リアルに中国からの危機が迫る中、過去上げておいた動画をもう一度上げておきます。
当時から強く懸念していたことが現実となりつつある今、後手後手にまわる日本と日本国民の低い意識を改めて思い知らされざるを得ません・・・・
流れを見ていれば、このたびの中国の動き、十二分に予想できた、というよりむしろ必然であったのに、いったい何がこの国に起こっているのか。
今後の動きも十分に予測できますが、それに対しても日本国民は意識低いまま気づかず、政府も何もしないのでしょうか。
対談 石破茂と石原慎太郎 1/4
制空権なし。
海空の連携ができていない。
日米安保
尖閣における安保の発動はない・・・・
アメリカが本気で日本を護るか、「護れない」
ヒラリーが護ると言い切っても・・・ない
最初から日米の取り決めで離島問題は日本自身でやれ
「戦争権限法」を読め
議会が「やめろ」といえばやめざるを得ないのが現状
なんで日本の離島問題をアメリカが助けるのか
NATO条約との違いを知れ
日米安保を過信するな
日米安保は対等ではない
国民は「戦争権限法」を知らない
その基本を知らずに日米安保を語れない
なぜ自衛隊が駐屯しないのか、尖閣に
軍事的にあまり意味がない(*べべこ注、当初から石破氏のこの発言にはべべこは懐疑的でしたが)
それより、あの海域で海空の実効的な訓練をしなさい
(べべこ注*その通りでしたが、この提言は今や遅かりきになりましたね)
人が住んでいることが重要
(注*石原さんのこの提言も政府も国民も無駄にしてしまいました)
総理がズバッとやるんだと言えば、それで済む話
いかに反対があろうと中国から何があろうと
知識と度胸がないと言えない (べべこ注:鳩山、菅、野田・・・言えない奴ばかり)
http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/120d0432fe36020cdbb245811eacd67b
べべこの過去記事「THE防衛プロフェッショナル」より抜粋
(尖閣をめぐる石原知事と石破さんとの対話は、今回聞き書きした内容とダブります)
本当に悪夢のような・・・。一川、田中と、ど素人防衛大臣が続いていて、日本でよく暴動が起こらぬものだと思うほど。たまたま、何もないだけで、それは僥倖に過ぎず、いったん事あれば現在の九条に縛られた日本の防衛体制とこれら木偶の坊の防衛大臣では、日本は一挙に潰え去ってしまいます。なぜ国民はかくも、無知でのんきになってしまったのか。GHQや日教組の教育のせいにしていいても、もうラチはあきません。真実を伝えること、伝え続けること。真実を知る日本人がひとりでも多く増えること。そこにしか、僅かな望みはもう残されていません。日本は今、滅びの道筋にあります。楽観的でありたいのですが、そう言わざるを得ません。(ベべこ注:今読んで悲観的な筆致に驚きますが、残念ながらその通りの流れに入ってしまいましたね)
田中真紀子さんも地金が出ましたね。本当に国思う人なら、我が亭主の器のほどは知っているはず。泣いてすがっても、殴り倒しても辞めさせるべきです、防衛大臣の拝命など。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
石原「今ほど国民が「この国は危ないな」と思っている時代はない、引き金は尖閣。
日本単独でも中国に勝てませんか?」
石破「無理ですね。特に制空権においては・・・、飛行機の性能は落ちている。パイロットの練度が高いだけ。
海上については、対潜水艦能力は強い。しかしトータルの制海権はない。ヘリコプター空母は持っているが、システムがない。飛行機が船を護衛するシステムがない」
石原「尖閣問題でアメリカは日本を守るか? ・・・守らない。守れない」
石破「最初から日米の取り決めで、日本でできることは日本でやれ。安全保障条約は自助。離島防衛は日本自身でやれということ。核兵器が要らないのだから。合衆国の戦争権限法を読むべき議会がダメといったらおしまい。ヒラリー国務長官が言ってもむだ」
