最初にお断りしておきますが、拙ブログ主は単に日本人選手を
一括りで応援しているだけの、ごく緩いフィギュアスケート・ファンです。
率直に言えば、羽生結弦さんとデニス・テンさんとの経緯をぱっと見た時、
日本人である羽生結弦さんのほうに、反射的に心情が寄っていったのは
事実です。しかし、それは高橋大輔さんや浅田真央さんにも同様です。
という程度の、コアなそれぞれのファンから見たらファン未満の泡沫ファンですが、それゆえファン心理に偏りすぎず、俯瞰で物事を眺めるゆとりがあります。
タイトルで「何が犯人に仕立てあげたのか」は文字通りの意味で、
羽生選手に落ち度はなかったのに、という決め付けではありません。
敢えて結論は出さぬまま、昨日、一昨日と関連記事をアップして
考察を試みています。動機は真実を知りたい。それだけです。
初回の記事はそれぞれの立場からの見解を知りたくて
疑問形にしたので、読むべき価値は記事にはなくむしろ
コメ欄にあります。
さて、下記に転載しましたがカザフスタンフィギュア連盟の国際部の
方が声明を発表しました。それによると一方的に羽生結弦さんに
非があるという主張であり、それは日本から多くのフィギュアファンからの
謝罪によっても証明されている、という論調です。
これをどう受け止めるべきか、です。
コメ欄にも書かれた方がいるように「でーおた(高橋大輔選手の熱愛ファン)」が
よってたかって、カザフスタンにおける羽生結弦を悪者に仕立てあげた、
という見方が存在します。事実かどうかは知りません。
仮に事実なら一ファンとしての言葉が、海外における日本人の評判貶めに
つながりません。
また、カザフスタンにおける日本人への悪感情は、
安倍政権が中国と競合しながら受注をカザフスタンから
得ようとしている国家レベルの外交にも影響を与えかねません。
カザフスタンはかつて、ロシアの裏庭と呼ばれていましたが
現在では中国寄り。外交上もビジネス上も、日本が
上手くやっていかなければならない大事な国です。
羽生選手がもし、日本スケ連の謝罪やカザフスタンスケ連の
主張通りに信義にもとることをしたのなら、それは個人の問題では
ありません。それは羽生選手ファンにも厳しく心得ておいて
頂きたいのです。
ただ繰り返しますが、ブログ主は、いまだどちらがどうという立場ではありません。
真実を知りたい。
メールの中には、このたびの出来事を悪用、デニス・テンを悪し様に
罵り、またレイシスト的文言を敢えて使用、日本貶めをしている
成りすまし日本人もいる、ということはカザフスタン側には
是非とも知らせたいとは思います。
http://www.inform.kz/eng/article/2889688
EXCLUSIVE. We do not want to mar our relations with Japanese colleagues for one athlete’s misconduct – Kazakh National Skating Federation
ASTANA. KAZINFORM
06 April 2016, 16:39
Head of the International Affairs Department of the Kazakhstan National Skating Federation Tatyana Russinova commented
on reports of some mass media regarding the incident which occurred between Kazakh and Japanese figure skaters Denis Ten
and Yuzuru Hanyu at the ISU World Championships in Boston.
“The representatives of Japan’s Figure Skating Federation called me on Monday.
I have also received an official letter from them. Every day, when I switch on my computer, what I see?
A plenty of letters and messages from the Japanese figure skating fans.
They apologize to us for Hanyu’s behavior. Some of them write that Hanyu’s behavior discredits upon their country,”
said Russinova in an interview to Kazinform correspondent Damir Baimanov.
Tatyana Russinova kindly agreed to read out one of the letters from a Japanese fan:
“I am writing to offer my apology to you for Yuzuru Hanyu’s misconduct and for the actions of his crazy fans.
Japanese fans know that Denis is a noble young man, who will never hurt other skaters.
We believe that Hanyu demonstrated a piece of childishness. It is a shame to Japan.
Those who send bad messages to Denis Ten are not real fans of figure skating.
They are just faithful fans of Hanyu justifying any wrongdoings from his side.
I would like Denis and people of Kazakhstan to know that Japanese fans feel sorry for this,” the email reads
Russinova noted she receives such messages several times a day.
She also emphasized Ten’s reaction t the criticism he had to face.
“I saw his posts in social media and I can say that he is a well-mannered young man.
He responds to the comments and messages without giving up to provocations and hysteria,” she pointed out.
According to her, Kazakhstan Skating Federation does not want to mar relations with their Japanese colleagues because of this incident.
“Our colleagues from Japan called us not to lodge complain to the International Skating Union.
They urged us to avoid any scandal. We are closely cooperating with the Japanese Federation.
