旧稿に新たな記事を付け足し、手を入れたものです。
韓国最大の新聞社 朝鮮日報 2013/12/1いわく、
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/12/01/2013120100226.html
「世界は韓国を中心に動いていない可能性がある」
国民に警戒呼びかけ―韓国メディア
地球が宇宙の中心だと信じられていた時代があった。この荒唐無稽(むけい)な天動説が1000年以上も天文学の主流にあったことを思えば、これがいかに当時の人々に気に入られ、安心させてきたかが分かる。
事実、そのように信じても生きていくのに何の支障もなかった。だが、最近のこの国の政治家たちのように「世界は韓国を中心に回っている」と誤解し、行動するのは危険千万だ。
このところ韓半島(朝鮮半島)の外から聞こえてくる氷の割れるような音は「韓国版天動説」に対する警鐘だ。「世界は韓国を中心に回っている」と信じるのは危険千万で何の根拠もない「政治的天動説」に過ぎない。
ーーーーー転載ここまで
いやあ、韓国が世界の中心だと今まで思い込んでいたとしたら、日韓併合なんて現実には向き合いたくないでしょうが・・・・韓国にとって「植民地」などという屈辱的なものではありませんでした。植民地化されて搾取されていたと、言い張るほうが屈辱的だと思うけど、変な国ですね。
世界の中心でも、人類の文明の起源でもいいけれど、歴史は事実のみを
見ましょう。
日韓併合は韓国から要望が出た上でのことで、日本側はそれを却下した事実があります。一進会からの合邦要望ですね。一進会は当時の大韓帝国で最大の政治団体です。それが「韓日合邦を要求する声明書」として、上奏文と請願書を韓国側の総理、皇帝、日本側の統監に出したのが1909年12月のこと。
以下はその「声明書」内容。この声明書の存在はもっと知られるべきですね、日韓併合が望まれてのそれであったことの、端的な証拠なのですから。
以下声明文。
日本は日清戦争を通じて韓国を独立させ、日露戦争でロシアに食われかけていた韓国を救ってくれた。
それでも韓国はこれをありがたく思うどころか、あの国にくっつき、この国にくっつきし、結局は外交権を奪われることになったが、これは我々が自ら招いたことである。
丁未条約を締結することになったのも、やはりハーグ事件をおこした我々に責任がある。
伊藤博文公が韓国国民を見守ってくれ、太子を導いて我々韓国のためにご苦労されたことは忘れられない。
にもかかわらずハルピンの事件がおきてしまった以上、こんごいかなる危険が到来するのかわからない。
これもまた韓国人自らそうしてしまったのである。
(中略)
それゆえ劣等国民として保護されるよりは、いっそ日本と合邦し大帝国をつくって世界の1等国民として日本人とまったくおなじ待遇をうけながら暮らしてみよう。
1909年 12月4日 一進会(百万の朝鮮人会員)
・・・・・・引用ここまで
しかも、この声明書は当時の統監、曾禰荒助は「時期尚早」として却下しているのです。しかし一進会は諦めず、何度も上奏を繰り返し4回めにやっと、受け取られたという事実を忘れてはなりません。【日本側では3度断った】のです。
日本側が主張しているだけでは、説得力に欠けるかもしれないので、
韓国人の証言を併記しておきます。
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以下の記事は、ソース元は産経新聞MSN。期限切れでリンク出来ないのですが、適宜検索ワードで調べればあちこち該当記事は拾えるかと存じます。この韓国の方はとりわけ日本を擁護しているわけではなく淡々と事実を述べていらっしゃるに過ぎませんが、日本にとっては補佐資料、証言として貴重かもしれません。ご高齢ゆえの率直さと覚悟のつけ方なのかもしれません。このあいだも、もう残り少ない命だからということで、韓国の元大学教授が率直に事実を語っていらっしゃいました。
以下、巻末の田母神氏の談話を含めて、全ての日本人が心得ておくべき「事実」ですが、本当に知らないですね。教えられもしないし。
親が学んで、子に孫に伝えるべきことでしょう。
崔三然(さい・さんぜん)氏。1928年、朝鮮半島北部の感興生まれ。戦後、韓国空軍に入隊、朝鮮戦争を戦った。大学では英文学、大学院で行政学を専攻。軍の要職を歴任して1971年、空軍大佐で退役。その後、オーディオ部品メーカーの経営に参画。工業商品の品質管理機関役員、潤滑油工業協会副会長を歴任し、世界各国の経済、政治状況を視察し、韓国工業の基盤確立のため尽力した。現在、日韓両国をはじめとする幅広い世界的人材交流に取り組んでいる(鍛冶俊樹)
・・・・・・・・・・・・・・以下、記事の転載です・・・・・・・・・・・・
日韓併合100年にあたっての菅直人首相の談話について、日本統治時代を知る元韓国空軍大佐の崔三然氏(当時81)がインタビューに応じ、「これは日本の首相としては失格だ。かえって互いの信頼を失う結果になる」と危惧の念を表明した。主なやりとりは次の通り。
(聞き手 軍事ジャーナリスト・鍛冶俊樹氏)
−−8月10日に菅首相が日韓併合100年にあたっての談話を発表しました。これについての考えは?
