も、毎年、特例を廃止するよう国に訴えていました。舛添知事の代でようやく廃止されることになりましたが、増田氏が都知事になると、また都の税金が召し上げられ、地方への配分が始まるのではと都庁の役人は戦々恐々としています」(都庁関係者)
増田氏が出馬となれば、地方への税の配分問題が争点になることは間違いないだろう。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/185093