We do not want to mar relations with Japanese for one athlete’s misconduct, even if he is an Olympic Champion. This is very important.
Japanese Federation did their best to make Hanyu be sorry for what he had done,” added Russinova.
解説を加えながら粗訳しますね。かいつまみながらの超粗訳です。
まず見出しが、強烈です。
「私たちは、1競技者の不正行為のせいで、日本の仲間との関係を
壊したくない」
この場合の「不正行為」の主語は羽生結弦(以下敬称略)でしょう。
misconductをどう訳出するか、ですが・・・・非行、不品行、不正、違法行為と、
その範疇の言語で、羽生結弦の一方的不正としての断罪です。
そして、その結論を導き出した一つの要因が、カザフスタンスケート連盟の代表者宛に送られて来る日本からの謝罪メール「羽生の行為が日本人の名誉を国際的に傷つけた」というたぐいの文言を含めた謝罪であると書かれています。
日本フィギュアスケート連盟からの公式謝罪文も受け取った、と。
一番目の記事に反応してコメ欄に来た、羽生結弦ファンの方は
引っかき回すな、要するに静かにしておいてくれというご意見でしたが、
しかし、ここまで来ても黙っているのでしょうか。
是非はどちらにあるのか、見過ごしてしまうとスケート界の
明朗ではない不可解な体質はこのままで、将来も問題を次々に
起こして行くでしょう。羽生側に問題があるのか、ないのか、
曖昧にしても、この先また似たようなことが生じるのではないでしょうか。
タチアナ・ルシノヴァというカザフのスケ連の女性は、日本から来たという
手紙(と表現していますが、メールでしょう)の内容を紹介しています。
「羽生結弦の不正行為と、それに付随した羽生のクレイジーなファンの存在をお詫びします」
と一般日本人が書くかなあ、とふと思いますが・・・・。何か作為的文言・・・。
「日本のスケートファンは、デニス・テンが他のスケータを傷つけるようなことはしない、高潔な人物であることを知っています」
「私たちは羽生が、未熟な人間であることを見せつけたと思っています」
「日本の恥です」
「デニス・テンに悪質メールを出す人たちは、フィギュアスケートの真のファンではありません」
「彼らは羽生が何をしても正当化してしまいます」
「デニスとカザフスタンの国民に、私達日本人ファンが申し訳なく思っていることをお伝えします」
・・・・・・こんな感じですね。
カザフスタンでの羽生結弦は、「日本の恥」「不正行為を行った金メダリスト」として定着してしまいました。
カザフスケ連代表のコメント結論は「日本スケ連は、羽生のなした不正な行為に対して、出来る限りのことをした」と、スケ連のことはかばっています。
結論に至る前段階としてスケ連からの言葉も紹介されています。
「今回の一件をスキャンダルにしたくありません」
・・・・・・これが本音かなあ。真相究明よりも、なあなあで
終わりましょ、なかったことにしましょ、という結論ありきとも
見えます。
そして、スケ連は公式に謝罪し、羽生本人も謝罪してデニス・テンとの握手で
お開き。・・・・・これでいいのかな? いいとしたほうが、よいのですか?
(単純な質問です)
サッカー協会の韓国汚染とともに、知れば気味の悪い
スケ連の韓国臭。ファンが声を上げなければ、体質は永遠に
このままなんだけど・・・・・そっとしておいてくれ、ひっかきまわさないでくれと、
コメ欄に書き込んだ羽生ファンの方は、こうして結局羽生が一方的に
悪かったんだ、という結論でも文句はありません、ということなのですか?
日本とカザフスタンのスケ連が、羽生が悪かったと認めたのですが、
黙っていれば、その通りと認めたことになりませんか?
単なる質問です。
*再三繰り返していますが、お名前欄の空白Unknownや、文章の一部を名前にしたもの、「あ」や「ん」などのいかにも、やっつけ的なHNは、読まぬまま削除しています。「通りすがり」も同じく。発言には最後まで責任を持つという意思表明を兼ねて、他とダブらないような常設のお名前を工夫の上、お入りください。
必然性のない「非公開」指定もお控えくださいませ。公開非公開段階では、
文を熟読して選り分けているわけではないので
「非公開」ないしは「非表示」については
【タイトル欄に】
【非公開】と強調して表示なさってください。
長めのコメント内に書かれると見落として
表示することがあります。常連の嫌がらせさんたちも読まず即ハネています。HNを騙っても変えても解るので無駄です、念のため。
反論は大いに歓迎しますが、但し記事の「どの箇所が」「いかなる理由で」間違いなのか、「論拠を示して」ご提示くださいね。知能が一定レベルに達してない方へのコメント返しは不毛なので、ご遠慮ください。