「これは日本の首相としては失格ですよ。日本人としての立場を弁えていない。併合から100年、戦後65年も過ぎたのに、今さらどういうポジションでああいうことをしゃべっているか、さっぱりわかりません。もうこれは日本の終末ですね」
−−内容的には1995年の村山富市首相談話の繰り返しだとも言われるが?
「いやもっとひどいですよ。村山談話は単なる謝罪であって、そこから共生を目指すともいえる。菅談話は、その次に出て来るものは日韓基本条約の無効ですよ。そもそも植民地というのは15世紀から始まりました。近現代史というのは人類における植民地時代だともいえる。世界中至る所、植民地だらけでした」
−−確かに世界史の地図帳を見るとその通りですね
「アフリカなどは植民地時代が終わっても貧困からなかなか抜け出せない状態です。では植民地から近代的な経済発展を遂げたのはどこですか。韓国と台湾ですよ。ともに日本の植民地だった所です。他に香港とシンガポールがありますが、ここは英国のいわば天領でした。インドは英国の植民地として代表的ですが、インフラが整備されておらず、なかなか経済発展ができなかった。今、インドは経済発展しているといわれますがそれでも1人当たりのGDPは890ドル、識字率も64%に過ぎません」
(注;日韓併合は植民地の概念には該当しないというのが拙ブログの立場ですが、崔氏の文脈における「植民地」という言語に抵抗感はありません。以下の崔氏の言葉を読めばなおさらに)
−−韓国と台湾は日本統治時代にインフラが整備されていたと?
「戦前、鉄道、水道、電気などの設備は日本国内と大差なかった。これは諸外国の植民地経営と非常に違うところです。諸外国は植民地からは一方的に搾取するだけでした。日本は国内の税金を植民地のインフラ整備に投入したのです。だから住民の生活水準にも本土とそれほどの差がありませんでした」
−−教育はどうでしたか?
「私は日本統治時代の教育も受けました。当時、日本国内で行われていた学校教育と差がありませんでした。また日本の陸軍士官学校には朝鮮人の入学を認めていました。当時の諸外国では自国の陸軍士官学校に植民地の人間の入学を認めたりしませんでした。つまり日本は教育においても差別をしていなかった。当時の諸外国は本国と植民地を明確に差別していました。植民地とは搾取の対象として経営するものであって差別されて当然でした。日本は差別をしないように併合したわけで、いわゆる諸外国の植民地支配とはまったく違っていた」
−−諸外国こそ謝罪すべきなのに日本ばかりが謝罪しなければならないのはどういう訳でしょうか?
