安倍総理のNATO本部における演説が、秀逸でした、内容も、NATOを味方につけつつの
中国牽制も。これまで安倍総理支持は基本で表明し続けて来ましたが、
考えてみれば批判ばかりで(バカ女房がらみが多かったけど)、
余り褒めたことがないのを反省、今日は褒めますだ。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2014050700012
【ブリュッセル時事】安倍晋三首相がブリュッセルの北大西洋条約機構(NATO)本部で行った演説要旨は次の通り。
日本は、第2次世界大戦後70年近くにわたり、平和国家としての道を歩み、自由、民主主義など基本的価値の実現に尽力してきた。
日本にとって、基本的価値を共有するNATOは「必然のパートナー」だ。
ウクライナ情勢で「力による現状変更」を許してはならない。全ての当事者が法の支配と領土の一体性を尊重し、最大限の自制を発揮して責任ある行動を取ることを強く求める。
北朝鮮は弾道ミサイルの発射を繰り返し、核実験実施を示唆する声明を発出しており、(国連)安全保障理事会決議に明白に違反する。
中国の対外姿勢、軍事行動はわが国を含む国際社会の懸念事項だ。軍事費の拡大は不透明な形で行われている。地域の不安定化要因とならないよう、武器などの厳格な輸出管理を改めて強く訴える。
東・南シナ海では「力」による一方的な現状変更の試みが頻発し、東シナ海では尖閣諸島周辺の日本の領海への侵入が続いている。われわれは、地域の責任ある大国として、自制的で冷静な対応を続けている。日本は「法の支配」を堅持し、航行の自由をはじめとする海洋秩序や上空飛行の自由を擁護していく。
地域や世界の平和を確保するため、日本はこれまで以上に積極的や役割を果たす意思と能力がある。
現在、憲法と集団的自衛権、国連平和維持活動(PKO)などについて議論を進めている。
現在の憲法解釈では、ミサイル防衛のため日本近海の公海で警戒に当たっている米軍のイージス艦が攻撃を受けても自衛隊は守れない。
PKOでもNATO加盟国の部隊の駆け付け警護ができない。それで良いのか。有識者の議論の報告を受け、世界の平和と安定のために日本はどのような貢献、法整備をすべきか、政府方針をまとめたい。(2014/05/07-00:44)
中国にかましておいて、集団的自衛権の必要性を訴えつつ安保法制の見直しまで踏み込んだ達者さ。 やるな・・・・。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140507/plc14050700490001-n1.htm
首相、NATO演説で中国を名指し批判 安保法制見直し理解訴え
【抜粋】
「世界の平和のため、これまで以上に積極的な役割を果たす意思と能力がある」として、集団的自衛権など安全保障法制の見直しに取り組む日本の姿勢に理解を求めた。
首相は安保法制見直しをめぐり、現行の憲法解釈の問題点を具体例を挙げて説明。こうした点について政府の有識者懇談会で議論していると紹介し、「今後、世界の平和と安定のため日本はどのような貢献をすべきか、そのためにどのような法整備をすべきか、政府方針をまとめたい」と明言した。
その上で、基本的価値観を共有するNATOは「必然のパートナー」だとして、関係を強化する考えを示した。
また、アジア太平洋地域の安保環境は「一層厳しさを増している」と強調。北朝鮮の核・ミサイル開発を「国際社会全体にとって重大な問題だ」と非難するとともに、中国に対しても、名指しで「対外姿勢、軍事動向は国際社会の懸念事項だ」と指摘した。
中国の軍拡をめぐっては「内訳が明らかにされずに不透明だ」と批判。
首相は演説で、ソマリア沖アデン湾での自衛隊の海賊対処活動に関連し、IPCPに基づきNATOと共同訓練を実施する方針を明らかにした。
首相は、理事会後の共同記者会見で、安保法制の見直しについて「(理事会メンバーに)われわれが何を検討していくかということに理解もいただき、方向性に賛同してくれた方もいた」と強調。ラスムセン事務総長は「日本がこのようなステップを取ることを歓迎したい」と述べた。