石原「NATOと日米安保は違うことをなぜ識者は言わないのか」
石破「外務省も見て見ぬふり。日米安保を盲信するのは危険」
石原「国民は戦争権限法を知らねばならぬ。なんで自衛隊が尖閣に駐屯しないのか」
石破「あそこで訓練をしなさいな、海空が連携して。海と空の共同訓練をする」
石原「人が住んでいることが重要。なんで自衛隊を駐屯させ、人を住まわせないの」
(べべこ注;これに関する石破さんの答えについては当初からべべこは懐疑的でしたが、やはり住まわせておくべきだったのではないでしょうか)
石破「中国にご遠慮、と軍事的意味があるの? ってことです。海空の演習をやること」
石原「自分の国に住むのになんで、中国に遠慮するの」
石破「中国から何を言われようと、きちんと言い返せる知識と度胸が必要」
・・・・と、ここまでのやりとりでも著しく、疑問なのですが。自民党にしろ
民主党にしろなぜかくも中国に気兼ねしているのでしょう? 理由は二つでしょうか。
中国と出自的に、あるいは利害で密着した議員が中枢に居座っていること、それ以上に
しょせん核を持つ国と持たぬ国の発言権でしょうか。
(べべこ注:それと選挙時の集票、キックバックによる売国利権ですね)
尖閣に中国が乗り出してきたら、アメリカは助けてはくれません。そして日本はアメリカの救けなしに中国と闘う事はできません。・・・というごときことがこの回の結論かもしれません。
日米安保を盲信するなかれ。日米安保は対等なものではありません。
核戦争の脅威に自国をさらしてまでアメリカは救けてはくれませんね。
日米安保の過信は禁物、アメリカ軍撤退を叫ぶ連中は現実が見えない愚か者。
日本は一日も早く九条撤廃を、核を持つか、いつでも持てる体制を。原発の廃止は核の知識と技術を放棄すること。
(べべこは福島原発事故遥か以前から原発反対、そのことは口にしています。ただ、それは今ではない、むしろ今言ってはならないことです)
以下は同じくべべこ過去記事より 石原慎太郎氏と田母神俊雄氏との同テーマをめぐる対談抜粋です
「THE防衛プロフェッショナル2」
http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/e95f6365fea25b9b58e14595222c66df
対談 Part 1/5
石原「アメリカは、いざというとき、あてにならない。日本人は日米安保を信じ込んでいるが。日米安保が核戦略にいかに発動するかアメリカに聞いてみたら、発動しないという。なんで自分の防衛を核兵器を持ってやらないのだ、と言われた」
田母神「アメリカは国益に叶う範囲内でならやるが、他はやらない」
石原「日本は水爆二発で絶滅するが、アメリカが報復してくれるか?」
田母神「しませんね。核兵器というのは絶対に使われることのない兵器だと思うが、持っている国、持たない国との発言力が格段に違う」
石原「伏せているカードがエースではないと外交にならない」
田母神「アメリカは日本に核を保有させまいと、色々手を打って来る。ドイツ、イタリア、オランダ、・・・・アメリカの核を使用する条約で訓練も行なっている。日本は自ら核を持たないと言っているのでアメリカにはもっけの幸い」
石原「非核三原則は不要。尖閣には何かあっても、アメリカは来ないと明言された」
田母神「尖閣で日本と中国がぶつかったら日本を助けるかと(アメリカに)訊いたら助けるという。しかし、それで中国がアメリカに核ミサイルを使用すると言ったら、と聞いたら・・・・
アメリカ人は選択しない。自らの国は自ら守る。日本の文民統制神話は、無力。軍人が暴走すると教えることは間違い。」
石原「ワシントンを壊滅させてまでアメリカは日本を守らない」
田母神「自衛隊の箸の上げ下ろしまで文民が強制することは自衛隊を弱体化させるだけ」
石原「いざとなったら、アメリカ。そうでなければ国連が来てくれるというのは幻想」
田母神「日本で作った兵器を相手に使わせるのが実は抑止になる。自衛隊しかお客さんがいない、三菱重工とか・・・・・国際的競争力もない」