「今ごろになって植民地だとか侵略だとか言っていますが、これには中国の戦略が背景にあるのです。中国の戦略は日本の再起を不能にし、日本が韓国や台湾と連携するのを阻止することです」
−−そういえば日米同盟や米韓同盟はあるのに日韓同盟や日台同盟はありません。日韓などは米軍基地の位置関係からみれば事実上同盟国といっていいほど近接しているのに同盟条約は結ばれていません。
「日韓同盟こそ中国や北朝鮮が最も恐れている同盟です。だからこれを抑制し妨害するために中国は全力を挙げています。それに対して日本は対応を誤っていると言わざるをえません」
−−日本が謝罪をしないから両国の溝は埋まらないなどと言っていますが、村山談話以降も日韓関係も日中関係もかえって悪化しました。韓国は竹島の領有化を進めてきましたし、中国も前よりも一層、歴史認識問題を持ち出すようになりました。
「日本人は謝れば、韓国や中国、北朝鮮が許してくれると思い込んでいるようですが、大きな間違いです。はじめから狙いは別の所にありますから、もともと許す気などない。中国の大戦略は日米韓の連携を極力抑え込むことです。だから歴史問題をことさら大きく見せかけて大ぼらを吹く。私が勉強した所ではそのどれも大した問題ではない。たとえば東京裁判のA級戦犯は日本の国内法で赦免されている。赦免された以上、もはや犯罪人ではありません。つまり日本にはA級だろうとB級、C級だろうともはや戦犯はいないのです。にもかかわらず、A級戦犯が合祀(ごうし)されているから靖国神社に行くなと言うのはこじつけです。
講和というのは過去とけじめをつけることです。日中平和友好条約とか日韓基本条約を結ぶということはこれで過去の問題を清算し仲直りをするという約束であり、過去を蒸し返したりするのはおかしいのです」
−−日本政府は韓国への「補償」問題を見直そうとしているようです
「日韓についていえば、過去のあらゆる補償問題は解決済みです。だから見直す必要などない。ところが日本人は潔癖症だから相手が少しでも文句をいうと、また謝って金を出そうかという話になる」
−−潔癖症がかえってあだになっているわけですね?
「日本人の道理とか正義感は大陸ではまったく通用しません」
−−具体的にはどういうことでしょう?
「日本人の持っている倫理、正義、道徳、順法精神などは人類普遍の価値であり、とても秀でています。日本国内ではこれらの価値は尊重されよく守られています。ところが日本を一歩外に出ると泥棒や詐欺師がいっぱいですよ。そのことに日本人は気付いていない」
−韓国では、どうですか?
「朝鮮半島はいまだに南北に分断されたままです。つまりいまだに戦争状態です。だから北朝鮮はしきりに韓国に対し政治工作を仕掛けます。そういう状態を日本の政府はどれだけ理解しているのか。そこを理解せずにただ日本が頭を下げても日韓は決して仲良くなれません。日本が頭を下げると日本の体面は丸つぶれになります。大陸や半島では体面やメンツはとても大切なものでこれを失えばどんどん侮辱されます」
−−日本では体面とかメンツという言葉はもはや死語です。
「日本では頭を下げれば謙虚な人だと尊敬されますが、大陸や半島ではどんどんやられます。結局日本人は内心、韓国人を嫌うようになります。かえって互いの信頼を失う結果になります」
−−そういえば最近のことですが、こんな話を聞きました。ある日本人の女性社員ですが、韓国の会社との契約をまとめるのに成功しました。それは良かったのですが、商談が成立した途端、韓国人の男性社員が『日本は過去の問題について謝罪していない。けしからん』とまくしたてたそうです。相手は大事なお客さまですから言い返すわけにもいかず、黙って聞くより仕方がなかったけれど、内心韓国をとても嫌いになったそうです。そのことを年輩の日本人男性に話したところ『だから韓国とは付き合わない方がいいんだ』といわれたそうです。
「それこそまさに中国の思うつぼです。中国の戦略の狙いはそこにあるのですから」
−−日本はやたらに頭を下げるべきではないわけですね?
「世界的にみると植民地支配を受けた側には恨みや憎悪もありますが、逆に宗主国に尊敬の念を抱く場合もあります。インド人が英国文化に尊敬の念を抱いたりします。台湾や韓国でも『あの時代はカギも掛けずに夜寝られた』という年輩の人はたくさんいます。しかし若い世代はそんな時代は知りませんから、憎悪の感情だけが先走ってしまう。つまり日本が謝罪するとこうした日韓の根底にある古き良き思い出が消されて、憎悪だけが残るのです。日本だって米国に原爆を落とされ、占領されて米国に対する憎悪の感情はあるでしょう。しかしそんな過去の恨み節ばかり言っていたらどうなりますか。日米関係は悪くなりますよ」
−−そういえば最近、米国に原爆投下の謝罪を求める動きがありますね。
「中国はとにかく日本を孤立させようと躍起です。ああいうやり方は結局中国のためにもならないと思いますが、中国は外国を抑え込むことばかり考えていて、自国を改革しようとはしません」
−−中国国内にも問題山積なのに、その認識すら危うい感じですね?