日本の首相がNATO理事会で演説するのは2007年の安倍首相(第1次内閣)以来となる。
・・・・・・・・・・・・・ 一方、国内では菅官房長官が、一種の「火消し」、鎮静、中和の談話。 急ぎつつ、しかし急いではおらぬと言わせつつ、お上手。 http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/collective_self_defense/?id=6115944解釈変更、今国会こだわらず=官房長官が明言―集団自衛権 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 集団的自衛権や憲法改正への動きを「積極的平和主義」という言葉で
総括するのも巧みです。 朝日新聞がきっと男ヒス集団と化し、中国はもうすでに
怒髪天を突いていることでしょう。 安倍総理の集団的自衛権に対しては、韓国が髪振り乱し、唾を飛ばして
非難しているけど、集団的自衛権がなければ「同盟国」アメリカの助っ人も
出来ないのだしねえ。半島有事の際の米軍に自衛隊の援護がなきゃ、
どうするの。 日本のNATO加盟説さえ唱える識者もいるようです。オーストラリアやニュージーランドの
加盟も含めて、NATOを軍事同盟に、と。 あり、かな? ラスムセンNATO事務総長(デンマーク)は国連事務総長(ウンコ食べの何処かの国)と違って、フェアだし。 余談めくけど、国連はありゃ国際連合ではなくて、戦勝の「連合国」で、日本疎外差別組織ですよねえ、実態は。自虐史観の、皇太子妃父なんかが尻尾振って接触してますが。
無能だと悪名高い韓国の潘基文なんかを事務総長に据えておくのなんか、
めっちゃいやらしいやり口だし。お付き合いはほどほどでいいです。お金もぎ取られるだけ。 それより時代はNATOかも。← はしゃぎ過ぎ? 安倍総理は第一次内閣の時から、積極的に近づいてましたね。 深慮遠謀、今実りつつあるか。 知らない人はないと思うけど、念のため用語解説を。 NATOとは 北大西洋条約機構
North Atlantic Treaty Organization あと、念のため。拙ブログ主は安倍総理信者ではなく、今までむしろ舌鋒鋭い
批判の方が多いです。でもこの現実の中での選択として、基本で支持しています。 なので、信者も幼稚でうざいけど、コメ欄に安倍総理否定論を書くときは、必ず「じゃあ、どうしたらいいのか」という代案を書いてくださいね。
罵るだけの幼稚意見は不毛なので。 否定するなら、では何党の誰が、いかなる理由でよいのか書いてくださいね。
但し現実に成就可能なレベル限定で。 拙ブログ主は現実主義者なので、とりわけバッチイ妥協と権謀術数うごめく
政治の世界に対して、理想論者のロマン(妄想とも言う)に
付き合う趣味はないのです。必然性のない非公開指定で、勝手な自己完結書き込みも
ご遠慮くださいね。非公開指定だと、言われっぱなしで反論出来ずそりゃあ卑怯でしょう? 意見表明の形としては。 双方向システムのブログに来て、常識でござんしょ? 拙ブログは、第三者への誹謗中傷や社会常識から著しく逸脱するコメント以外は基本で全て公開しています。
システムの不都合で、たまにコメントが反映されないこともあるようですが。 秘密情報とか、書き込んだら身元が危ないとか、そういう非公開ならいつでも。
うっかり公開してしまわぬよう、題名欄に非公開としてくださいね。
【備考】 個別的自衛権と集団的自衛権とは何か。 http://seiji.yahoo.co.jp/easy/ikegami/0003/ 安倍総理の「積極的平和主義」を支持します。 追記 この勢いで、中国への理不尽なODAやめて欲しいですね。
この様子を見るにたぶん何らかの勢力の圧力。 国民が盛大に声を挙げて、止めざるを得ない方向へ引っ張って行きましょう。 そして、止めてもまだ十分ではありません。
これまで、いったい幾ら中国に渡したのか、国民と中国国民へ向けて
大々的に公開すべきです。