田母神「治外法権、関税自主権にばかり目が行っているが、不平等条約・・・・日本の優れた技術が持ち出された」
石原「日本なめたらあかんぜよ、と言わねばならぬのに・・・中曽根さん自身がそれを知らなかった」
田母神「武器輸出を禁止しているので・・・・・。欠陥」
石原「国家消滅・・・自分で自分のことを決められなくなった国家は壊滅する。先人の偉大な仕事を知らなすぎる。ナセル、スカルノが同じことを言った。日本のお陰で独立できた。第三次世界大戦つまり独立戦争を勝ち抜けた、と言った。あの当時は植民地主義で食うか食われるかの状況だった。食うほうに回った国々はどこも謝罪も反省もしていない」
田母神「歴史は戦勝者側が作り押し付けられる。日本が日本人自身の歴史を取り戻さないと衰退する」
日本が核を持つといえば、アメリカは阻止してくるでしょうが断固持つべきですね。最終局面でアメリカは日本を助けないと明言しているのですから止める権利はありません。持つと言い続けるだけでも抑止力なのです。ドイツイタリアは持ってないというが核シェアリングしてます。核持ち込まずなどということは問題外です。核爆弾といい、原発といい、人類は持ってはならぬものを持ってしまいました。全世界がいっせいに廃絶に向かうか、さもなくば持つべきです。核兵器は使用されない兵器ではありますが、事故はあります。原発と同様に。それで人類が滅びるとしても、人類の愚かさがもたらした業(ごう)であります。腹くくるしかないでしょう。
中国から呑み込まれたくなかったら、日本人は性根を据えて九条改正、核を持つことを国民レベルで強力に訴えるしかありません。政府は動きません。今までで証明済みです。
核を持たなくても、せめて「持たぬ」という宣言を明瞭に撤廃、「いつでも持つぞ」に切り替えないと危ないです。原発廃止などとこの時期に言っている連中は愚かの極み、亡国の徒ですよ。
人類的な意味での原発廃絶と外交としての廃絶はクリアに立て分けて論じませんと、国が滅びます。
平和を護るために核を。世界はいま、そんな愚かしいパラドックスの中にあります。
愚かしいが現実です。
被曝の恐怖からどこそこの野菜は食べる、食べない・・・・侵略の危機を前にした時、小さな小さな心配です。その小さな心配に足をすくわれて大局が見えなくなっている日本人が多いようですね。黄砂で延々と送り届けられている福島数倍のストロンチウムにも、中韓の脅威にも目が行かず、目の前の微量な放射能に怯え騒ぎ立てる愚かさ。中国が次に尖閣に旗を立てに現れようかというときに、がれき処理の拒否とか、被災地の子供が疎開先で差別にあうとか・・・情けない国民に成り果てました。侵略ということがわかっていないのです、その意味とこわさが。日本人全体が手を結んで立ち上がり護り合わねば国家がなくなり、日本人が虐殺されようかという時に、国旗と国歌への起立の是非が論じられるバカ国家ぶり。沖縄の無知と恥知らずぶり。
両方の手指に余る友好国をないがしろに、世界にたった二つの反日国へ媚び諂いお金を渡し続けるなら、それがどの政権であろうと売国政権です。自民党いつまで無反省で保守を僭称している気。自党内の売国議員を叩き出さないと自民党は近い将来、いよいよ見捨てられます。
備考 核シェアリング=
NATO内の核保有国である三カ国(フランス、イギリス、アメリカ)のなかで唯一アメリカだけがニュークリアシェアリングのための核兵器を提供している。現在ニュークリアシェアリングを受けている国は、ベルギー、ドイツ、イタリア、オランダである。
また、カナダ(1984年まで)、ギリシャ(2001年まで)、トルコ(2005年まで)もかつて加盟しており、ニュークリア・シェアリングのホスト国(核兵器の共有を受け、軍備を提供し、核兵器を自国内に備蓄する国)になっていた。
イギリスは自ら核兵器保有国であったが、1992年までアメリカの戦術核兵器の提供をうけており、提供された核兵器は主にドイツ国内に配備されていた。
(連日、長文アップです・・・。ミスタイピングや誤変換は、意味が読み取れる範囲内のものはお許しください。目はカスミ指は痛み、ということは言い訳にもなりませんが)