「北朝鮮問題でも陰にいるのは中国です。中国は6カ国協議の議長国ですが、この協議で何の成果がありましたか。北朝鮮に核ミサイルを開発する時間と支援を与えただけです。そして北朝鮮が韓国の哨戒艦を撃沈して40人以上の韓国人が犠牲になったのに、中国の反対で国連で制裁も課せられない。こんなやり方をしていたらやがてどこの国も中国を信用しなくなりますよ。こんなやり方はかえって中国の足かせになるのですが、そこを中国は理解できない」
−−そういえば米国の中国への対応も変わってきたように感じます。南シナ海でベトナムと合同軍事演習をやり今度は黄海で韓国と合同軍事演習をやると言っています。中国は反発していますね。ついこの間まで中国に気を使っていた米国ですが、ここに来て様変わりです
「韓国でも実際は中国の脅威をひしひしと感じているのですよ」
−−北朝鮮と中国の関係はどうなんでしょうか?
「今北朝鮮を支配している連中は、要するに中国の馬賊・匪賊(ひぞく)ですよ」
−−そうなんですか!
「金正日の父親の金日成は戦前、満州人として育ったのです。本名は金聖柱、朝鮮語よりも中国語の方が堪能で、匪賊として荒らしまわっていた。1945年に朝鮮北部を占領したソ連軍によって、すでに抗日の英雄として伝説になっていた金日成将軍に仕立て上げられたのです。つまり偽金日成です。本当の金日成将軍は私たちが少年時代に朝鮮北部でうわさを耳にした人物ですが、当時33歳の若造だった金聖柱のはずはない。本当の金日成は日本の陸軍士官学校を21期で卒業して後に独立運動に転身した金光瑞だといわれています」
−−旧ソ連が抗日英雄伝説を利用したわけですね?
「中国にいたチンピラみたいのが今の北朝鮮を支配しているのです。だからまともな政治などできるわけはないし、経済はメチャメチャです。ところが韓国の今の若者の中には北朝鮮にだまされて正しい政権だと信じている者が少なくないのです。嘆かわしい限りです」
−親北派ですね?
「そうです。世論の動向次第では親北派が主導権を握り北朝鮮中心の南北統一もありうる情勢です。もしそうなったら大変なことです。これを阻止するためにも日韓は連携を強めなければいけないと思います」
−−今日はありがとうございました。
・・・・・・・・・・・・・・・転載は以上で終わりです・・・・・・・
大変な知性で、俯瞰で冷静に日韓をご覧になっていますね。
むしろとっちらかった日本人に、聞かせたい言葉の数々です。
「生活者の日本統治時代―なぜ「よき関係」のあったことを語らないのか」呉善花 著
http://www.sanko-sha.com/sankosha/editorial/books/items/573-1.html
「日本統治時代を肯定的に理解する」朴贊雄(パク・チャンウン)著
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4794217757.html
「朝日新聞が報道した「日韓併合」の真実 韓国が主張する「七奪」は日本の「七恩」だった」水間政憲 著
http://www.excite.co.jp/book/product/ASIN_4198629900/
「肌感覚」としての日韓問題 〜憎い恋しい、恋しい憎い日本〜
http://tomiyo.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-5ad4.html
(高橋とみよさんブログ)
日本統治時代を知る元韓国空軍大佐の崔三然氏が語る日本への憂国の思い
【鍛冶俊樹】菅談話〜元韓国空軍大佐の嘆きと憤慨[桜H22/9/3]
崔三然氏が証言する、慰安婦は高給取りの売春婦だった
h ttp://www.sns-freejapan.jp/2012/06/01/1552/
田母神俊雄氏が語る 日韓併合100年 本当に韓国を貶めたのか.mpg